ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

ニンジンの葉の対称性

2017-12-26 06:00:00 | その他

20171225

先日、久し振りにSさんの話を聞く時があった。

「力があってあまりストレスもなく育つニンジンの葉は左右対称に葉が付いている」「畑が出来ているかどうかの指標にもなる」という話を聞いた。

私の畑は現在畑作りの最中という状態なので帰宅して畑のニンジンを見てみた。

結果から申し上げると左右対象のモノと非対称のモノが入り混じっている状態でした。作物記録のノートをバックにして撮影したのですが、ちょっと影が気になりますね。7:3位の比率で左右対称の葉が多かったようです。

こちらは左右対称の葉

同じ株の葉の中にも、下のように一部非対称の葉も見られました。

面白いものですね。

ネットで調べてみると、野菜の健康性について比較する部位を”葉”としている報告も観られました。以下、自然農法国際研究センターより引用。

******************************************

健康な作物の特徴

葉のつき方・並び方に乱れがなく、ムラのない生育をしている。
対称性に優れていて、葉脈や開葉角度などの左右・同心円的な整合性が高い。
葉は柔らかな厚みがあり、やや小ぶりで立っている。また、照りのある鮮やかな緑色をしている。茎はやや太めで、徒長していない。
根はたくましくて量が多く、根張りが強い。

ニンジンは輪切りにした時の切り口の状態から健康かどうかを判断していました。

葉が左右対称かどうかで健康な野菜を判断する例はダイコンの葉で行っています。

他には葉の葉脈の対称性でみるサトイモの葉、房が均等に並ぶ輪切りしたミカンの実 などで健康性をみているモノが見られました。

 


クリスマスイブのシャンパン

2017-12-25 06:00:00 | 雑感

20171224

この日はクリスマスイブ。巷では楽しいクリスマスだ。我が家は明日が誕生日なので手作りのケーキはメインが明日のため、この日は普通の夕食。

しかし巷では楽しい日なのに、というのも寂しい限りなのでシャンパンを開ける事にした。しかしこのシャンパン、まだ私が現役の頃に社内販売で購入したもので何と1996年のヴィンテージ・シャンパン。21年前のヴィンテージで当然温度変化に気を付けていたけれど、なかなかの高額品で飲む機会がなかったノモ。4年前に引越しをしてからはずっと冷蔵庫に保管されていた。

ペリエジュエ ベルエポック ロゼ 1996 750ml

もう長く冷蔵状態であったので、傷んでしまっているかと心配しつつ開栓したのですが、例の「プシュッ」という音がしてまだまだ元気でした。開栓後は飲み終えるまでグラスの底から出続ける泡が弱かったのとシャンパンの特徴である澄んだキレの良さが本来のモノではなくなっていて残念でしたが冷蔵で長置きしてしまった管理の悪さから来たものと思われるので致し方なし。自業自得!

ネットで調べてみると直近のヴィンテージでも4~5万円はする、ワインファン流涎の1本です。

実は私、現役時代(若い頃)の専門はワインでした。

野菜と関係ない話で失礼!


冬至

2017-12-22 06:00:00 | 季節・暦

20171221

冬至、太陽が最も低いコースを通る時期。そのため昼の長さが1年で最も短くなり、日中の影は長く伸びる。自宅脇の畑は現在約半分が日陰となってしまうが、これよりは少しずつ太陽は高くなり、春に向かって動き始める。畑の新しい年が始まる。

昼の長さは9時間50分、夜の長さは13時間10分。当地の日の出は 6:51、日没は16:41です。

一陽来復 ;1年で最も(北半球では)日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということです。これゆえ、冬至は太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝いが盛大におこなれていたという。中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日で、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意味から、”一陽来復”と云い、冬至を境に運が向いてくると云われてきました。

旧暦では冬至が暦計算上の起点となります。

昔から、この時期、寒さを乗り切るために、栄養価の高いカボチャを食べ、柚子湯に浸かり、無病息災を願います。

 

これよりは・・・・。

冬至にゆずを浮かべた湯舟に入浴するという習慣は、江戸時代からあったそうです。ゆずはビタミンCを多く含み、体内の毒素を解毒する効果もあるため「ゆず湯に入れば風邪を引かない」ともいわれていました。なぜ冬至の日に入るかというと、湯治と冬至、という語呂合わせだと言われています。また、身体が健康であれば融通が利くと言う事で、ゆずと「融通」をかけたものという説もあります。風邪予防に是非、ゆず湯に入っておきたいですよね。

冬至 に「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといいます。にんじん、だいこん、れんこん、など「ん」の付くものを「運盛り」と呼び、縁をかつぎ、栄養をつけて冬を乗りきるという生活の知恵でもあります。かぼちゃも、別名の「なんきん」から「運盛り」の一つ。「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われるほど栄養豊富なかぼちゃもこの時期食べたいですね。


ゴマのゴミ取り

2017-12-20 06:00:00 | 果菜類

20171219

ゴマの収穫をしたのは11月上旬でした。その様子はこのブログに11/4付で掲載していました。詳細はこちら。この時にはゴマの株を10株ほど収穫しました。

今年の金ゴマは苗の時に芯喰い虫にやられたために欠株だらけ。そのため追加して種を播き始めたために実際には通常の栽培時期に比べて随分遅い種まき、植付けとなったのでした。さらに秋の長雨、2つの台風とたくさんの実をつけていた株が風で倒れてしまったなかなか問題の多い年でした。しかしこれらの問題を乗り越え、11月上旬に収穫の時期を迎えたのでした。

しかし収穫の際にはゴマの株に触れるとバラバラとゴマの実が畑に落ちるほどでした。来年は何か対策を考えないといけませんね。

そして収穫したゴマはブルーシートに巻かれて倉庫に横にされていたのですが、先日選別しました。ゴマの株をブルーシートの上でトントンと叩くとパラパラと威勢よく実が落ちます。しかしゴマの莢や株から落ちるゴミ(枯れたゴマの株の一部など)も一緒です。他人によってはこのゴマのゴミ選り分け作業が面倒で、「ゴマはもう栽培しない」という人もいるそうです。それほど選別に手間が掛かるという事なのでしょう。

我が家では目の粗いザルと細かいザルで選り分けました。最後には水に浸けて同じような大きさのゴミを取り除きました。

見出し画像はボウルに水を張り、ゴマの実をドボッと入れたところ、細かいゴミと水を切り、新聞紙の上に広げたゴマの実が下の画像。

半日でゴマは乾燥されてサラサラのゴマになりました。選別作業終わり。


本;根菜

2017-12-19 06:00:00 | 晴耕雨読

20171218

この時期となると畑の作業は一段落、暇な時期となる。ある人は春からの畑の栽培計画を立てたり、種の手配に入ったり・・・。皆さんそれぞれだと思われます。

私はと云えば、果樹などの世話をしたり、秋に取り入れていたゴマを取り込む作業をしたりと半端な作業を行っています。新年を控え今年中に済ませる仕事もあれこれとあり、そんなことで右往左往している。

こんな時期だからできる事をと、作物の本などを読み返してみて今年の反省などを行ってもいます。

見出し画像の本、「家庭菜園レベルアップの本 根菜①」(農文協)を読み始めている。もちろん慣行農業の本なので肥料や防除の記事も多い。しかし作物の特徴や癖などについても貴重な記事もあり参考になる。

「この巻に収録したダイコン・カブ・ニンジン・ゴボウ・ビーツは芽生えと同時に真っ直ぐ伸びる主根が肥大する野菜です。これら直根型野菜は特に最初が肝心です。たとえばダイコンやニンジンは、芽生え後1ヶ月前後の本葉4~5枚の頃に、肥大する根部の形状や素質が決まってしまいます。生育初中期にスムーズに素直に育てることが直根型野菜のポイントです。」と本の冒頭に書かれています。

化学肥料や防除をどうするという説明もあり、Sさん曰く「地動説」の立場で書かれている本ですが、肥料などの部分を除いて、書かれている内容は参考になる事が多いというのが私の印象です。

これを読めば、間引きニンジンを移植することがどういう事なのか、意味も合点がいきます。今夢中で読込んでいるところです。また先人の知恵とも云える内容について、更には私の畑でのニンジンの様子も含めて改めて記載したいモノです。

課題の雑用も一段落しましたので、寒い中ですが少しずつ畑の作業も再開したいものです。