ARMA ANGELUS / where sleepnessless...


極悪メタリックモーシーハードコア、ARMA ANGELUS
2003年の7曲入り音源。

メタリックでブルータルに突き進みながらも、モッシュフルでビートダウンパートがこれでもかと導入された曲展開。そして、この ARMA ANGELUS のサウンドには、更にメタルコアと若干のカオティックな要素が加わり、この手のサウンドにありがちな 十派一絡げ な楽曲展開になっていないところが、なかなかカッコエエとこなのです。先に挙げた様な要素が楽曲に組み込まれている為、曲の長さが4分台後半~という楽曲が殆どなのです。でも、ダレることなく気持ちよく聴けるのです。また、ヴォーカルの悪さ具合も堪らないのです。

現在は既に解散済みだったと思います。
この ARMA ANGELUS のメンバーが後に組んだのが、現在大人気のメロディックエモーショナルハードコアバンド、FALL OUT BOY なのです。
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Bury Your Dead / You Had Me at Hello


モッシュフルビートダウンハードコア、Bury Your Dead
2003年リリースの1st音源の再発盤。

家で聴いていても思わず腕をぶん廻し、部屋中を走り回りたくなるくらいの衝動に駆られる、極悪モッシーサウンド。ハードコア好きの方で、このビートダウン満載のサウンドに体が反応しない方はいないと思われます。ヴォーカルの悪さ具合、ギターのザクザク感、そして聴いていて気持ちのいいゴリゴリ具合。もう聴いていると、体、そして気持ちに力が沸いてくるのです。堪らんカッコエエです。

夜だと家の中をドタバタと暴れ走り回れないので、静かに?ゴキブリモッシュして暴れるのです。。
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SMASH THE BRAIN / demo cd-r


関西発 メロディックデスメタル、SMASH THE BRAIN
クレジットがないのですが、確か2003年か2004年の2曲入りデモ音源。

Sanity in Disunion
切ない泣きのメロディーが印象的で、耳に残りまくりな疾走ナンバー。
そのメロウで切ないメロディーの上を、ブルータルなデスヴォイスが切り込みます。個人的にこの曲のメロディー、曲展開が堪らなく好きなんです、かっこええんです。これぞメロディックデスメタル!

caged...
程好いスピードで、しかし、切なくメロディアスなメロディーを撒き散らしなが突き進むミッドナンバー。この曲のメロディーもなかなかに印象的なのです。特にギターソロパートが好きですなぁ。ええ曲です。

これからもマイペースで活動を続けていって欲しいです。。
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ABLAZE / Grand Tears of Stigmata


大分にて 6/18 に開催される 「OITA DEATH FEST」 の出演バンドの中に、XTORT (ex-ABLAZE のメンバー在) というのを見かけて、久しぶりに ABLAZE を聴いております。

佐賀県発、メロディック/シンフォニック デスメタル、ABLAZE
2003年の 6曲入り音源、「Grand Tears of Stigmata」。
1曲目のインストに続く疾走ナンバーの2曲目を初めて聴いた時、あまりのかっこ良さに思わず硬直してしまいました。。切なく、泣きのメロディーが始終奏でられるギター、前面に取り入れられ、楽曲を更にドラマティックに、劇的に盛り上げるKeyパート。この美しく切ない楽曲を、逆に更に際立たせているのが、始終エゲツナイまでにブルータルなロウデスヴォイス。
個人的には、4曲目に収録されている "...dear Bram Stoker" の 泣きまくりなギターが堪らなく好きです。この曲展開、そしてメロディーを聴いていると、気持ちが強くなり、元気が出てきます。ほんとカッコエエ曲です。

いつの日か、ぜひとも復活してほしいです。。
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Thorr's Hammer / Dommedagsnatt


Goatsnake の Greg Anderson 氏、Sunn 0))/Burning Witch の Steve O' Malley 氏 らによるプロジェクトバンド、Thorr's Hammer
1998年の4曲入り音源、「Dommedagsnatt」。

いやしかしなんと言っても強烈なのが、ノルウェー出身の女性ヴォーカリスト、Runhild Gammelsaeter 嬢 の エゲツナイまでのヴォーカルワーク。ちなみに、既にご存知の方も多いと思いますが、Emperor の Ihsahn の元彼女らしいです。
1曲目の出だしは明らかに女性と判る語り調のヴォイスなのですが、次の瞬間、もの凄いデス/ロウグロウルヴォイスへと豹変。このエゲツナさ、もう堪らんかっこええのです。また、彼女自身の母国語のノルウェー語で歌われているのが、これまた何とも妖しげな要素なのです。とはいえ、えげつないデスヴォイスなので、聴く分には言われなければ分かり辛いですが。。
楽曲は始終、うな垂れる様な slow / heavy、そして、泥臭さも感じられる Sludge/doom サウンド。どちらかと言えば doom metal よりは、sludge色の方が強いサウンドです。悲痛というよりは、拷問という言葉が似合う極悪激重サウンド。
日本の Corruptedsecond to none の様な、激重サウンド好きの方にもおすすめなサウンドです。
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LA CAIDA DE LA CIVILIZACION


メキシコ発、女性ベーシスト有する 4人組 クラストコア、
LA CAIDA DE LA CIVILIZACION
2005年の 13曲入り音源。

アルバム通して明るい要素など一切なく、始終、切なくメロウなメロディーが掻き鳴らし奏でられ、突っ走る曲、ミッドテンポな曲で、アルバムジャケットの様な悲壮な楽曲世界へと引きずり込んでくれます。
そして何より、ブラッキー並みの高音絶叫ヴォイスで始終叫び歌うヴォーカルさんが、悲痛極まりなく凄まじく、聴き手の胸にビシビシと訴えてきます。また、時折り絡むロウデスヴォイスがいいアクセントになっております。
中でも特に胸に響いたのは、6曲目の 7分45秒にも及ぶ悲壮ミッドナンバー。
悲しくも切ないピアノのメロディーで始まり、1分45秒辺りで絶叫ヴォーカルと共にバンドサウンドへと雪崩込む。ギターが泣きのフレーズを奏でるバックでひたすらにヴォーカルが絶叫。そして切ないピアノのフレーズが再び奏でられ幕を閉じる。。この曲を最初聴いた時、思わずコンポの前で固まってしまいました。

この音源で聴けるサウンドは正直、厚みはなくラフで荒々しいです。しかし、それが逆に生々しく感じられ、サウンドから怒りというものが伝わってきます。
ブラックメタル、特にRawブラックメタル好きの方にも一度聴いてみて欲しいなぁ、と思うサウンドなのです。。
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GUIDED CRADLE


チェコ発 4人組、D-Beat クラストコア、GUIDED CRADLE
2005年の 8曲入り音源。

メタリックギターサウンドにメタルリフで荒々しくもズカズカと程好いスピードで突き進む楽曲。力強くロウでドスの効いた吠え叫ぶヴォーカル。メタルからの影響も大きいメタルクラストサウンドで、これがもうめちゃくちゃかっこええのです。海外での紹介文に、like early Earache bands という書き方がされているのですが、まさにそんな感じのサウンドでもあります、ちと曖昧ですが。。

オールドスクールなデスメタルや、とにかくメタル好きな方にもチェックしてみて欲しいです。また、中に HELLSHOCK のシャツを着たメンバー写真が載っているのですが、HELLSHOCK の様なメタルクラストサウンドが好きな方には、この GUIDED CRADLE は堪らないと思われます。

いやしかし、このジャケットに、このバンドロゴ!かっこ良いですなぁ。
個人的に GUIDED CRADLE の様なバンドロゴ、かっこ良すぎて堪りませぬ。。
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ABRAHAM CROSS / PEACE CAN'T COMBINE


東京発、クラストコア、ABRAHAM CROSS
2002年にリリースされた 12"EP がデジタルリマスターされ、05年末にCDにて再発。

荒々しくもドカドカとロウにブルータルに走り抜ける楽曲。
ひたすらにロウに唸り叫び歌うヴォーカル。
もう1曲目からラストまで有無を言わせずに、怒涛の様に突き抜けていきます。
フルヴォリュームで聴いていると、モヤモヤとしたものが吹っ飛んでいくかの如きスカッとさせてくれます。

UNHOLY GRAVE の様な グラインドコア サウンド好きの方にも、ぜひとも聴いてみて頂きたいブルータルサウンドです。
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TOTAL CONFUSED / DEATH ROMANTIC CONTRA CORE


インドネシア は ジャカルタ発、
女性ヴォーカル有する 4人組、メタリック/Crusty/スラッシーハードコア、
TOTAL CONFUSED
2006年の音源、「DEATH ROMANTIC CONTRA CORE」 。
スパイキーヘアのメンバー、特にヴォーカルの MIMIKO嬢 が カッコエエですので、写真はあえて裏ジャケです。

ノイジーでメタリックなギターサウンドで、荒々しくもスラッシーに突っ走りまくる楽曲。
ですが、ただ闇雲にすっ飛ばすのではなく、随所で静のパートやフッと抜けるパートがあったり、メロディアスなフレーズが取り入れられたりしています。そして、楽曲を更に強力にしているのが、ヴォーカル MIMIKO嬢 の 絶叫 Anger ヴォイス。怒りが込められた思いを叫び倒すヴォーカルワークは、聴く者を圧倒しまくりなのです。
聴いていて実にスカッとする全9曲、21分42秒。。

歌詞カードの Thanks 欄に、デスメタルの SiksakuburPanic Disorder
グラインドの Extreme Hate らの名前を発見。その他にもインドネシアのバンドと思われる多くのバンド名がクレジットされているので、暇を見てちょこちょことチェックしていこうと思います。
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DEAD TO FALL / The Phoenix Throne


以前に 1st2nd をご紹介した、US発 5人組、DEAD TO FALL
2006年4月リリースの 3rdアルバム。
ここ最近は落ち着いてるみたいですが、ヴォーカル以外のメンバーが流動的で、前作の音源でのメンバークレジットで今作で残っているのは Voさんのみです。

サウンドは、前2作と変わらないといえばそう変わらないのですが、今作はより更にメタルなフレイバーが前面に強く出たサウンドとなっております。ですが、今までの楽曲の様に、引きずるかの如きな ビートダウン/スローダウンパート は楽曲に組み込まれています。ヴォーカルは決してノーマルヴォイスを取り入れることなく、相変わらずひたすらにロウに叫び歌うデスヴォイスで、これがブルータルでかっこええのです。
それでも前2作と少し違うなぁと感じるのは、ギターパートでしょうか。よりメタルライク、というかサウンド自体はもうメタルなのですが、前作までよりもギターが奏でるフレーズが印象的に、そして耳に残ります。もはやUS発とは思えぬほどの、スウェディッシュテイストの香りが漂うメロディックでデスメタリックなサウンド。また、4曲目や6曲目では今までになかった様な、ミッドテンポでdoomyなデスメタリックサウンド。この辺の楽曲で、今まで DEAD TO FALL が好きだった方の意見が分かれるかもしれませんなぁ。。

もともとメタル色の強いサウンドではありましたが、よりメタルサイドの方にも一度聴いてみて欲しいなぁ、と思うのです。
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