古庵の書斎 239 如意古庵
我が家もやっとテレビを地デジ対応に切り替えた。家中のテレビはすでに買い換えてあったのだが、アンテナが対応していなかったのだ。
どうしようかと迷っていた。というのも私のパソコンはチューナーを付けても地デジはダメと言われたので、アナログと地デジが両方見えることを考えていたのだが、もうこの時期になったらアナログは諦めた。
今までのアンテナを全部撤去、瀬戸向けのUのみにした。実にスッキリした。
○ なぜ太陽は燃えているのか
これ、孫の一晴君(小学1年生)からの電話での質問です。先日、合唱の練習から帰ったら彼から電話があって土曜日にかけてくれとありました。
前に、彼への葉書に「空手を頑張っていますか」と書いたところ、電話があり「僕のやってるのは空手ではなく、少林寺だよ」と訂正されたことがあります。その時、子供にはいいかげんなことを言ったり、書いたりしてはいかんなと反省した。
今度もまた、私がなんか失敗でもしたのかなと思って電話したら見出しの質問でした。で、とっさにどう答えて良いかわからず、後で調べて送りますとだけしか言えませんでした。
あれは何かが燃えているんではなくて、巨大な核爆発が連続して起きているんですね。初めて知った。
○ 政府専用機は誰のもの?
またまたエジプトの話題で恐縮。昨日、図書館でなにげなく週刊朝日を見ていたら頭にくるような記事が載っていた。
先日のエジプト民衆革命のとき、カイロ国際空港に500人もの邦人が足止めされて、その中に私たち夫婦もいたことは前に記した。その時邦人救出のために外務省は政府専用機を使おうとしたが、それを聞いた菅首相が激怒、「私がダボス会議に使う」「勝手にエジプトに行った奴をなぜ助けるのか」と言ったというのです。前原外相が翻意を促しても聞き入れなかったとも書いています。
さらに外務省関係者は「国民を切り捨てるなんて首相として許しがたい、他国では救出機を送っている、いったい何のための飛行機で費用はどこから出ているんだ」など、非難の声が噴出したと延べています。
首相は1月30日に帰国したというが、その頃私たちはカイロ空港で二日間、一日千秋の思いで救出機を待っていたのです。専用機は必ず2機飛ばしますが、1機は空(から)で飛んでいます。それをちょっと回してくれるぐらいの判断はできなかったのでしょうか。 結局はドバイからエミレーツ航空が来て救われましたが。
そう言えば、今度のNG大地震で緊急援助隊の乗る専用機に被災者家族も一緒にという話しがあったらしいが、飛行機を管理する防衛省が話しを聞いていなかったとかで実現しなかった。
「国民の生活が第一」という民主党政府にしてはお粗末な話し。国民のために使わないんなら、あんなどでかい飛行機なんて売ってしまえと言いたい。これも事業仕分けの対象だ。
○ パンダ
テレビはパンダで大騒ぎしている。私は昨年北京動物園で見ましたが、どうってことはありませんね。
それよかまた石原都知事が下品な言葉で「あんなものに大金(2頭で年8,000万円)を出す意味があるのかね。ご神体じゃないんだから、居ても居なくてもどうでもいい」という意味の暴言を吐いた。
何を言うかと私は言いたい。かってオリンピック招致に150億円もの大金を湯水のように使ってその詳細を公表しなかったのはどこの誰だったかと。
言葉の内容もさることながら、70歳も過ぎてあの言葉づかいと目の泳ぎはなんとも品がない。
それにしてもパンダの食事にはビックリだ。あの硬くて不味そうな竹をバリバリ喰うには驚かされる。あれって栄養があるのだろうかとか、あれを咀嚼し消化する歯と胃袋はどうなっているのかと思う。