風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

リリースを書く

2008年09月17日 | 出版
昨日は、某入金がなく一日イライラしていたが、今朝××を確認してみると、予定外に××が多い。どうしたのだろうか?
早速確認してみると××××がある。こちらは××××に×××××いるので、悪いことを思いつく。ばれるとお叱りを受けるので、内容は秘密(そのため伏字)。関係各位様。どうも、ごめんなさい。このくらいの小狡さくらいはお許しを。そこで新巻鮭にお使いをお願いすることにした。これで今月の×××はなんとかなりそうであるが、しかし、いつまでもこんなことをやってられない。

ということで、お仕事に励むことにする。そこでなぜか優先順位を無視して(みなさん、ごめんなさい)、『ポピュラーTV』のすでに届いている原稿のDTP作業。Hさんから送られてきている「ネットユーザーはテレビをどう見てきたのか」を早く組まないと、いい加減著者に失礼というものだろう。そこで、作図が多くて少々手こずっていたものの初校アップを目指すことにする。仕事の合間合間に、チョコチョコ作業はしていたんだけれど、集中する時間がないとアップまでは至らない。
内容は、2chなどのネット利用者がテレビをどう見ているのかというもので、「トイレの落書き」に始まり「マラソン監視」『電車男』、ニコ動、「初音ミク」と追っていっている。小生のようなライトなネットユーザーにはよくわからない点(だいたいの2ちゃんの言葉がわからない)もあるが、TBSへのネットユーザー側の発言など大変興味深いものがある。
15:00過ぎにようやく終わり、関係各位にPDFファイルを送信。

そこでハカボンのリリース文章を書くことにする。どの出版社もやっていることであるが、パブリシティに自社商品を乗せてほしいため、新刊を出すたびに紹介してくれそうなメディアにあいさつ文を添えて献呈することが多い。朝日をはじめ新聞社なんて膨大な新刊書籍が毎日送られてくるから、その献呈本を引き取ってネットで販売している古本屋があるくらいだ。
しかし、自分で作った本を自分でほめるという作業は、照れも入るし、なかなか書きにくいものである。恥のかきついでに、ここに公表しておこう。

 いま〈お墓〉が静かなブームです。
 そのなか、谷中・染井・雑司ケ谷の各霊園を回り、著名人のお墓を写真集にしました。教科書で見たあの人がこんなお墓に眠っているんだと、新鮮な発見を感じる1冊です。
 お墓をもって故人を語らせるというコンセプトの元、故人や霊園の紹介は最小限に抑え、お墓の持つオーラの表現を追究しました。
 本書が、歴史との邂逅のお役に立つことを願っております。
 続編として「青山編」「多摩、小平編」を準備しているところです。

新巻鮭にも読んでもらうと、「オーラという言葉が引っかかりますね」と。フ~ム、しかし我ながら駄文だなあ。人を引き込む勢いがない。まだ2日ほど時間があるし、もう少し考えることにするか。

しかし忙しい。たまには近くの山に行きたいものである。山猿は、都会の暮らしに息が詰まりやすいのだ。


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2 コメント

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お墓 (よしろう)
2008-09-17 22:47:36
いつも楽しくよまさせていただいています。
お墓の本はぜひヒットさせたいと思っています。

うーん単に著名人のお墓を写真にしたっていうのはいただけないですね。

どうして写真にしなければいけなかったのか。どうしてこんな本を出さねばならなかったのかが伝わってきません。もっとお墓をみていて、心に伝わってきたものがあるはずだとおもうのですが・・・

余分なことを書いてすみません。一冊は買います。それから知人に一冊すすめますのでご容赦ください。
ご丁寧に恐縮です (腹巻オヤジ)
2008-09-18 10:16:58
「どうして」という部分が、うまく表現できなくて悩んでいるところなので、もう少し考えます。しかし、他社商品や他者の文章に朱を入れるのならば気が楽なのですが、自社商品を自ら誉めるというのは難しいものです。毎度毎度、同じ作業をくり返しているわけですが、まったく慣れません。

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