先日某テレビの番組で某国の様子が放映されたようです。私は観ていませんので、詳細はわかりません。放送予定という番宣を観ました。日本の約十倍くらいの人口があって、この数十年で資本主義経済が導入されました。かねてより貧富の差のあること、汚職が蔓延していることなど知られていましたが、今や貧富の差はさらに拡大し、人々の欲望が巨大化しているのでしょう。
心ある人々が嘆くような事態が多くなっているのかもしれません。そしてこの番宣を観て、やっぱりという感じがしました。また、こうした動きのあることが大変頼もしく、有り難いことだと思いました。彼の国の人々が自分で気づき、正して行くことが肝要です。
「宝の持ち腐れ」を憶い出させる出来事が最近身の回りによくあります。
持っているだけではどうしようもありません。聖書の中にもそのような一節があったかと思います。適切に使って行かなくては何のために持っているのか?これは財産のことだけではなく、能力もまたしかり。体力も知力も技術も持っているだけでは何にもないのと同じです。
そのことを改めて良く噛み締めますと、つまり動いて何かをしなくては何にもならない、ということです。当たり前すぎる当たり前のことなのですが、心に留めて生きて行きませんとついつい持っていることに胡座を書いている自分に気がつきます。油断は禁物だと自分に言い聞かせています。