会計スキル・USCPA

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エアバス 米空軍から大口受注

2008-03-03 23:56:39 | 英語情報
どうも最近ぱっとしない記事が多いなあと思っていたら、12月期の決算一が通り出尽くしたんですな。今の時期は続報チックな記事が多いです。

昨日は米国陰謀論のハナシだったんで、ちょっと緩和的な方向で。

European Firm Says U.S. Jet Deal Means Jobs for Both Countries

The Pentagon said Friday that it had selected a partnership of the American military contractor Northrop Grumman and the European Aeronautic Defense and Space Company, the parent of Airbus, as its preferred bidder for what is expected to become a 179-plane refueling-tanker contract valued at about $40 billion.

ペンタゴンが発表したところでは、なんと、EADSが、これエアバスの親会社のことですが、空中給油機179機分を受注するというんですね。その額なんと400億ドル。ボーイングと競っていて、エアバスが勝った。ボーイングの株価はこれで下がってるみたいです。

これが何でびっくりかと言いますと、米国で使用する兵器を欧州の企業が供給する、というところですね。

しかも400億ドルですからな。1ドル100円として4兆円でっせ。

何を言いたいかといいますと、ボーイング=米国ではないってことですな。胡 錦濤さんがアメリカに行ったとき、ボーイングで講演して飛行機を何百機か何千機か買う約束をして喝采を浴びたんでしたっけ。

外交上、アメリカの象徴として扱われたボーイング社ですが、米空軍はエアバスを選んでいるんですな。

some members of Congress attacked the deal.

議会では批判もでているみたいですけどね。

製造は米国でも行われて、米国の雇用につながるとされていますが、

Air Force officials said the creation of domestic jobs was not a factor in the decision.

それは選択には関係なかったとされている。

Members of Congress, particularly representatives from Washington State, however, expressed outrage.

ワシントン選出の議員は激怒している。

まあ,エアバスの方がボーイングのものよりでかくて、燃料もたくさん積めるなどメリットが大きかったということなんですが、それにしても、欧州企業から買うんですな。ユーロ高も影響しなかったんですね。

わが国防衛省は、商社の言いなりになって米国の高い兵器を買わされているってこき下ろされていたわけですが、米国だってヨーロッパの兵器を買うわけです。入札で同じようにやればいいわけですな。

このニュース、防衛省に一番に読んでいただきたいですね(言われなくても読んでるって)。





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