平成24年第2回蕨戸田衛生センター組合議会定例会

戸田市・蕨市から排出をされる家庭ごみの中間処理を行っている、衛生センター組合議会の定例会が行われました。

管理者（蕨市長）より提出された議案は、議案第6号「蕨戸田衛生センター組合議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」の1件でした。この条例は、戸田市・蕨市・川口市で構成をされる、戸田競艇組合議会において、期末手当の切り下げを行ったことを受け、当組合議会でも同様の措置を取ろうとするものであります。この条例案につきましては、本会議休憩中に開催された、総務常任委員会での審議を経て、全会一致にて可決成立をいたしました。

また、提出議案の審議に先立つ管理者報告では、東日本大震災被災地にて発生をしたがれき（岩手県、宮城県より排出された分）の広域処理につき言及がありました。管理者からは、先月埼玉県より照会のあった処理受け入れに関する調査につき、「条件付きで受入可能」との回答をした旨報告がなされました。条件とは、最終処分場、組合周辺住民の理解等が得られればという内容でした。

これまで衛生センター組合としては、「最終処分場を県外に依存している現状では、受入・処理は難しい」という方針を示してきましたので、色々な意味で「意外」であると感じました。ただ、現在のところ組合に県等から受入の要請はありませんので、直ちに受入という事にはならないと思われます。

そして、今回は一般質問も行われ、議員1名が登壇し、同じく震災がれきの処理につき質問を投げかけておられました。

定例会は本日1日限りをもって閉会となりました。