ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

タマネギの収穫と固さ

2017-05-31 09:30:00 | 根菜類

20170530

前日のブログにも書いたのだが、早生のタマネギはほとんど倒伏していた。タマネギの収穫サインだ。この日は16時頃までほぼ1日、音訳ボランティアの日だったので、帰宅後早生のタマネギを収穫した。見出し画像を見て頂ければ判るが、球が小さい。比較的大きなものも時々あるが、大きくても市販されているタマネギに比べ球は小振りとなる。

たんじゅん農では常識だという。いやたんじゅん農で栽培するタマネギは当初は小振りのタマネギになるらしい。

Sさん曰く。

肥料栽培なら肥料を与えればタマネギは育つものの、しかし軽くて傷みやすいタマネギになる。一方、無施肥であれば、球は小振りになる(スープ用には丁度いいという人も)。表層の糸状菌の世話をしてばかりでは小さいタマネギはできるが、いいタマネギにはならない。ポイントは中・下層の微生物の世話。通常で表層から中下層の充実を待っていたら数年かかるという。中下層まで充実してくるとしっかりしたタマネギになり、味も良くなる。

中下層を1~2年で育成するには、①カモマルチ法と②アモウ法がある。カモマルチは既にたんじゅん農法では有名な中下層の育成法。アモウ法とは半嫌気性菌に鶏糞・米糠を併用して中下層の充実を図る方法だ。中下層を豊かにした後、上を育てると一般には1~2年で土壌改良が可能となるという。こういった畑でタマネギを育てると堅い充実したタマネギが収穫できる。

 早くこうなったらいいのですが・・・・。今、自宅脇の畑で試行錯誤中。

 


この日午前の自宅脇畑

2017-05-30 06:00:00 | 果菜類

20170529

28日は自宅に思わぬ来客があり、この日は予定変更。この日の予定も含め29日にいろいろな定植作業を行うことに。

自宅脇の畑、朝の

 

巡回から

キュウリ(サカタの美咲) ;(見出し画像参照)うまく活着してくれたようだ。葉も生き生きしている。が、葉の表面に”ハダニ”のように見えたが、触ってみると外部から葉に付いた虫や埃ではなく、葉そのものに付いた斑点のようなものでした。何か病気のような可能性もある。あまり詳しく調べる必要はないかと思っている。でも原因が何か知りたいところだ。栄養分の不足とか何か根の方でのトラブルとか。病気も原因がわかると農薬や追肥以外で対応できるものは対応したくなってしまう点もある。でもまあ、第1関門の植え痛みや活着はクリアーできたかと思う。

下の画像も同じキュウリ「美咲」。こちらも活着してくれたようだ。こちらは細かい斑点は見られない。

畝の除草をしている時に、前年トマトの栽培をした場所に新しいトマトの芽が出ているのを発見。もちろん種まきした覚えもないので、前年のこぼれ種だと思われる。今年の定植苗との違いも見られるかと目印の支柱を立て、このまま様子を

見ることにする。撮影する時には気付かなかったが、苗の隣にアオムシの子供が居たんだね。

大きめの親芋を処理に困り埋めた場所に、芽が出てき始めた。こちらも思わぬ拾い物かも。水を充分与えないつもりなので、サトイモには厳しい夏との栽培競争になるかも。

カボチャもこのといよいよ増してきた暑さの応援を得て、とても元気でした。敷き藁をして蔓の方向をイメージしている形に誘引。

その他では、タマネギ。早生タマネギについては全て倒伏したので収穫・保管して必要に応じて料理していく段階に。

更には、先日定植のツユムラサキはやはり元気なく弱ってしまうかもしれない。

その後、午後からの定植作業はまた機会を見て後日アップするとしましょうか。


定植初期の苗とズッキーニ交配

2017-05-29 06:00:00 | 果菜類

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27日付のブログで書いたダイコンの葉が食い千切られている話とズッキーニの受粉を行った話の続編という事でご一読ください。

ダイコンの葉が鳥にいたずらされたような形跡で千切られてしまったその後です。ダイコンの周辺に育苗ネットで育てていた苗を1株ずつ植付けました。ピーマン・モロヘイヤ・キャベツ・ツユムラサキ4株です。

モロヘイヤの苗です。これはうまく活着できたのではないでしょうか。茎や葉もイキイキして風に揺れています。

キャベツは一昼夜ですでに食害が見られます。このあたりを除草した時に、アオムシが出てきました。これから蝶々になろうとする虫にはキャベツなどは格好のご馳走でしょう。

虫の寄って来ない土づくりを急がないといけないなと思うのですが、ご覧のとおりです。

そして下はツユムラサキです。定植までは屋内の育苗ボックスにあった苗4株です。

下の画像はその1株をアップにしたもの。

この画像撮影の時にはまだよかったのですが、翌朝見ると葉が白くなり萎れるような様子が4株とも見られました。あるいは水切れかと4株中の2株に水を与えてみました。

自然農の方の苗定植の様子を伺ったり、ネットで見るとやはり栄養分の不足させている畑に定植する場合は、いかに苗をガッシリ育て、若苗状態でタイミングを選んで定植することを重要視しているようです。苗作りの際から厳しい環境に出される苗の事を考えて、あまり安易に水をやったりすることが無いように育苗する必要があるなと改めて考えさせられました。

それとズッキーニで交配した花の実がグッとズッキーニらしくンあってくれました。(見出し画像にも同じ画像を貼り付ける)

受粉した翌々日にはこのような形になるのだから植物の世界は速い。雌花が付いたらなるべく早く交配をしていきたいと思いました。未授精雌花のところにはいつまでも大きくならないズッキーニのミニチュアのような実が残っていたりします。こちらもタイミングを逃さぬようにサッと処理していく事が大切ですね。


エダマメ播種

2017-05-28 06:00:00 | 育苗

20170527

エダマメは夏の食卓には必需品です。昨年は秋になって大豆がたくさんの豆を付けていたので、未熟豆をエダマメとして食べましたが、盛夏には畑のエダマメは食べることができませんでした。今年は何としてもと力が入ったのですが何故か発芽してきません。

原因は催芽段階の管理の問題だと認識しています。

春先、催芽の後半は催芽器の中にカビが発生してしまいました。アルコール消毒(焼酎スプレー)で何とかその時期は乗り切ったのですが、初回エダマメの催芽の際には1昼夜浸水処理をして種が少し柔らかくなってしまった事、更に種豆が高湿度30℃というカビの喜ぶ環境にしていたのでアッという間にカビが再発生してしまいました(下画像 5/7撮影)。

”カビも微生物”と発芽兆候を確認せず(通常は根が出始めるなど兆候があったものを育苗へ)、カビの胞子のみを除去し、種豆を直接畑に播種したのです。そのエダマメが20日近く経過したのに発芽してきませんでした。まったくの失敗です。

そんな経緯があり、エダマメ2回目リベンジは26日にセルトレイに播種しました。そのココロは、この時期が春先の温度が上がらない時期とは違う事や催芽器のカビ問題に懲りたこともあります。36穴セルトレイに1粒ずつ種まきしました。(見出し画像がこの画像)

今年は盛夏時期に”一番搾り”を片手に自分のエダマメが食べたいですからね。

とはいえ、85日タイプのエダマメですので予定通りにいっても、お盆明けの8月19日頃が収穫適期になるスケジュールです。7月は枝豆を買うしかないですかね(笑)?

 


犯人は鳥か?!

2017-05-27 06:00:00 | 病害虫や鳥獣

20170526

この日は昨日からの雨が未明に上がったようで、天気は曇。畑にはチップが入っているお陰で畑に入ることはできます。見出し画像はこの日、昼前の雨上がりの空。降雨量は最寄りのアメダスで22mm、80坪の畑だとすると2.6tの水を散水したことになります。久し振りの雨らしい雨で、草と共に作物もホッと一息と云ったところでしょう。

雨の後、畑を巡回していると見つけました、ダイコンの天敵はどうも鳥だったようです。

20ケ所に3粒ずつ種を播きましたが、発芽しても苗が間もなく苗が無くなっていたのです。もちろん全てを鳥にやられたわけではないでしょうが、今回の葉の食い千切られ方は鳥です。ネキリムシはここまでの事を一晩でするとは考えにくい。虫を捜しに来た鳥のいたずらだと思われます。

ネットやキャップを被せることも考えましたが、まあこれに懲りずにまた種や苗を播いたり植えたりしていくしかないでしょう。

下はズッキーニの交配作業。最初は雄花ばかりでしたが、ここへ来て雌花も花をつけてきましたので行いましたが、どうでしょうか。