20170530
前日のブログにも書いたのだが、早生のタマネギはほとんど倒伏していた。タマネギの収穫サインだ。この日は16時頃までほぼ1日、音訳ボランティアの日だったので、帰宅後早生のタマネギを収穫した。見出し画像を見て頂ければ判るが、球が小さい。比較的大きなものも時々あるが、大きくても市販されているタマネギに比べ球は小振りとなる。
たんじゅん農では常識だという。いやたんじゅん農で栽培するタマネギは当初は小振りのタマネギになるらしい。
Sさん曰く。
肥料栽培なら肥料を与えればタマネギは育つものの、しかし軽くて傷みやすいタマネギになる。一方、無施肥であれば、球は小振りになる(スープ用には丁度いいという人も)。表層の糸状菌の世話をしてばかりでは小さいタマネギはできるが、いいタマネギにはならない。ポイントは中・下層の微生物の世話。通常で表層から中下層の充実を待っていたら数年かかるという。中下層まで充実してくるとしっかりしたタマネギになり、味も良くなる。
中下層を1~2年で育成するには、①カモマルチ法と②アモウ法がある。カモマルチは既にたんじゅん農法では有名な中下層の育成法。アモウ法とは半嫌気性菌に鶏糞・米糠を併用して中下層の充実を図る方法だ。中下層を豊かにした後、上を育てると一般には1~2年で土壌改良が可能となるという。こういった畑でタマネギを育てると堅い充実したタマネギが収穫できる。
早くこうなったらいいのですが・・・・。今、自宅脇の畑で試行錯誤中。