ウエステックの整列機を使って整列治具に並べた後、
それらの治具を組み合わせると、製品の組立が、
多数個同時にできます。
Aという皿状の部品、Bという中身の部品、
Cというフタ状の部品が有るとします。
Aの皿状部品の中に、Bの中身部品を入れ、
Cのフタ状部品をかぶせ、組立が完了する、
とします。
まあ、筆箱くらいの大きさだったら、
手作業でも簡単ですよね。
しかし、もし幅1mm、長さ2mmくらいの製品だったら、
ピンセットでつかむのも大変です。
しかも、こういう小さい製品に限って、
一日あたりの生産量が1万個とかだったりします。
一日8時間の稼働だとすると、1分間に約20個、
つまり約3秒に1個、組立しなければなりません。。。
実はこれ、整列機と治具を使えば、楽勝です。
整列機を使って、、、
① Aの皿状部品を、開口部を上に揃えて1000個並べる。
② Bの中身部品を、A部品と同じ間隔で、1000個並べる。
その際、表裏の区別が有れば、それも揃えて並べる。
③ Cのフタ部品を、開口部を下に揃えて、
A部品・B部品と同じ間隔で、1000個並べる。
並べ終わったら、ここからは治具を使って、、、
① Bの中身部品を、1000個いっぺんにそのまま吸着、
もしくはマグネットで持ち上げて、
Aの皿状部品が1000個並んでいる上にかぶせます。
② Cのフタ部品を、1000個いっぺんにそのまま吸着、
もしくはマグネットで持ち上げて、
1000個のA・B部品が置いてある上にかぶせます。
これだけで1000個が一度に組立完了です。
A・B・Cそれぞれの部品の整列時間も含めて、
10~15分といったところでしょうか?
このペースで8時間続けますと、3万個以上できて
しまう計算です。
整列機が動いている間に、整列済みの部品を使って
組立作業を行えば、更に能力は上がります。
整列機の台数、もしくは能力が大きい整列機を使って、
一度に何千個も並ぶようにし、移し替え作業員を
2~3名増やせば、10万個でも楽勝です。
しかも、部品が筆箱のような素直な形でなくてもOKです。
Aの皿部品とCのフタ部品が前方後円墳のような形で、
Bの中身部品がハサミのような形だと、表裏だけでなく、
前後の向きも揃える必要が有りますが、
整列機を使えば、簡単に揃えられます。
是非お試しあれ。
それらの治具を組み合わせると、製品の組立が、
多数個同時にできます。
Aという皿状の部品、Bという中身の部品、
Cというフタ状の部品が有るとします。
Aの皿状部品の中に、Bの中身部品を入れ、
Cのフタ状部品をかぶせ、組立が完了する、
とします。
まあ、筆箱くらいの大きさだったら、
手作業でも簡単ですよね。
しかし、もし幅1mm、長さ2mmくらいの製品だったら、
ピンセットでつかむのも大変です。
しかも、こういう小さい製品に限って、
一日あたりの生産量が1万個とかだったりします。
一日8時間の稼働だとすると、1分間に約20個、
つまり約3秒に1個、組立しなければなりません。。。
実はこれ、整列機と治具を使えば、楽勝です。
整列機を使って、、、
① Aの皿状部品を、開口部を上に揃えて1000個並べる。
② Bの中身部品を、A部品と同じ間隔で、1000個並べる。
その際、表裏の区別が有れば、それも揃えて並べる。
③ Cのフタ部品を、開口部を下に揃えて、
A部品・B部品と同じ間隔で、1000個並べる。
並べ終わったら、ここからは治具を使って、、、
① Bの中身部品を、1000個いっぺんにそのまま吸着、
もしくはマグネットで持ち上げて、
Aの皿状部品が1000個並んでいる上にかぶせます。
② Cのフタ部品を、1000個いっぺんにそのまま吸着、
もしくはマグネットで持ち上げて、
1000個のA・B部品が置いてある上にかぶせます。
これだけで1000個が一度に組立完了です。
A・B・Cそれぞれの部品の整列時間も含めて、
10~15分といったところでしょうか?
このペースで8時間続けますと、3万個以上できて
しまう計算です。
整列機が動いている間に、整列済みの部品を使って
組立作業を行えば、更に能力は上がります。
整列機の台数、もしくは能力が大きい整列機を使って、
一度に何千個も並ぶようにし、移し替え作業員を
2~3名増やせば、10万個でも楽勝です。
しかも、部品が筆箱のような素直な形でなくてもOKです。
Aの皿部品とCのフタ部品が前方後円墳のような形で、
Bの中身部品がハサミのような形だと、表裏だけでなく、
前後の向きも揃える必要が有りますが、
整列機を使えば、簡単に揃えられます。
是非お試しあれ。