20171225
先日、久し振りにSさんの話を聞く時があった。
「力があってあまりストレスもなく育つニンジンの葉は左右対称に葉が付いている」「畑が出来ているかどうかの指標にもなる」という話を聞いた。
私の畑は現在畑作りの最中という状態なので帰宅して畑のニンジンを見てみた。
結果から申し上げると左右対象のモノと非対称のモノが入り混じっている状態でした。作物記録のノートをバックにして撮影したのですが、ちょっと影が気になりますね。7:3位の比率で左右対称の葉が多かったようです。
こちらは左右対称の葉
同じ株の葉の中にも、下のように一部非対称の葉も見られました。
面白いものですね。
ネットで調べてみると、野菜の健康性について比較する部位を”葉”としている報告も観られました。以下、自然農法国際研究センターより引用。
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健康な作物の特徴
葉のつき方・並び方に乱れがなく、ムラのない生育をしている。
対称性に優れていて、葉脈や開葉角度などの左右・同心円的な整合性が高い。
葉は柔らかな厚みがあり、やや小ぶりで立っている。また、照りのある鮮やかな緑色をしている。茎はやや太めで、徒長していない。
根はたくましくて量が多く、根張りが強い。
ニンジンは輪切りにした時の切り口の状態から健康かどうかを判断していました。
葉が左右対称かどうかで健康な野菜を判断する例はダイコンの葉で行っています。
他には葉の葉脈の対称性でみるサトイモの葉、房が均等に並ぶ輪切りしたミカンの実 などで健康性をみているモノが見られました。