無知の知

ほたるぶくろの日記

神気を感じるとき

2010-05-08 20:12:55 | 日記

今日もいい天気でした。五月晴れというのにふさわしい一日でした。私は最近空が壮絶にきれいだと思っています。帰宅時の陽が落ちた後の透き通るような宇宙青(造語です)の空には陶然としています。

駅への道筋に大きな椎と楠が両側にある、不思議な雰囲気のあるところをを通って行きます。とても大きな樹木で、今は美しい若緑の葉を茂らせています。その一角はちょっとしたベンチなどを設けた小さな広場などもあり、散歩の途中で一休みしている方や優雅な読書を楽しんでおられる方がいたりします。小さな森のようで、近くを走る電車の音がしていますのになぜか大自然を感じます。さまざまな鳥の声も聞こえてきます。なんとなくですが、土地の精霊(?)のような何かを濃密に感じるのです。ほんの100mほどのその道筋ですが私には奇跡の場所のように思えます。こんな都会にあっても大きな樹木たちはこれだけの空間をつくりだすのですから、沖縄の御嶽などはさぞかし神聖な気に満ちたものであろうと想像されます。伊勢、白山やさぞかし。

近くの氏神様の境内ではお神楽の練習が毎夕7時くらいから始まります。それぞれお仕事を終えられてから集まって練習されているのでしょうか。2時間ほど「ピーヒャラ、どんどん」が聞こえています。例大祭まで後半月ほど、練習も佳境にはいっているようです。