価格:(税込)
発売日:
現地のテックが噂していた「特別良い音がするアクティブフェーダー」Siemens W290 St-Dです。
型番からするとW291VSTDのひとつ前、Telefunken W690と同世代の'70年代中盤から後半にかけてのディスクリートアンプを持ったアクティブフェーダーなのですが、前述の2種とは決定的な違いがあります。
まず、フェーダー部とアンプ部がT-2700/2701で完全に分離出来るようになっており、高さのあるアクティブフェーダーをケースに収める際にもフェーダー/アンプ部を分離すれば操作しやすいレイアウトで製作可能です。また、0VはコモンですがPCBやフェーダー部は完全なDUAL MONO設計で何やら試作っぽい雰囲気がぷんぷん匂います。
(どうやら入手した中の1台が本当に試作機だったようで、それ以外のモジュールは入出力共にトランスバランスでしたので一部削除、加筆しました。2/28 追記)
次に'70年代~'80年代前半までのドイツ製フェーダーは例外無く入出力共にトランスバランスですが、
音色傾向は知能指数が高くなったW690のような感じですが、特に程よくドライブされたような低域のキャラクターが心地よく、それでいて荒い感じは皆無で繊細にまとまっている音色は聴き慣れたソースでも、もう一度これで聴き直したいと思わせるような魅力があり、噂になっているだけの実力を確認しました。
電源は+24Vdc、ピンアウトはTelefunken W690と同一ですので、W690をお持ちの方や、少々斜に構えたW444系の音色に物足りなさを感じておられる方には是非一度お試し頂きたいと思いますが、かなりの期間探しても見つからなかったフェーダーなので見掛けた際は即買いアイテムです。
サイズはDanner A1フォーマットですが、取り付けはEckmiller W85用のFパネルがバッチリ合います。
旧年中は沢山のご贔屓を頂きありがとうございました。
本年もGVM_GmbHから出品させて頂きますので宜しくお願い致します。
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