ル・マンは本当に面白い

2017年06月18日 | モータースポーツ
ル・マンは本当に面白い。
いつも、記録よりも記憶に残るレースを生み出してくれます。

今回はあまり見られなくて、PCの前に戻って来たときには
ポルシェ1号車以外のLMP1が全てトラブルで後退したあとでした。

これでもし1号車にトラブルが起きたら、LMP2が総合の表彰台を独占するかも!
と思っていたら、本当にトラブルが起きてしまいました。

マシンを止めるロッテラーさん・・・そんな。


そして総合トップになったのは、映画界で有名なあのジャッキー・チェンさんのチーム。
ってことは、中国籍のチームですか? 優勝したらこらまた快挙だ。

それに続いていたのは、今年LMP1から2にクラスを変更したレべリオン。
ワークスを差し置いてレべリオンがついに総合優勝を果たす姿が見られるかも!

それから色々あって順位の変動もありましたが、
結局優勝したのは追い上げてきたポルシェの2号車。

ポルシェさんには悪いけど、
LMP2が総合優勝するという歴史的快挙が見られなかったのは残念でした。


そして本当に熱かったのがLMGT Proクラス。
相変わらず最後の最後まで超接戦。最後までテール・トウ・ノーズってどうなってるんだ。

トップのコルベットに2位のアストンが仕掛けて失敗した時点で勝負あったかと思ったけど、
コルベットのタイヤが壊れて最終コーナーで逆転!

そこでチェッカーが・・・出ずにもう1周しなければならなくなってコルベットが大ピンチ。
もしここで止まってしまったら、去年のトヨタと同じで失格になってしまうのでは?

左フロントタイヤを失ってボディーにもダメージを受けて
リタイヤしてもおかしくない状態でしたけれど、なんとかチェッカーまでたどり着いてくれました。

本当に危ないところでした。

その1周の間に3位だったフォードに抜かれて3位でしたけど、
最後の主役は完全にコルベットでしたよ。


こんな面白いレースを見ないなんてもったいない。
今回は事前に準備ができなくてちゃんと見られなかったので、
来年は観戦体制をしっかり整えようと反省しました。