Weekend Strummer

ウィークエンド・ストラマー。
世間知らずのオジサンが脈絡無く語る、ギター・アフリカ・自閉症。

ケニヤ山に登ろう。

2015-01-13 21:56:28 | ケニヤ

ケニヤで一番高い山はケニヤ山。キリマンジャロに次いでアフリカで2番目に高い山でもあります。
赤道直下に位置しながら、万年雪があるほど高い頂を持つ山。神秘的で崇高なイメージがあります。
「ケニヤ」という国名も、もともとはこの山の本来の名前「キリニャガ」が由来となっており、そういう意味ではケニヤを代表する存在とも言えます。

閑話休題。
国名については、この地を訪れたイギリス人の「あの山はなんという?」 という問いに対して、一緒にいたケニヤの民が「キリニャガ」と答えたのを、どういうわけか「ケーニャ」と聞き取ってしまい、それがケニヤになったという、なんともいい加減なヒヤリングの結果であるらしい。

さて、ケニヤ山は観光地としても重要で、毎年多くの登山客が訪れるスポットでもあります。
私が初めてケニヤ山に登ったのは20代の時でありました。ケニヤ山の頂上付近は複数のピークがあり、最も高い主峰バティアン(5199m)と、次鋒ネリオン(5189m)に登るにはロッククライミングの技術が必要なのですが、私が登ったのは二本足で歩いて登れる第三峰のレナナ・ピークです。
第三峰とは言ってもピーク付近は万年雪に覆われておりますし、小規模ながら氷河もあります。標高は4985mもあり、私も登山中に頭痛や不眠などの高山病の症状を経験しました。
今から30年前、私がまだ若く、体力・気力ともに今の100倍くらいあった頃のハナシです。当時に比べると、現在の私はシオシオのパー。むかし登ったケニヤ山に挑むつもりはこれっぽっちもなかったのですが、先日、エンブ在住の若い友人たち(日本人)と話しているうちに、どういうわけか一緒に登ることになってしまいました。2015年の初日の出をレナナ・ピークで拝む、という企画のようです。

 実はケニヤでの私の任期はもうすぐ終了します。
ケニヤ生活の締めくくりに、むかし登った山に挑戦してみるのも人生のイベントとしては面白いかもしれません。
というわけで、御年54歳にして5000m級の山に再挑戦します。

(この項、続く)

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