沢の水、飲む？ 飲まない？

山を歩いていて清冽な沢の流れがあったら、その水を飲みますか？
私はもちろん飲みます。疲れた身体に冷たい沢の水は、山歩きの醍醐味のひとつと言っても過言ではありません。朝日岳の素敵な彼女も、朝日小屋近くの沢で、「何十年も沢の水を飲んでいるけど、大丈夫よね*(グッド)*」と仰ってました。
しかし、冷静に観察すると、山を歩いているけど、沢の水を飲まない人は結構いますね。ぱっと見で、半分くらい？　何と、昔から山歩いていたわが妻まで「よほど切羽詰らない限り飲まない」*(驚き)*
コアな山好きにとって、沢の水は好き嫌い以前に「必需品」。山歩きに最も必要だけど、重い水を大量に持って歩いたり、500ccを山小屋で400円で購入するなんてありえません。でも、中高年になって山歩きを始めた人はどうなんでしょう。沢の水どころか水道水さえ飲まなかった人に、いきなり沢の水は、相当抵抗あるかもしれません。
近郊の低山を歩いていたら、「〇〇清水」という水場があって、地元××町教育委員会名で、その由来が書いてありました。ここまではよくある話ですが、最後に、「この水は飲用に適さず」という趣旨の断りがあったのには笑ってしまいました。もちろん飲みましたが(笑)