会計スキル・USCPA

会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。

アイゼンハワーも言ってるジャン オバマ

2009-11-15 21:22:24 | 政治
オバマさんが、サントリーホールで大演説をしたんですね。日米関係、世界が注目って感じですな。

ホワイトハウスのホームページに出てるんで、見ていただくといいんですが、最初の枕のあたりでは、会場大いに沸いてます。この辺、日本での人気もかなり気にしてる感じですね。会場に、鳩山政権の閣僚やら、森元首相なんかが映像に出てますな。こんなこと言っちゃなんですが、会場に完全に溶け込んじゃって、あんたらジャーナリストじゃなくて閣僚なんだから、と突っ込み入れたくなりますね。なんか見た目がいまいち。スピーチって結構大事なもんで、もっと必死で聞いてもらいたいんですがね。

で、テキスト版も出てるんで、ちょいとオモシロ目のところを見ときますかね。

Address to Japan

In two months, our alliance will mark its 50th anniversary - a day when President Dwight Eisenhower stood next to Japan's Prime Minister and said that our two nations were creating "an indestructible partnership" based on "equality and mutual understanding."

2か月ほどで、我々の同盟が50周年を迎える。その日、アイゼンハワー大統領は日本の首相の隣に立ち、2カ国は対等で相互理解にもとづく普及のパートナーシップを作り上げると述べました。

鳩山さんに気を使って、対等だって言わざるを得なくなって、大統領のスタッフがいろいろと知恵を絞った結果、

おお、アイゼンハワーが既にこんなこと言ってまっせ、しかも当時日本はまだ敗戦復興中で米国に完全依存していた時代のハナシです。アイゼンハワーの『対等』を言葉通りに受け止めた人は誰もいません。

ってな具合で、オバマの『対等』もこの線に沿ったものだ、ということなんでしょうな。まあ、米国内保守派や、政権の日本担当者に配慮した発言じゃないんですかね。大統領がなんら新しいことを言っていない、と明確にしたってことですな。



経済について。

オバマは、この経済危機についても述べてまして、要するに、米国の消費に頼ってアジア世界を含めて世界経済は成長してきたが、その実借金まみれで継続可能ではなかったとして、

I'll be saying more about this in Singapore, but in the United States, this new strategy will mean saving more and spending less, reforming our financial system and reducing our long-term deficit.

新しい戦略では、米国は、より多く貯蓄し、より少なく支出を行う。金融システムを改革し、長期負債の削減を行う。

It will also mean a greater emphasis on exports that we can build, produce, and sell all over the world. For America, this is a jobs strategy. Right now, our exports support millions upon millions of well-paying American jobs. Increasing those exports by just a small amount has the potential to create millions more. These are jobs making everything from wind turbines and solar panels to the technology you use every day.

そのことは、つまり、輸出を強化するということを意味する。米国にとって、これは雇用政策である。現時点でも、米国で輸出は何百万もの身入りの良い職を支えている。ほんの少し輸出を増やすだけでもさらに何百万もの雇用を生むかもしれない。

とのことでして、これ、今後の米国の通商政策を示唆してるかも知れませんな。昔、日本が、米国から輸入を増やせとあれこれいじめられたようなことが、また日本で、かどうかはわかりませんがね。

中国かな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿