Haexler / Wage, Work

ドイツ発 Powerviolence、Haexler
2022年 11月、13曲収録 2nd EP。

以前に紹介した 1stEP のサウンドの流れを汲んだパワーヴァイオレンス/グラインドコア。。30秒前後をベースに長くても 1分前後の楽曲は、ド直球の曲もありますが、短い曲の中で緩急ついて感情をぶちまけるかの様に暴発し、更にアジり叫ぶ勢いのあるボーカルにロウデスヴォイスでの咆哮が悪さを増させ、ブルータルで程好いデスメタリックさをも備え問答無用に畳みかけてきます。個人的にはギターの音含め、このサウンドプロダクションも好みなポイントです。ボリュームを上げて聴き浸りたい快作です！

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UNBORN SUFFER / Covered In Grind

ポーランド発 Brutal Death Metal/Grindcore、UNBORN SUFFER
2021年、11曲収録カバーアルバム。

1. System (APTEKA) 01:33
2. All Our Fans are gay (ANAL CUNT) 01:36
3. Unsilent Death (NAILS) 02:43
4. Silent Empire (VADER) 03:59
5. Primitive Future (SEPULTURA) 03:06
6. Fuck The System (THE EXPLOITED) 02:49
7. Siege Of Power (NAPALM DEATH) 03:36
8. Marduke's Mazemerizing (VESANIA) 04:54
9. Scoff (NIRVANA) 04:04
10. Thunder & Lightning (MOTÖRHEAD) 03:07
11. Metal Of Death (BEHERIT) 00:40

パンク、ハードコア、メタル系のバンドからニルヴァーナの曲までブルータルデスメタル/グラインドでカバーした本作。。個人的に気に入ったのは原曲も好きな 3曲目 NAILS、5曲目 SEPULTURA、7曲目 NAPALM DEATH のカバー、そして 8曲目のポーランドのシンフォニックブラック/デスメタル、VESANIA のカバーがなかなかにカッコよくて、特に気に入りました。VESANIA の原曲はキーボードが入ってミドルなパートを入れて展開する、なかなかヘヴィーでエクストリームな曲ですが、本作でのブルデスグラインドなカバーでは、そのミドルのパートがもう極悪モッシュパートと化し、もはやブルデスメタリックビートダウンハードコアな感じで、聴き応えのある曲に仕上がっています。
アルバム通して実にブルータルながらも気持ちよく聴き通せる快作です！

Bandcamp - https://unbornsuffer.bandcamp.com

Civilian Thrower / Trebuchet Showroom

フランス発 Grindcore、Civilian Thrower
2022年 12月、13曲収録 1stアルバム。

以前にデモ音源を紹介 しているフレンチグラインドコア、Civilian Thrower 。
デモ音源、スプリット音源と続いて待望の単独音源ですが、変わることなく Raw な悪さを撒き散らしまくりで畳みかけてくるグラインドコアを叩き出しています。。1分前後で、重心低くゴーリーにブチ走る楽曲は、相変わらずヴォーカルもエゲツナ悪く、またこの良い意味で悪いサウンドプロダクションもブルタルさを増させていて、デスメタル好きの方にも耳にしてみてほしい、問答無用のブルータルグラインドです。

Bandcamp - https://civilianthrower.bandcamp.com