朝起きると思ってる以上に体が冷えている。こんな睡眠生活はよくないなーと思いながら改善しないで生きている。よくないなーと思いながらそれでも改善しないで生きていることはわりと多い。習慣の弱音器。ゴドー。いちいちとりあげると青くなるのでやめておく。
国旗の話。近所に細い路地があって、そこの家々には祝日になると、国旗が掲揚される。わずか50mほどの7軒くらいの玄関に、あの懐かしい、金の玉をさきっちょにつけた赤い日の丸がずらりと並ぶ。僕の小さい頃の、祝日の朝は、国旗を組み立てることから始まった。それは幼い僕にとって誰にも譲りたくない仕事だった。簡単な手順だ。国旗の棒は3本に分かれている。それをつないで、金の玉をぐいと先に押し込み、旗のひもをを上と下に結ぶ。唯一、難しいことがあるとすれば、そのひもを結ぶときにきれいにしないと、風で揺れた国旗は裏返ってしまうことくらいだ。そこだけは丁寧に、何度もうまくいくまで結び直す。
そこにあったのは愛国心でも政治的主張でも日教組への反発でも宗教の自由でもなく、ただたんに祝日の仕事ということだけだった。子供の僕はそのことに父親が僕を認めてくれてるような気がして(もちろん眠たいから少しはいやだったんだけど)うれしくもあったのだ。
いつからか、国旗は姿を消した。昔はどこの家でも出してた記憶がある。別にそのことに強い反発を感じてるわけではなく、ただ、今も国旗を眺めてると祝日の朝の子供の頃の自分がそこによみがえる、ということ。今日の祝日が何の日かはわからないのだけど。(調べたら建国記念日でした)
国旗の話。近所に細い路地があって、そこの家々には祝日になると、国旗が掲揚される。わずか50mほどの7軒くらいの玄関に、あの懐かしい、金の玉をさきっちょにつけた赤い日の丸がずらりと並ぶ。僕の小さい頃の、祝日の朝は、国旗を組み立てることから始まった。それは幼い僕にとって誰にも譲りたくない仕事だった。簡単な手順だ。国旗の棒は3本に分かれている。それをつないで、金の玉をぐいと先に押し込み、旗のひもをを上と下に結ぶ。唯一、難しいことがあるとすれば、そのひもを結ぶときにきれいにしないと、風で揺れた国旗は裏返ってしまうことくらいだ。そこだけは丁寧に、何度もうまくいくまで結び直す。
そこにあったのは愛国心でも政治的主張でも日教組への反発でも宗教の自由でもなく、ただたんに祝日の仕事ということだけだった。子供の僕はそのことに父親が僕を認めてくれてるような気がして(もちろん眠たいから少しはいやだったんだけど)うれしくもあったのだ。
いつからか、国旗は姿を消した。昔はどこの家でも出してた記憶がある。別にそのことに強い反発を感じてるわけではなく、ただ、今も国旗を眺めてると祝日の朝の子供の頃の自分がそこによみがえる、ということ。今日の祝日が何の日かはわからないのだけど。(調べたら建国記念日でした)
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