Burden of Despair / 神聖冒涜 -Desecration- EP


大阪発 Brutal Doom Style、Burden of Despair
2022年 2月リリース、3曲収録EP。

2006年に 5曲入りのデモ音源がリリースされてから約 16年。
そのデモ音源を 2008年に当ブログで紹介してから約 14年。。
待ちに待ち過ぎた新曲、そして音源のリリース。もうただただ感無量です。。。

7分台の新曲 2曲、4分のシークレットトラックの 3曲を収録。
サウンドのテンポを 5速シフトで例えるなら、2~3速辺りのテンポで重低速に這いずり進むのをベースに、そこからのシフトアップして走る展開、また、ズリズリにシフトダウンしてくるモッシュフルな展開と、とにかくドス黒く悪いデスメタリックなサウンドです。。1曲目の展開はまさにその様で、じわじわと抑え込んでからの暴発モッシュな走り、そしてラストにブチ落としてくる展開は、ただただエゲツナクて堪らんです。2曲目は通して重低速モッシュフルな這いずり進む展開で、ひたすらにドス黒いサウンドです。。そしてこれらのサウンドの悪さをよりドス黒くしているのが、ディープでエゲツナイ咆哮ボーカルです。もうトータルで極悪極まりないサウンドです。。
CDのみに収録されている 3曲目のシークレットトラックは何と DYINGRACE の 「insane」 のカバー。
出だしを聴いた瞬間、もう思わず仰け反ってしまいました。。トドメのモッシュパートが増強されていて、悪さ増し増しです!
問答無用 Brutal Doom Style Death Metallic Hardcore !!

Bandcamp - https://burdenofdespair.bandcamp.com
Twitter - https://twitter.com/BOD_Japan
facebook - https://www.facebook.com/burdenofdespair.jp



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Flagitious Idiosyncrasy in the Dilapidation / WALLOW


日本発 Grindcore、Flagitious Idiosyncrasy in the Dilapidation
2013年、16曲収録 2ndアルバム。

1stアルバム から約 5年ぶりの本 2ndアルバムですが、サウンドは変わることなく、ブルタルで程好いデスメタリックさのあるグラインドコア、全 16曲、約 23分。。本 2ndのリリースレーベルが SIX WEEKS RECORDS だからという訳ではないと思いますが、1stアルバムよりハードコアでプリミティブな生々しい音をしていますので、正直、最初聴いた時は少し軽い印象を持ちました。。本 2ndの楽曲をライブで聴いたら別に何ら違和感はないと思うのですが、1stアルバムとのサウンドプロダクションだけで比べると、少し物足りなさを感じるのも否めないのです。。とは言うものの、楽曲は短いながらも激速だったりノリがよかったり首が振れたりと、それぞれに個性をもった展開で、聴き始めるとダレることなく一気に駆け抜ける、佳曲揃いの音源です!

私が持っているのはCDですが、リリースレーベルによると CD/LP 共に 500枚リリースの様です。歌詞カードと裏ジャケの曲番のクレジットが間違っていて、17曲とクレジットされていますが 16曲収録です。

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BEYOND HATE & KiM - split


静岡発 Hardcore、BEYOND HATE
京都発 Haedcore、KiM
2011年、共に 3曲づつ、計 6曲収録スプリットアルバム。

BEYOND HATE
メンバーさんにはいつまで昔の話しているんだよ、と思われるかもですが、私が所持しているのはニュースクールなサウンドの 1st、「Begining of Revenge」、その後、極悪ハードコアとなったマキシシングル 「Watch Ya Step!!!」 で、その 2枚はなんだかんだで今でも変わらずに好きな音源です。。ですが、申し訳ないがそれ以降は音源をチェックしていませんでした。。両音源共に 2000年頃の話ですねぇ。。。そして現在はメタリックさもある硬い音ながらもメロディックでキャッチーさも兼ね備えた、熱い日本語詩で叫び歌うハードコアなサウンドでバンドは健在です。本作で久しぶりにチェックしましたが、実にかっこいいです。。個人的に日本語の歌詞のバンドは好きですし、更にいうと昔の軍歌も好きです。。ジャンルや思想とか云々よりも、熱く突き刺すサウンドを叩き出し続けている彼らに敬意を表します。
吹き荒れる遠州の風 - BEYOND HATE

KiM
適度なメタリックな硬いサウンドながらもメロディックでロッキンでノリが良く、ひたすらに熱く拳を握らせてくれるサウンドです。。バキバキうなるウッドベースにタイトでロックでハードコアなドラム、メロディックでかっこいいフレーズが耳に残るギターに叫び歌うボーカル。。それらによって叩き出されるサウンドは、もう堪らんかっこいい、の一言です。
気高き京の都 - KiM

本スプリットの音源とは違うのですが、今は無き京都のライブハウス、WHOOPEE'S での KiM のライブ動画。少し音が悪いのですが、何回も見返す程にかっこええのです。

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KiM / 愛


京都発 Hardcore、KiM
6曲+シークレットトラック収録、1stミニアルバム。

本作は 2001年に 500枚限定でリリース、後に再発された 1st音源。
日本語詞による熱い男のハードコアは、メロディックでキャッチーさを兼ね備えていますが、それは聴き易さの為ではなく、歌を詩をより胸に突き刺す為のメロディックさなのです。。歌詞についても説教くさい歌詞ではなく、内からこみ上げる思いをどことなしか哀愁さを漂わせながら綴り、そして、それらの感情を振り絞り叫び歌うボーカルが情極まっていて良いのです。。正直、後の音源と比べると少し印象が弱い様にも思いますが、それでも個人的にお気にの音源で、ふと聴きたくなるのです。
歌詞カードに表記されている曲数は 6曲なのですが、7曲目に 海援隊 の 「人として」 のカバーがシークレットで収録されていて、これがまた実に男臭いカバーで一緒に歌いたくなるのです。
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UNHOLY GRAVE / Live @ Maryland Deathfest 2014


日本の Grindcore、UNHOLY GRAVE のメリーランドデスフェスト 2014 でのライブ動画。
約 30分のノンストップグラインドコアは、観ていると気合と活力がみなぎってくるのです。
ぜひフルボリュームで!


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ONE LAST BREATH / Burning Bright EP


大阪発 Melodic Hardcore/Metalcore/Screamo、ONE LAST BREATH
2012年、2曲収録デモEP。

バンド自らはサウンドを Melodic Hardcore と称していますが、メタルコア、スクリーモ、激情ハードコア等の要素が合わさり、静と動、美と暴が交錯したメロディアスでエモーショナルな楽曲は切なく愁いを帯びつつも力強く、聴く者の感情を昂らせ、そして、感情を叫び歌い、シンガロングパートも入ったボーカルは聴く者を熱くさせるのです。
あらゆる感情が塊となって叩き出される 4分、6分台の 2曲の楽曲は、実に聴き応えのある佳曲です。

本音源は bandcamp にてフリーダウンロード出来ます。
本音源を聴いていると、日本の IRRIVALY (解散)、ex-IRRIVALY の Within the Last Wish、また naiad など、メロディアスでエモーショナルなサウンドが続けて聴きたくなります。
バンドは 2003年 9月に解散した様で残念ですが、一旦幕引きという表現がされているので今後に期待です。


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ZAGIO EVHA DILEGJ / Emotional Outburst


日本は長野発 Grindcore、ZAGIO EVHA DILEGJ
2012年、17曲収録 1st。

始終えげつなく喚き叫び、咆哮し続けるボーカル、程好いデスメタリックさがあり、楽曲それぞれに顔を持たせるギターはスラッシーなリフが入る曲では更に体感速度が増し、情け容赦なく叩きまくるドラムは壮絶さを極める。これらにより叩き出される音の塊は、ボーカル含めブルータルデス並みな暴虐さ、凶暴さがあり、もうただただ凄まじいの一言です。。。

音源でも凄まじいですが、ライブは更に凄まじいものでした。
ライブ終了後のメンバーさん、特にドラムの方の姿は印象的でした。

30秒~1分前後にて途切れなく、雪崩の如く畳み掛けてくる、全 17曲、13分47秒。
問答無用、有無をも言わせぬ、という表現は、こういうサウンドにこそ相応しいのではないかと思う程の激烈極まりないグラインドコア地獄絵図サウンドで、しかも、聴き始めると繰り返し繰り返し聴きたくなる、実に中毒性の高いアルバムです。

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BLOODBALL / Anger Waves to Swallow All


京都発 Death Metallic Beatdown Hardcore、BLOODBALL
2012年、6曲収録ミニアルバム。

1曲目の出だしから既に悪い臭いしか漂ってこず、全編通しては、これぞデスメタリックビートダウンハードコアなサウンドで、落としてくる展開が情け容赦ない低音効きまくりな激重モッシュな曲展開に、これまた聴いていて顔がニヤける程に悪い咆哮デスボーカルは、もはや有無をも言わせぬ、問答無用でヴァイオレントな、極悪に塗れまくったどす黒いハードコアサウンドです。。

デスメタリック/ビートダウンハードコア好きの方で未チェックの方は勿論、しばらくこの手のサウンドから離れている方でも、1曲目 「Black Riot」 を聴いたら熱くなること間違いなしな極悪ハードコアサウンドです。myspace にて本作の 1曲目、2曲目が試聴出来ます。

本ミニアルバムは紙ケースにぼそっと CD が入っているのみの作りなのですが、これで価格が 500円というのは、サウンドの極悪に反して最高で素晴らしいです。
Highly Recommended!!!
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THE CREATOR OF / IN RESERVOIR


東京発 Alternative/Psychedelic/Punk/Hardcore、THE CREATOR OF
2002年、12曲収録 2ndアルバム。

初めて THE CREATOR OF の音源を耳にしたのは Edge of Spirit とのスプリット、「RIZLA」 でした。その時は Edge of Spirit 目当てということもあり、また、当時はあまり Alternative と紹介されるサウンドに免疫を持っていなかったこともあり、聴けるサウンドではありましたが、深入りはしませんでした。。しかし、2007年の 「Dust to Dust」 をチェックして一気に深入りしました。。

バンド自らサウンドを Alternative/Psychedelic/Hardcore/Grunge/Post-rock/Punk/Stoner/Doom と Facebook に記している様に、多彩なジャンルの音が交錯しながらもメロディアスでエモーショナル、且つ、へヴィーなグルーブがうねりまくるのです。。楽曲はドがつく程のへヴィーさやブルタルさはないですが、ミッドテンポにて進む曲展開でじわじわと盛り上げ、ぐいぐいと聴き惹きつけるサウンドは、クセになる程に魅力があり、音量を上げてスピーカーから聴き浸るもよし、ヘッドフォンでどっぷりと聴き浸るもよし、な音源です。

本2ndアルバムはバンドの Jamendo のページにてフリーダウンロード出来ます。
2007年以降、音源のリリースはないのですが、バンドは健在でライブもされています。
じっくりと聴いてみてほしい音源です。
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ENSLAVE / Far East Hardcore Punk


東京発 Emotive Hardcore、ENSLAVE
2011年の 13曲入り 1stフルアルバム。

かれこれ 6、7年前の話ですが。。。
通販店 STM が以前の形態の時に レコ屋 という店舗内で扱っている商品の感想や紹介を商品掲載ページに書き込めたり、個人ページ内には掲示板があり、交流が出来たりというシステムがありました。。その当時、その レコ屋 内でよく名前が挙がっていたバンドの一つが ENSLAVE で、当時はまだデモ音源のみのリリースだったと思います。。当時の日本のバンドの多くが姿を消す中にあっては、活動歴の長いバンドになりましたなぁ。。。
本作は京都のハードコアレーベル、MCR Company からのリリースという少し意外さもあったり。。

スタスタと激情ハードコアに、ドカドカと荒々しくハードコアに疾走する楽曲の上を男女ツインヴォーカルが日本語詩にて感情を撒き散らしながら絶叫する、Melodic Emotive Hardcore/Screamo。。レーベルの紹介にもあります様に、Tragedy ライクなメロディアスで切なげに流れるギターのメロディーは、更に日本人らしいメロディアスさも加味され、より印象的で耳に残り、胸に刺さりますのです。。。
endzweck meets Tragedy なサウンド、というのが、どんな雰囲気のサウンドか紹介するのに適当かなぁ、と思います。。また、同じく男女ツインヴォーカル、オーストラリアの schifosi や、こちらもツインヴォーカル、スウェーデンの TO WHAT END? に近い雰囲気を持っていると思いますので、この辺りのメロディアスでエモーショナルなハードコアがお好きな方は、ENSLAVE のメロディアスさ、突進さはお気に召すのではないかと思います。。

勢いのある楽曲に乗る切なげなギターのメロディーが感情を刺激する、実にエモーショナルなサウンドです。。MySpace にてぜひチェックしてみてください。
Highly Recommended !!!
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