今年は私にとって最後のオリエンテーションセミナーの担当の年となった。今はスタートアップセミナーと言うらしいが、私はこの名前がイヤなので、敢えて旧称を使う。
文化学科に今年はいってきた学生に動機付けをするために8人の先生方がいろいろなテーマを掲げて募集し、集まった学生にそれぞれの分野の導入的授業や、いろいろな方法論を教えて今後に備えるのである。
私は今年はあまり学生が集まらないように「このゼミでは土曜や日曜を利用して博物館を巡ります。その交通費や入館料は自費です。それでもいいという人は受けて下さい」と断ったのであまり受講しないだろうと思っていたら、10人が集まった。私はこれで十分なのだが、代表の先生が気を利かして2人だけ第二希望の学生を相談の上回して下さったので、最終的には12人となった。
表題の通り、学芸員の基礎的授業としていくつかの博物館、資料館を見学し、その舞台裏も御案内頂いて学芸員という仕事はなんなのかについて学んだのである。
しかし、流石に金を払ってでも、土日が駄目になってでも来たいと言うだけあって、みんなとてもとても熱心だった!!
5月の連休中に個人でいくつかを回るよう指示したところ、帰省して2~3箇所回った学生もいた。
ゼミ全体では、合計6館を見学した。
第一回が開催中の平城京遷都1300年展の会場に改装なった平城宮跡資料館とその祭りの様子を見学するものであった。平城宮跡資料館については既に「酷評」したが、予想外にも1300年展はそれなりに面白かった。やはり本物の迫力で復原された大極殿が光っていたからだろう。
第二回はキトラ古墳の壁画を公開している飛鳥資料館と、平城京遷都1300年展に共催して持ってこられた「大唐皇帝陵展」をやっていた橿原考古学研究所附属博物館であった。これも既にその様子を紹介したことがある。
この日は万葉文化館も覗いたのだが、これは高いので止めた。
第三回は大黒屋光太夫記念館であった。
これは改めて別に報告することにする。とてもよかったので、今回の課題の空間に利用させて頂いた。
第四回は午前中四日市市立博物館、午後は亀山市立博物館であった。これもとても充実した一日であったのでこれもまた改めて報告する。
こんな感じで博物館を巡り、バックヤードを見学させて頂き、遺跡を御案内頂きと、各博物館の方々には本当にお世話になった。そのお礼にと企画したのが、
「大黒屋光太夫記念館の年四回の企画展をそれぞれの班で企画せよ!」であった。
A班は春の一般向け企画展、B班は夏の子供向け企画展、C班は秋の特別企画展、D班は、マニアックな古文書大好き市民向け企画展という設定である。もちろん一年生なので、古文書が読めるわけでもなく、大黒屋光太夫のことなどほとんど知らない中での設定であるから、元々無茶なのである。それを承知でいろいろ考えさせてみた結果がこのポスターなのである。中でも発表をやってくれたB班の企画は即使えそうなとてもユニークな企画であった。これもいずれB班のものだけでも詳細にお伝えするつもりである(乞うご期待!!)。
B班は、展示室をすごろくの「目」とし、各コーナーに置かれたくじを引きながら数に従って展示を見させるという面白い企画であった。まずは今日は
とっても素敵なポスターができあがりましたのでそれを紹介しよう!
是非DMさん企画展で使ってくれませんか!!
これはA班の自慢の作品です。
これはB班の苦心の作品です。
B班は代表発表をしてくれたのでいろいろなものを完成させてくれました。
これは会場で無料で渡すチラシです。
A面
B面
もちろんこれらは両面刷りで三つ折りですよ。
D班はDMさんにケチョンケチョンに言われ、一時は放棄寸前までいったのですが、何とか立ち直り、とても素敵なポスターを作ってくれました。これも使えますよ。やっぱり今の学生は褒めないといけませんよ!
だめ出しはプロになってからで十分間に合います。
一杯褒めてあげて下さいね!
大黒屋光太夫記念館も是非行って見て下さいね!!
それにしても信じられないのは、こうしたオリセミの成果を活かして、より具体的に亀山市や鈴鹿市、四日市市と連携して、実際に1コーナーを貰って企画展をめざし、学芸員としての企画力を高める教育を学内で公募のあった「教育GP]で提案したのだが、落とされてしまった。他にどんな優れた企画が応募されたのかは知らないが、この間こうした公募に採用されたものが実践力を伴った例なんて一つもない。申請しっぱなし、言いっぱなし、具体性なんてなく、形だけは分厚い報告書ができても、その中身をよく読めば、どこかで聞いたようなものの作文。これこそ経費の無駄遣い!!仕分けすべし!
要するにばらまき!金もないのに小さく満遍なくばらまいて、どんな教育ができるんですかね。呆れてものが言えない。二度と協力なんかするものか!!
そうであるだけにこのポスターの素晴らしさが余計目立つのだが・・・。すばらしい!!まとめて買い上げるという方は高値を付けて下さいね、そしてこいつをポチッと押して下さいね→
文化学科に今年はいってきた学生に動機付けをするために8人の先生方がいろいろなテーマを掲げて募集し、集まった学生にそれぞれの分野の導入的授業や、いろいろな方法論を教えて今後に備えるのである。
私は今年はあまり学生が集まらないように「このゼミでは土曜や日曜を利用して博物館を巡ります。その交通費や入館料は自費です。それでもいいという人は受けて下さい」と断ったのであまり受講しないだろうと思っていたら、10人が集まった。私はこれで十分なのだが、代表の先生が気を利かして2人だけ第二希望の学生を相談の上回して下さったので、最終的には12人となった。
表題の通り、学芸員の基礎的授業としていくつかの博物館、資料館を見学し、その舞台裏も御案内頂いて学芸員という仕事はなんなのかについて学んだのである。
しかし、流石に金を払ってでも、土日が駄目になってでも来たいと言うだけあって、みんなとてもとても熱心だった!!
5月の連休中に個人でいくつかを回るよう指示したところ、帰省して2~3箇所回った学生もいた。
ゼミ全体では、合計6館を見学した。
第一回が開催中の平城京遷都1300年展の会場に改装なった平城宮跡資料館とその祭りの様子を見学するものであった。平城宮跡資料館については既に「酷評」したが、予想外にも1300年展はそれなりに面白かった。やはり本物の迫力で復原された大極殿が光っていたからだろう。
第二回はキトラ古墳の壁画を公開している飛鳥資料館と、平城京遷都1300年展に共催して持ってこられた「大唐皇帝陵展」をやっていた橿原考古学研究所附属博物館であった。これも既にその様子を紹介したことがある。
この日は万葉文化館も覗いたのだが、これは高いので止めた。
第三回は大黒屋光太夫記念館であった。
これは改めて別に報告することにする。とてもよかったので、今回の課題の空間に利用させて頂いた。
第四回は午前中四日市市立博物館、午後は亀山市立博物館であった。これもとても充実した一日であったのでこれもまた改めて報告する。
こんな感じで博物館を巡り、バックヤードを見学させて頂き、遺跡を御案内頂きと、各博物館の方々には本当にお世話になった。そのお礼にと企画したのが、
「大黒屋光太夫記念館の年四回の企画展をそれぞれの班で企画せよ!」であった。
A班は春の一般向け企画展、B班は夏の子供向け企画展、C班は秋の特別企画展、D班は、マニアックな古文書大好き市民向け企画展という設定である。もちろん一年生なので、古文書が読めるわけでもなく、大黒屋光太夫のことなどほとんど知らない中での設定であるから、元々無茶なのである。それを承知でいろいろ考えさせてみた結果がこのポスターなのである。中でも発表をやってくれたB班の企画は即使えそうなとてもユニークな企画であった。これもいずれB班のものだけでも詳細にお伝えするつもりである(乞うご期待!!)。
B班は、展示室をすごろくの「目」とし、各コーナーに置かれたくじを引きながら数に従って展示を見させるという面白い企画であった。まずは今日は
とっても素敵なポスターができあがりましたのでそれを紹介しよう!
是非DMさん企画展で使ってくれませんか!!
これはA班の自慢の作品です。
これはB班の苦心の作品です。
B班は代表発表をしてくれたのでいろいろなものを完成させてくれました。
これは会場で無料で渡すチラシです。
A面
B面
もちろんこれらは両面刷りで三つ折りですよ。
D班はDMさんにケチョンケチョンに言われ、一時は放棄寸前までいったのですが、何とか立ち直り、とても素敵なポスターを作ってくれました。これも使えますよ。やっぱり今の学生は褒めないといけませんよ!
だめ出しはプロになってからで十分間に合います。
一杯褒めてあげて下さいね!
大黒屋光太夫記念館も是非行って見て下さいね!!
それにしても信じられないのは、こうしたオリセミの成果を活かして、より具体的に亀山市や鈴鹿市、四日市市と連携して、実際に1コーナーを貰って企画展をめざし、学芸員としての企画力を高める教育を学内で公募のあった「教育GP]で提案したのだが、落とされてしまった。他にどんな優れた企画が応募されたのかは知らないが、この間こうした公募に採用されたものが実践力を伴った例なんて一つもない。申請しっぱなし、言いっぱなし、具体性なんてなく、形だけは分厚い報告書ができても、その中身をよく読めば、どこかで聞いたようなものの作文。これこそ経費の無駄遣い!!仕分けすべし!
要するにばらまき!金もないのに小さく満遍なくばらまいて、どんな教育ができるんですかね。呆れてものが言えない。二度と協力なんかするものか!!
そうであるだけにこのポスターの素晴らしさが余計目立つのだが・・・。すばらしい!!まとめて買い上げるという方は高値を付けて下さいね、そしてこいつをポチッと押して下さいね→