森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

原発の真実

2011-09-01 | 環境・健康
先日のマイケルの集まりで、山口県から参加していたYさん。
彼女はこれまで「日本熊森協会」の地区リーダーをしていたけれど、
本業の太極拳指導などで忙しい今年、役を降りたという。

けれども、教えることで得たお金を、熊森協会に寄付するなどの
これまでの活動と同様、今後も支え広めていきたいという意思に
変わりはないとのことで、今回も以前と同じく会報を何冊か持参していた。

     

その中で私が一番衝撃を受けたのは、会報に同封された「一部のコピー」だった。
一級プラント配管技能士の資格を持ち、原発建設現場監督として20年間勤め
退職後は「原発被曝労働者救済センター」を設立して、救済活動にあたる中、
自らも被曝による癌に侵され、1997年に亡くなられた「平井憲夫さん」が遺した
「原発がどんなものか知ってほしい」というタイトルの文章だった。

こんな恐ろしいものを人間が作ってしまったのだから、作った自分たちが
真実を語らなければという、強い意思がその文章から感じ取れ、
これまで私たちが調べたり見聞きした様々な疑惑や疑問にも、
平井さんの体験を通して率直に、怖れずに答えられてもいた。
しかも、これが既に、1995年に書かれたものだったなんて・・!

読み終えたあと、私は「これをもっと多くの人に伝えなければ」と思った。
それには、この長い文章を書き起こさねば・・;と思って、ふと気付いた。
ネットで検索すればあるかもしれない!
で、探せばすぐに、そのままの文がコチラに!

今日、Mariaさんのブログにお邪魔し、そちらから「俣野温子」さんの
ブログにリンクを貼ってくださっていたので、私もたまたま彼女のイラストは
大好きなので歓んで飛んでいったところ、偶然にもそこで、俣野さんも原発事
故について触れておられるのを目にした。

もし事故が起これば世界を巻き込む大惨事になると、故平井氏が警告していた
ことが、今まさにこの国で起きていることに確信を持った。

ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズが 8/26 放送した番組
「これは人類史上最悪の事態だと思う」


  ※俣野さんが「また削除されてしまうかもしれませんがアップします。
   なるべく沢山の方に観ていただきたいです。」とブログに書かれていたので
   迷いましたが、こちらでもこの動画を転載させていただきました。


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5 コメント

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平井憲夫さん.. (みなあん)
2011-09-10 03:55:08
命を懸けて、伝えて下さっていたのですね。
動画でお顔も拝見しました。
教えて下さって、ありがとうございます。
この文章について夫からも改めて聞き、さらに怖くなりました。
私自身も若い頃に動燃東海の仕事をした際、なぜ「現地調整」に行けないのか説明されたことを思い出しました。(「パンツ一枚」のところで)

ドイツの番組、真実を伝えていて羨ましいですね。
日本のマスコミは、民間のスポンサー絡みは勿論の事、NHK自体が電力会社の莫大な債権を保有している有様では、期待薄でしょうか..。

原発や放射能に関する本は多すぎて迷いますが、いくつか読んだもののうち、東海村臨界事故を扱った「朽ちていった命」は衝撃的でした。
「遺伝子の設計図が壊される」ということの意味と結果を思い知らされますし、「危険性を知らされない」ことへの怒りを新たにしました。

ところで発達生涯の記事、社会派の内容と癒しのお写真の絶妙さに脱帽です!
発達生涯のサンプルなら、夫とその兄姉達でウンザリするほど見ているので、頷くばかりです。(苦笑)
会社の人と違って育ち方を聞いているので、「ある種の抑圧の元に育つと、何が欠落して大人になるのか」がよくわかりますねぇ~。

それとマイケルのリハ動画、私も大好きです!!
ユルユルの中の真の実力と美しい生声、そして爆発的な優しさと可愛さに浸れますよね?!
でもデンジャの「ネバランじゃないほう」に憶えがないので、改めて動画の旅に出て見ますね!
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やっと開けました; (wildrose)
2011-09-11 09:27:16
昨日今日と、またもPCの起動がうまくいかなくて
今日は4度目の再起動でやっとここに来られました;
なので、またいつ切れるかわかりませんから先にご報告しておきますね!
もし、こちらから何の返答も無くなって音沙汰無い状態になりましても
PCのせいであって、健康上の問題とかではありませんから、ご心配されませんよう。
ひとまずコメントを一度区切りますね!
返信する
ということで;改めてレスです; (wildrose)
2011-09-11 11:16:41
みなあんさん、失礼しました~(笑)
このまま切れるかもしれませんが、上記の理由ですからご心配なく ^^;
(この後、不具合への対処について教えられたことを試そうと思っています~)

>NHK自体が電力会社の莫大な債権を保有

全く、これで報道の公平性が保てるわけがないですよね。
過去にNHK職員から内部告発があり発覚した
「問われる戦時性暴力」という番組の、政治介入による番組改変問題など、
挙げればきりが無い政治家や経済界との癒着・・。

それまで私はNHKだけは公正な取り上げ方をすると信じていました。
国営ならともかく、国民の受信料で成り立っている公共放送が、
まさか政治家に放送前の視聴をさせ、お伺いを立てるシステムになっているとは!と驚きました。

観なくてもテレビを保持するだけで視聴料を強制される現放送法は、
国民から「改正するべき」という意見が多くなり
NHKがこれを維持させるために、国に媚びているのかと、
当時、視聴料の不払いが相次ぎましたね。
(私も一時的に抗議の意味を込めてそうしました)

勤勉で従順な私たち日本国民は、気付かぬうちに
戦前戦中のような情報操作を、今もされているのかもしれません・・。

「福島のトラック来るだけで放射能が拡散」 等という、とんでもない風評で中止された「ふくしま応援ショップ」の開店。
「無知」から生じたというしかない出来事ですが、
これも国が放射線量をしっかりと調査しそれを隠さず細かく公表していくことをせず
国民に強調する「安全・安心」の根拠を見せないことも、一因かもしれません。

福島や近県の農家の方も、こまかな検査を望んでいるのに国が積極的でないのは
国は基準値を超える全ての作物や生産物に出荷停止を指示することで
損害を補償しなければならないからでしょうか。

もちろん、農家の方応援の一助になればと、
私も福島の美味しい桃を購入したりしていますが
福島でお子さんをお持ちの方の多くが、
遠い産地からわざわざ高い送料を払って食物を購入されているという現実。

国がしっかりと補償するという、大事な役目を無視して
メディアを使って「福島応援プロジェクト」を、国民にばかり強いている様な気がします。
まるで、買わないと「非国民だ」と言わんばかりの無言の圧力です。
国民は、きちんと正確な数値で「安全」と判れば購入するのに。
このままでは、大丈夫な作物を出荷している農家も疑惑をかけられ、本当に気の毒です。


「朽ちていった命」読んでいませんが、ぜひ読んでみたいと思いました。
いつも教えてくださって有難うございます☆
国が一体「何を守りたい」のか、知れば知るほど疑問ばかりですね。

さて、お仕事ではバリバリのご主人なのに、
お身内を見渡せば、数々のサンプルが~?(笑)
何だか我が家にもゾロゾロ居そうですけどー;


デンジャリハの別バージョン、Tちゃんから英語の解説を受けながら観ると、
以前のものよりマイケルの指導が具体的に解り
その「人柄談義」になりました☆

たしかにyoutubeにもあったはずですが、今観たら無効にされていました;
またどこかで見つけたらご紹介しますね♪
PCが、持ち直しますように☆


返信する
PCさん、頑張って! (みなあん)
2011-09-12 00:26:43
お忙しい上にPCが不調とのこと、お返事は結構ですので、お時間のある時に読んでいただければ嬉しいです。(いつも長文で御免なさい!)

そのNHKの番組改編、当時購読していた「ある雑誌」でも詳しく取り上げていて、私もショックでした。
まあ、国会で予算を通してもらって成り立つ仕組みのうちは、そういった与党への阿りは防ぎきれないのかも..。
その点、BBCはもっとマシだと聞いていますがどうなんでしょう?
しかしさすがにwildroseさん、一時期不払い運動に参加されたのですね!
私はそれ以前に本多勝一氏の「NHK受信料拒否の論理」を読んで矛盾を知っていたにもかかわらず、手続きの面倒くささに負けて払い続けました。(情けない~)

ところで一時期購読を止めていたその「ある雑誌」、落合恵子さんも編集委員で「買ってはいけない」で有名になった雑誌ですが、講読を再開しました。
内容が重くて楽しくないし、そもそも強い主義主張と傾向があって、賛同出来ないことも多々あるのですが(なので人様にはお薦めしません)、何といっても「定期購読者の購読料で成り立っていて、スポンサーの広告収入に頼らない」という理念に基づいて発信される情報が、今は大切だと思ったのです。
そしてまた毎週追われるように読んで、ストレス溜めていま~す。(涙)

「ふくしま応援ショップ」、悔しいですね。
そんな中の鉢呂氏の発言、繰り返される政局、進まない復興..。
私も国、政治家(政治屋?)、官僚が「守りたいもの」に疑問と怒りです!

そして最新記事のチェロのスムクリ、凄いですね!
マイケルは若い世代に受け入れられること、尊敬されることをとても望んでいたので、喜んでいるでしょうねぇ。(嬉)
リハ動画の件は、いつか復活されて偶然に見つける楽しみが出来たと思うことにしますので、忘れて下さいね!
返信する
いつもお気遣い有難うございます☆ (wildrose)
2011-09-12 12:00:52

PCが、5・6年前くらいの息子自作のデスクトップなので、
昨日は内部の掃除やらファンの埃取りを慎重にやってみたり、
ウィルススキャンも試みました~。

それでも今日も4度目でやっと起動し、PCオンチの私には難解なメッセージが出ています。友人から少し前に「リカバリーの時期かも」と言われていたのですが、
やったことのない私にできるか不安で、そのままでしたから、
今度こそ、いよいよ覚悟を決めねばなりません;
(でも今日は少しだけ、お気に入りのサイトやブログも回ってみたいなと思っています)

さて、以前みなあんさんが「知られざる闇」という記事
http://blog.goo.ne.jp/wildrose1987/e/9c8fc30359b112328c8d53888f4f1932#comment-list
にコメントくださったときにも触れておられたその雑誌
(「週刊○曜日」でしょうか?)には、賛否両論あるようですね。
でも、何のしがらみも作らず、誰に阿ることもしないメディアは
やはり必要だと思いました。

重い内容が後を引くことでより「眠れないモード」から抜け出せなくなることを自覚してから、
私は新聞を一時中断し、約半年経とうとしていますが、
戦争に加担したことへの謝罪文を唯一掲載し、やや左寄りかと言われることもあるその新聞からは、
30年以上の間、大切な知識も得ることができました。

その新聞の批判を掲げた某週刊誌の広告を大きく掲載するなど、
最大手といわれる新聞社ならではの、担当部門の繋がりの無さも、逆に面白かったです(笑)

最近は、以前にも増して記憶力やら理解力が全然働いてくれなくて困っている私ですが、
出来れば、偏りの無い多種多様な目線で書かれた記事の中から、
記者の「感想」ではなく「真実」を選び取るようにしたいと思っています。

受信契約解約の手続き、確かに面倒でしたー;
解約の旨を電話した時に、抗議理由も述べ、
対応はいかにも苦情対応専任と判る低姿勢でしたが、
口座引き落とし契約の解約のみしか承諾しませんでした。

念のため、内容証明つきの文書を送りましたが、その後も請求書が届くし、
集金の人が玄関の外でわざと大声を出して説明したりで、
とうとう支払いに応じてしまいました。
が、いつ止めても良いように他の公共料金のように口座引き落としに戻さず、
これだけは未だ「払い込み票」払いです(笑)
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