山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

産業技術研究所の視察。

2012-06-14 14:58:36 | 議会報告
今日は朝からいいお天気ですね。
気温は温度計は30度を超えていましたが、湿度も低く、風もあり、清清しい1日でした。
遠くには入道雲も見えていました。夏ももうすぐですね。

今日はご膳中、議員団による市内視察で、京都リサーチパークの一角にある、京都市産業技術研究所を訪問しました。


【外観】

この施設は平成22年10月に、それまであった工業技術センターと繊維技術センターを統合し、新設をされました。(統合前の工業技術センターと、繊維技術センターは2008年2月に視察をさせていただきました。その時のブログ。)統合されて、2年弱になりますが、初めての訪問です。

まずはホールで概要の説明をいただいた後、早速、見学へ。


【染織デジタル化実験室】


これは新しい技術を使って布に印刷をするプリンターのようなもの。
まだ、試験段階ですが、世界に一台しかない機械です。


佐々木酒造と共同開発された「白い銀明水」という、酒造りの技術とバイオ技術をミックスした新しい飲み物。
ノンアルコールの甘酒のような・・・マッコリのような・・・でも冷たくて美味しかったです。


【陶磁器成形実習室】
ここでは1年間かけて陶芸の技術を学び、生業として焼き物をしていく人材を育成しています。年間の定員は15名です。


【手書き友禅実習室】
担い手が不足気味の手書き友禅の担い手の育成をしています。


【製織実験室】


【製織実験室】
老朽化する織機のメンテナンスや新技術の開発などを行っています。


【知恵産業融合センター】

京都の強みは何でしょうか?
それは多くの大学が所在し、人口に占める学生の割合が日本一の街であると言うことに起因する「人材」です。敢えて「人財」と標記します。
広くまとまった土地がないこの街において、大きな工場を誘致することはほとんど不可能です。また、最近はグローバル化が進み、大型工場、生産拠点の海外進出が著しくもあります。
だからこそ、京都では研究、開発の知恵産業に力を注ぐ必要があります。
業界の垣根を越えてそれぞれが持つ技術を融合させ、新しい技術を生み出す。
それが京都の成長戦略でもあります。

京都市産業技術研究所は今後、独立行政法人化の議論が進んでいきますが、「ものづくり中小企業への技術支援」「新産業創出への挑戦」「伝統産業分野進展への支援」という役割を充分に果たしていく必要があります。


それではまた。


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