フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

あわわ、、、

2012-06-29 23:54:33 | 音楽・お芝居そして落語
がーーーーん
途中まで書いてた記事が消えた。。。
ということで、ぶすくれながらの観劇メモ。

6月22日 夜の部


一、時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)
  本能寺馬盥の場
  愛宕山連歌の場

   武智光秀(仁左衛門)
   小田春永(梅玉)
   皐月(魁春)
   四天王但馬守(吉右衛門)

私、織田信長の時代のお芝居、苦手なんですよね~^^;
何故だかわかんないけど、もうチョー苦手。

今回の芝居でも春永(信長)が武智(明智)をいじめたおします。
武智も我慢のしどころ、私も我慢のしどころ。はぁ~つらい。。。
最後にきっちーが出てきたところでスーッとしたね。出てたの3分ぐらいだけど。
梅玉さんの春永が癇癪持ちっぽくて意外といいなぁ。
あと桔梗をやった梅丸くんが古風でかわいい。
はぁ~それにしても、せっかくの仁左さん、別の演目で見たかったわ~ん><



二、又五郎・歌昇 襲名披露口上

「歌昇さんの使い方がもったいない。もっといいお役で見たい」って
思った事々を思い出し、ちょっとウルウルッとね。








三、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
  毛谷村
  
   毛谷村六助(又五郎)
   お園(芝雀)
   微塵弾正実は京極内匠(歌六)
   お幸(東蔵)
   杣斧右衛門(吉右衛門)

このお芝居、映像では見たことあるけど生で観たのははじめてです。
又五郎さんの六助、見るからにお人好し感が溢れててかわいい。
そしてちょいちょい「ちっちゃい吉右衛門さん」に見えてしまう。
きっちーの指導がきっちり入ってるなと。
芝居自体も楽しい内容。
そして、この芝居でも吉右衛門さんはご馳走でございました。



四、寿靱猿(ことぶきうつぼざる)
  鳴滝八幡宮の場

   猿曳寿太夫(三津五郎)
   女大名三芳野(松緑)
   奴橘平(染五郎)

みなさん踊りがうまいでござる。(当たり前か)
松縁さんの女姿が思わず愛らしい!つーか今までみたどの姿よりもいいぞ!
そして子猿がたまらなくかわいかったです☆


はぅ~、なんとか自分のための備忘メモ完了です。




超豪華☆

2012-06-12 21:02:06 | 音楽・お芝居そして落語
9日土曜日は六月博多座大歌舞伎に行ってきました!
今回は昼の部の観劇でございます。

吉右衛門さんが出るのでとりあえず昼夜両方チケットをおさえとこう位の気持ちで
手配していたので、どんな演目なのかとか、他に誰が出るのかなんかは
あんまりチェックしてなかったのです。
途中で「あらま!仁左衛門さんもいらっしゃるのね♪」と気付いて
又五郎さん、歌昇さんの襲名に吉右衛門さん、仁左衛門さんだなんて~
ワクワクと思っておりましたが…実際に観にいって驚いた!


豪華だ!
豪華すぎる!!
つーかもうむだに豪華☆(←よろこんどります!)

ここは歌舞伎座ですか?って感じの豪華な座組みでございました。





一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)

   曽我五郎(種太郎改め歌昇)
   曽我十郎(錦之助)
   静御前(芝雀)

前夜寝不足だったから、絶対寝ちゃうな的な覚悟で臨んだのですが
全然眠くならなかったです。
なんだろ、新歌昇さんを目で追うのに忙しくて^^
新歌昇さん、曽我弟の荒々しさが出ててよかったです。
あと全体的に古風な感じが「お~歌舞伎観てる~」って気分になりますな。



二、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
  大川端庚申塚の場

   和尚吉三(梅玉)
   お坊吉三(松緑)
   お嬢吉三(染五郎)

染さんの女形姿をみたのははじめてかも。
いやぁなかなか美しかったし、芝居もよかったです。
ただ、この役では声がハスキーなのがちょっと残念ですね。
先月の松也君の女⇔男の行き来の芝居がかなりよかったので
声がハスキーな分、松也君のに比べてふり幅が狭く感じてしまいました。



三、太刀盗人(たちぬすびと)

   すっぱの九郎兵衛(歌昇改め又五郎)
   田舎者万兵衛(三津五郎)
   従者藤内(松江)
   目代丁字左衛門(歌六)

これ、超おもしろかったです!
ちょっと地味目の顔合わせかな~なぁんて思っておったのですが
この演目が一番おもしろいかもっ!と思ってました。この時点では。
三津五郎さんの踊りはさすが。歌六さんもおとぼけ感がいいし
又五郎さんも愛嬌があって、本当にいい演目でした。



四、極付 幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)
  「公平法問諍」

   幡随長兵衛(吉右衛門)
   お時(魁春)
   坂田公平(錦之助)
   極楽十三(染五郎)
   雷重五郎(松緑)
   出尻清兵衛(種太郎改め歌昇)
   近藤登之助(東蔵)
   唐犬権兵衛(梅玉)
   水野十郎左衛門(仁左衛門)

この演目みるのは初めてです。
あれ?附け打ちさんがちょんまげしてるぞ?!と思ってたら
劇中劇のシーンから始まるんですね^^
あの附け打ちさんは江戸の芝居小屋の附け打ちさんってことか~、うん。おもしろい。
芝居中に不条理ないちゃもんをつけるクレーマーが花道に登場。
芝居小屋の兄ちゃんがクレーマーの対応に困っているところに吉右衛門親分登場。
客席通っての登場なのですが、演じ手だけではなく客席もね
「親分が来てくれたからもう安心」的なね、そんな感じでしたよ。
気付けば気分は江戸の町民になっておりました^^;
この芝居は町奴の幡随長兵衛(吉右衛門親分)と旗本奴の水野(仁左さん)との
意地の張り合いが見所なのですがね、仁左さんの敵役もそりゃ~いいんですけどね
もう気持ちは吉右衛門親分を慕う江戸町民になっちまってますからね
「くっそ~旗本サイドのやつら、超むかつくーっ!」ってね^^;
これも、吉右衛門さんが長兵衛の大きさを出してくれてるから
自然と「気分は子分」になっちゃったんでしょうな~。

歌舞伎でこんな気持ちになったのははじめてかもデス。
(ミュージカルではちょいちょいフランスの市民やヌビアの民になってますが^^;)


いや~、6月の博多座はいいぞ!
昼夜1回分しか手配してないので、チケットを買い足そうかと思って残席チェックしたら
行けそうな日のお安い席はあんまり残ってないな~。
夜の部観劇の日に、昼も観ちゃうか…?

は~どうしよう…といううれしい悩みです^^