真壁の中心地、下宿通り沿いに幕末から続く老舗の旅籠があります。
元は「勢州楼」と発し、ここで宴を挙げられれば「一人前」と
称されるほど、界隈では最も格式の高い料亭だったそうです。
当時を偲ばせる広い帳場には、煌びやかなひな飾り。
現役の旅館ですが、「ひなまつり」期間中は、
二階で食事を楽しむことが出来るんです。
弥生の風 1200Yen
煮豆、きんぴらごぼう、漬物、蓮根サラダ、苺が一皿に。
甘酢に漬けたレンコンでしょうか、「なます」のような
味わいでとても美味しいものでした。
熱々の「すいとん」です。柚子皮が香るだし汁にジャガイモ、
干し椎茸、玉ねぎ、人参、ナルト、すいとんが入ります。
丸く平たい形をした"すいとん"です。
寒い季節に温かい汁物は、有難く格別ですよね♪
こちらも冬の定番、こんにゃくの味噌おでん。
春の五目ちらし
桃の節句のお祝いに相応しい華やかさと、春らしい彩に心が躍るようです。
レンコン、干ぴょう、干し椎茸、人参、油揚げが甘口の酢飯に混ぜ込まれ、
インゲン、錦糸玉子、桜でんぶ、梅花人参が乗せられています。
どこか懐かしさを感じる美味しさは「お替り」をお願いしたくなるほど。
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伊勢屋旅館
茨城県桜川市真壁町真壁193
0296-55-0176