昨日日記を休んだ理由は、キーボードの不具合もあったのだけど
朝たまたま観たワイドショーの特集を、一日中引きずっていたから。
それは、パプアニューギニアのエイズの子供達をとりあげたものだった。
現地に女性アナが自ら出向いて取材したものだっただけに
悲惨なその現実が生々しく悲しく、胸が痛むものだった。
そのレポートの中、ひときわ私の心に焼き付いたのは
16歳だというのに小学生にしか見えず、すでに肉腫が身体のあちこちに
出ている少年だった。
極めて稀なケースらしいが、
少年が罹患したのはエイズの両親を看護したことに因るという。
両親の死後、他の罹っていない姉弟と共に親戚に引き取られたけれど
彼だけ屋根と床があるだけの小屋に隔離され、
食事も2・3日に一度くらい、大勢の家族の食べ残しがある日だけ。
それでも彼は健気に明るく振る舞っていた。
時々ローソクを街に買い付けに行き、村人にそれを売って僅かなお金を得ていた。
誰からも存在しないかのように扱われ、姉弟さえも親戚から近づかないように
言われていたため、少年はずっとひとりぼっちだった。
それでも姉がバス代を貸してくれと頼めば、その僅かな支えのお金から
嬉しそうに貸すのだ。
その少年の澄んだ瞳がいじらしく美しく、私は言葉にならないくらいの
感動と焦燥とで、しばらくの間何も手に付かなかった。
少年の孤独と恐怖が、私なんかに一体どれだけ分かるというのか
そう問われているようで・・。
やっと気持ちを切り替えることができたのは、
深夜に「ジャポニカロゴス」の「言いまつがい」を観て。
最近人気の玉木宏くんにインタビューをしていたレポーターの男性が
「順調の方は交際ですか?」って実際に言ったのや、
フジの男性アナがニュースで「○○ノ湯で湯が出ました」(正:火が出ました)等々。
何日か前のウチの娘たちのと一緒じゃないの~(笑)
不眠症の長い私は、努めて笑ってから眠ることにしている。
少し元気が出たけれど、あの少年の瞳は忘れないでいようと思う。
あるがままを受け入れる無欲さと強さに、自分はまだまだだな・・と
少年に教えられた気がするのだ。
世界では、今この瞬間にも大勢の子供達が苦しみながら死んでいる。
この現実から目を背けないで、自分に何ができるかを考えなきゃいけないんだと
再認識。
朝たまたま観たワイドショーの特集を、一日中引きずっていたから。
それは、パプアニューギニアのエイズの子供達をとりあげたものだった。
現地に女性アナが自ら出向いて取材したものだっただけに
悲惨なその現実が生々しく悲しく、胸が痛むものだった。
そのレポートの中、ひときわ私の心に焼き付いたのは
16歳だというのに小学生にしか見えず、すでに肉腫が身体のあちこちに
出ている少年だった。
極めて稀なケースらしいが、
少年が罹患したのはエイズの両親を看護したことに因るという。
両親の死後、他の罹っていない姉弟と共に親戚に引き取られたけれど
彼だけ屋根と床があるだけの小屋に隔離され、
食事も2・3日に一度くらい、大勢の家族の食べ残しがある日だけ。
それでも彼は健気に明るく振る舞っていた。
時々ローソクを街に買い付けに行き、村人にそれを売って僅かなお金を得ていた。
誰からも存在しないかのように扱われ、姉弟さえも親戚から近づかないように
言われていたため、少年はずっとひとりぼっちだった。
それでも姉がバス代を貸してくれと頼めば、その僅かな支えのお金から
嬉しそうに貸すのだ。
その少年の澄んだ瞳がいじらしく美しく、私は言葉にならないくらいの
感動と焦燥とで、しばらくの間何も手に付かなかった。
少年の孤独と恐怖が、私なんかに一体どれだけ分かるというのか
そう問われているようで・・。
やっと気持ちを切り替えることができたのは、
深夜に「ジャポニカロゴス」の「言いまつがい」を観て。
最近人気の玉木宏くんにインタビューをしていたレポーターの男性が
「順調の方は交際ですか?」って実際に言ったのや、
フジの男性アナがニュースで「○○ノ湯で湯が出ました」(正:火が出ました)等々。
何日か前のウチの娘たちのと一緒じゃないの~(笑)
不眠症の長い私は、努めて笑ってから眠ることにしている。
少し元気が出たけれど、あの少年の瞳は忘れないでいようと思う。
あるがままを受け入れる無欲さと強さに、自分はまだまだだな・・と
少年に教えられた気がするのだ。
世界では、今この瞬間にも大勢の子供達が苦しみながら死んでいる。
この現実から目を背けないで、自分に何ができるかを考えなきゃいけないんだと
再認識。