あるいて健康 奈良県歩け歩け協会 例会情報

ウォーキング愛好グループ「奈良県歩け歩け協会」の例会に参加し、コースマップを中心に訪問地の写真で綴ります。

南桜井の古墳の古墳と歴史を巡る

2017年12月04日 | ウォーキング

ウォーキングの愛好者グループ「奈良県歩け歩け協会」で、『南桜井の古墳と歴史を巡る』をテーマにした例会が、12月10日(日)に予定されています。
近鉄大和朝倉駅に9時30分に集合して、「舒明天皇陵 - 石位寺 - 天王山古墳 - 崇峻天皇陵 - 聖林寺 - 安倍寺跡 - 安倍文殊院 - 桜井茶臼山古墳」を辿り、桜井駅へ至る約13kmのウオークです。


例会の当日は天候他の事情により、コースが変更される場合もあります。 ウォーキングは野外を歩き自然と親しむ機会です。雨も自然ですから、原則として雨天でも例会は実施されます。


例会当日の朝7時に目的地に気象警報が発令された場合は、例会は中止されますのでご注意下さい。


コースマップ


舒明天皇陵


舒明天皇は第34代天皇(629~641)で、押坂内陵(おさかのうちのみささぎ)とよばれ、陵は上八角下方墳とされています。


石位寺

石位寺はいずれの宗派にも属さず、徳川時代の元禄2年(1689)に建てられましたが、本堂の傷みが酷く、昭和53年に建て替えられました。本尊の薬師三尊石仏は白鳳時代の逸品とされています。


天王山古墳


一辺が45m・高さ9mの方墳で、横穴式石室があり石室の中には巨大な石棺が置かれています。石室や石棺の型式から六世紀後半に築造されたものと推定されています。この古墳は、江戸時代には崇峻天皇陵に比定されていました。


崇峻天皇陵

崇峻天皇は第32代天皇(587~592)で、陵の形式は古墳ではなく円丘です。曽我馬子に推薦されて即位したが、逆に馬子の部下により暗殺されました。日本の歴代天皇で、臣下により殺害された唯一の例です。


証林寺


伝承では和銅5年(712)に藤原鎌足の長氏が創建したといわれています。天平時代に作られた国宝の十一面観音菩薩立像が祀られています。


安部寺跡


安部寺跡は、飛鳥時代にされたとされる崇敬寺(安倍寺)跡地です。この地域は安倍一族の本拠地であったといわれ、安倍一族の氏寺でした。


安倍文殊院





大化の改新の頃に、安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)の氏寺として建立されたと伝わります。創建当時の寺地は300mほど離れたところで、鎌倉時代に現在地に移され旧寺地は安倍寺跡として国の史跡に指定されています。境内には七世紀中頃に築かれた2基の古墳があり、豪族安倍(阿部)氏一族の墓であるといわれています。



最後までご覧いただき有り難うございました。

 





昭和61年に設立された歴史と実績のあるウオーキング愛好者のグループ「奈良県歩け歩け協会」は、歩いて健康の維持や人と人の触れ合いの場提供することを目的に活動しています。

「奈良県歩け歩け協会例会」では新規会員を募集しています。例会に無料体験参加や入会を希望される方は、例会当日に集合場所に直接お越し頂くか yakuoji@gmail.com までメールしてください。