ずいぶん昔に、4年ごと、それもオリンピックの時期になると流行する、かぜとして注目されましたが、ここのところ通年性の感染症として毎年みられるので、このような呼び方はしなくなりました。正確にはかぜではなく、マイコプラズマ感染症といいます。幼児、学童ではほとんど、外来治療で治りますが、肺炎がひどくなった場合、また、熱が下がらず食欲が低下する場合、入院治療が必要になることがあります。咳がながい割には、元気であり、特に検査の必要もなく、内服治療のみ2-3週間します。これは、マクロライド系とよばれる抗生剤がよく効きますが、それでも、最低1週間は続けてほしいです。喘息の傾向があるお子さんは、少し、長引くようです。当院では、現在1-2人/週診断しております。
8月に入って、マイコプラズマ感染のお子さんが数人おりました。セキのみで元気であれば、投薬でなおります。口のなかが痛くなる夏かぜも、減っております。かぜや、冷房などの冷えすぎでお腹をこわすお子さんがおられますのでご注意下さいませ、待ち時間は、午前、午後とも10分以内です。予防接種、健診の時間帯も比較的、待ち時間は10分程度です。