フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

お礼のキス!?、やっぱりねぇ。

2012年01月10日 | パリ19区

ピアニストと会った翌日、ミッシェル、ジャンヌクロード夫妻はパリ近郊にある複合商業施設、巨大なスーパー(Hypermarche)とアウトレットモールがあるところへ連れて行ってくれた。

大きなスーパーの横に専門店の並ぶアーケードがあり、そのまた横に有名ブランドのアウトレットショップが並んでいた。

 

 

 

巨大な郊外型の店だ。

専門店で、ミッシェルさんは奥さんのためにネックレスを買った。

すると店を出てすぐに、奥さんはご主人にお礼のキスをした。

ここらはやはりフランスである。

 

有名ブランドのアウトレットショップの方は、フランスのほとんどのブランドがそろっていた。

要するにシーズンが済んだものや昨年のデザインのものとかが、ディスカウントされて売られているようだった。別に不良品やわけあり品ではないようだ。

確かに安いらしい。

 

お昼近くになり、スーパー近くのレストラン街へ行った。

イタリア料理あり日本料理ありであるが、日本料理店は明らかに中国人の経営のようだ。

 

看板などを見ると日本人ならすぐ見破れる。店の名は「KYOTO」などと書いてあるが、描かれた鳥居らしきものの形はへんてこだ。

 

 

 

 

「平常心是道」とか「日日是好日」とか書いてあるものがある。書いてある内容はともかく立てに看板のように書いてあり中華レストランでよくみるタイプだ。その二枚の看板の間にいかにも中国風の丸窓があったりする。

 

 

メニューを見ると舟に乗った寿司などが書かれていてそんなに高くはない。しかし、味は保証の限りではないだろう。

でも近ごろの健康食ブームに乗り、日本食レストランは評判がいい。ただこのようにその多くは中国人やベトナム人の経営で、まだ試してみたことはないが、出てくるものは日本人向きではないだろう。

 

 

本当に日本人が経営しているところはもっと高い。

中国人は利に聡い。日本食ブームに乗って、ちゃっかり儲けているのだ。

私達は、その店の反対側のイタリアレストランにした。

 

 

どれもおいしかったが、最後のデザートの大きいのには感心する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の後のことは、次回にする。

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