ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

たんじゅん田圃の稲刈り終了

2016-10-02 22:40:56 | 本日の作業

20161002

たくさんの皆さんにブログ閲覧してもらっているのに、2日間、開店休業が続いてしまって申し訳なく思っています。またブログ投稿を元通り再開しますのでよろしくお願いいたします。

お休みになってしまったブログの原因は。そうです、簡単に言えば疲れです。まだ62歳なのに、云い方を変えるともう62歳とも云えます。疲れが出たのでしょう。でも私は出たり休んだりというか、いろいろ前からの予定があって出られなかったのですが、75歳のSさんは毎日の事だったはず。私が疲れたなんて云っていられない。それほど今回の稲刈りは苦労したというか、手こずったのでした。

といっても私はまだたんじゅん初心者で、云ってみれば若葉マークの初心者。昨年の稲刈りの頃はここにいませんでした。昨年もいろいろ大変なことがあったように聴きますが詳細は存じません。

今年も作業日が限られる中で調整が大変でした。

まずSさんのスケジュール。全国を走り回っている人ですので、自宅にいる日でないと稲刈りはできません。次に応援者の日程です。有力(?)な助っ人は私を含めて2名。必ずしも2人揃わなくても作業は可能ですが、やはり男手があるのとないのとでは大分進捗が違うでしょう(自分で云うなと叱られそう)。それと焼き芋農家のモモちゃんが応援に駆け付けます。それとタフさで尊敬されるWさんも忘れてはいけない。こういったメンバーのスケジュール。次に何といっても天気と田圃の水の状況です。今年は当地では雨も多く、天気予報を日に何度も見る生活は久しぶりでした。雨が降り続くと田圃の水の状態はふりだしに戻ります。天気の様子と田圃の乾燥状態を見ながら、「まだまだ」「今だ」を判断します。更に収穫した籾(もみ)を玄米に籾摺りしてもらっているのですが、籾摺りが可能かどうかも関係してきます。稲刈りの日は籾摺りへの受入可能日でなくてはなりません。お米(籾)は収穫して袋に詰めたままだと熱を持つのだそうで、そうなるとコメの品質劣化になるという話です。そのため脱穀をしてもらえる日程も横目で睨みながら決行日を決めていく必要があります。

9月28日 ;動き始めたコンバインが途中でプスン。水分(朝露)の多い稲を取り込みすぎてコンバイン停止。この日は稲刈りをサッと断念し、草刈りが大変だという知人の応援にSさんと助っ人2名で応援に駆け付けた。稲刈りはこの日はせず。

9月30日 ;露が残る早朝は避けて9時作業開始。水引けが比較的早い、田2・田3をコンバインでダーッとやってしまう・・・つもりでしたが、稲を刈り取って籾にする段階で重要な工程となる部分でのコンバインのチェーンが外れてしまいました。チェーンを1セット詰める補修に時間が取られ、コンバインが動き始めた昼過ぎからは2・3の2枚の田圃しか刈取りができませんでした。午後にはモモちゃんが応援に入り、手刈りで水分の多い田1で刈取りを始めた。夕方籾摺り協力いただく農家に籾を搬送、1回目

10月1日 ;午前中私は都合で応援できず。焼き芋農家のモモちゃん夫婦が応援に入ってくれたようです。4名で午前中少し水のある田1を手刈りしていたようだ。午後から私が応援に入り、モモちゃんご主人は都合があるのか戦線離脱。当初は私も手刈りに入り、4名で手刈り稲刈り。稲一列刈りをするバインダーを貸して下さるという方があり借用。少し水が残る田1にバインダーを持込み作業開始。しかし水の残る土に輪を取られ、また長靴を取られ難儀。比較的土が硬い西側から1列ずつ作業をするが思うほど効率は上がらない。W・モモちゃんチームは田4に場所を移し手刈りでコツコツ作業中。夕方5時30分となり、日没再試合。

10月2日 ;私は午前・午後とも参加できず。夕方刈取り終了を知らせるWさんからのメールが着信。詳細は2日夜時点では不明。コンバインが入ったとしても水の残る田圃できっと悪戦苦闘したと想像するのは容易だ。「ご苦労様でした」ではなく、「苦労しましたね」が挨拶になるような、ぬかるみ田圃との格闘の数日間でした。翌日からまた雨の予報です。メンバーの皆さんと共に喜びあいたいと思います。プロ野球優勝チームでメンバー全員がピッチャーズマウンドに駆け寄り、喜び合うようなシーンが見られたのではないでしょうか。そこに居なかったことをとても残念に思います。

来年もメンバーが揃って稲刈り作業をすることができるといいのだがと思った事でした。