陽の日記

心のままに・・・

日記

2013年11月20日 14時18分50秒 | 日記
風が強く寒い日が続いている。自転車に乗り、買い物へ行く事も
億劫になって来た。それでも、暖かい時間を選び、買い物へ行く。
こう言う時、家族の同調等を得る事が出来れば、
暖かく、もしかして、”幸せ”等と感じる事が出来るのかも知れない。

京都でこれだけ寒いと、北海道や東北ではどれ程の寒い日になっているのだろうか。
北海道旅行では札幌の時計台、旧庁舎を見学する。
時計台創建135年になるそうだ。ビルの谷間にたたずんでいる。
周囲の大きなビル郡は衝撃を少し加えるだけで破損する黒いガラスの箱の様、
趣も、個性も無く・・・そんな中の時計台は、
小さく、遠慮しがちに見えるが、実は堂々と趣を残している。

この寒さに耐え、日々、多くの観光客を受け入れているのに、この木造、外部も内部も
全くっと言って良い程ど、損傷していない。時計の部分も、ガラスがはめ込んである訳でもなく、
そのままの文字盤、風にも、雨にも、雪にも、ホコリにも、鳩の糞にも・・・
言わば、吹きさらし・・・だ。

これは、良い材木ではないが、丈夫な材木が使われている。丈夫と言うのも、
135年前、この北海道の寒さに耐え丈夫に成長した木材を使用しているのだ。
寒い地の木は丈夫に育つと聞いた事がある。
135年経った今でも、大丈夫な感じだ。
これが、多分、"丈夫で長持ちする物を造りなさい。"と言うクラーク博士の教えだ。

輸入木材だけに収まらず、新建材等を使う今、もうこれしか道は無いのかなぁ~?
災害で損傷している住宅を多く目にする昨今、
余計に、この時計台の様な丈夫な材木で家を作る事が出来たら良いなぁ~と思ってしまう。




左のこんな木が、この時計台になる。なんて、素敵なの?



日記

2013年11月08日 15時26分48秒 | 日記
しかし、旭川、乗り物を乗り継ぎ、遠くまで来たものだ。
寒さが厳しく、だだっ広い北海道、どう開けて行ったのか?等、考えながらの旅になった。

北海道は開拓地、開拓の一人者、アメリカからクラーク博士を呼び、札幌農業大学の地、札幌が
北海道の中心となる。北海道には、古くから、特有の文化を持ち、
暮らすアイヌの人々がいる。その小さな島に、アメリカ人である
クラークさんが洋風の建物を計画し、設計して行く。札幌時計台や、赤レンガの旧庁舎、
一方で、樺太(からふと)から人を呼び、木を伐採し、土地を耕し切り開いて行く。

洋風の建築物を立て、シンボル的な物にしなければこの地を発展させる事ができなかったのか?
今から考えると、この寒い地、発展させる必要はなかったのではないか?
寒い地に人を住まわす等と・・・誰が考えたのだろうか?

開拓地に構築物をを建て、発展させたとされる、クラークさんを悪く言う事は出来ないが、
クラークさんにお任せしたのは、日本政府だ。
ここから、日本国の、ゆがみが生じて行った様な気がする。

例えば、感性が大幅に違う様に見える外国人に任せるのは(国作りに限らず・・・)
あかん等と言う実例かも・・・もしくは、
日本政府、アイヌの人達を恐れて、よう話、せんかったのかも・・・
わざわざ樺太から人を呼ばなくても、政府の要請であれば、当時、日本人でも
開拓の仕事は出来たと思うが。外国人の下で働くの事が嫌?みたいな。それとも、
これから先、どうなるか分からないと言う所・・・?なんて事も。
もしかすると、戦争なんて起こらず、アメリカと友好関係が続けられると
思ったのかも知れないし、先が見えないと言うのはどうも困惑する様だ。

今となっては、私、クラーク博士を呼ぶ必要は無かったのでは・・?と思える。
文明の発達?と一言で言うが、何か北海道、もの悲しいものを秘めている。


日記

2013年11月06日 19時32分44秒 | 日記
今年も11月に入った。日中は暖かい日が続いているが、朝夕は寒くなってきた。
文化の日も過ぎ去った。今年の文化の日は何をしていたのか?思い出せない。
眠っていたのか、何時もと何も変わらずすぎて、分からないのか?そんな所だ。

そうそう、10月の初旬、一人旅も慣れて来た所だと思い、北海道旅行に出た。
10月と言えば北海道は紅葉が始まり、良い季節、飛行機に乗る事も、旭山動物園へ
行く事も、一人旅行なので、満喫とは行かないが、
密かな楽しみで、小さく冒険をする絶好の機会であった。

多くの情報を集約し、一度旭山動物園に行ってみたいと思いがつのっていた。
冬の寒さは並大抵ではない場所の動物園の動物達、しかし、元気の良さは、
他の動物園に負けない程とされ、どんな工夫をされているのだろう?と
興味をそそられていた事も事実だ。
それぞれの動物の居場所に上質な工夫がされている。他の動物園では
見た事のないような工夫も面白いが、
やはり、元気の良い動物を見ているのが面白い。

白熊は絶滅の危機にあるが、水中にもぐった時の毛並がふわ~と波打つ美しさ、感動する。



されど、ものを言う事も出来ないし、糞も多くするし、しかし、同じ空気を吸っている訳で、
依然と人間との共存も大変な事であると思うと、”動物を可愛がる”と言う所、うなずける。