面白くなるぜ…
ボビー・チャイルド 加藤敬二
ポリー・ベーカー 樋口麻美
ランク・ホーキンス 牧野公昭
アイリーン・ロス 末次美沙緒
ベラ・ザングラー 広瀬明雄
エベレット・ベーカー 松下武史
ボビーの母 斉藤昭子
テス 有永美奈子
ユージーン・フォーダー 三宅克典
パトリシア・フォーダー 加藤聖恵
ムース 石路
サム 岩城雄太
ミンゴ 畠山典之
ビリー 石野喜一
パーキンス/カスタス 熊谷崇
ジュニア 平田郁夫
ピート 中山大豪
ジミー 菊池正
ワイアット 関与志雄
ハリー 村中弘和
パッツィー 池末絵己子
シーラ 小川飛鳥
ミッツィー 柴田桃子
スージー 伊東恵
ルイーズ 恒川愛
ベッツィー 市川友貴
マギー 東裕美
ベラ 荒木美保
エレイン 須田綾乃
というワケで大好きな「
クレイジー・フォー・ユー」の京都公演が開幕しました。↑の「面白くなるぜ」はジュニアの台詞ですが、僕の心の中のつぶやきでもあります(^^)
開幕キャストさんはほぼ予想通り。三宅さんの猫抜けが直前だったので、こんなに早い登場とは思いませんでした。サプライズはムースの石路さん。東京の最後の方にハリーで出られていたので、予想外の横滑りでした。ハリーの台詞は「2週間ね」の一言だけですが、ムースはその何倍もあります。って二言でも2倍なんですが(笑)。もう少し訛りがあるのかなぁと思っていましたが、ほとんど感じる事はなかったです。歴代ムースは荒木さん、川辺さんしか拝見していませんが、このお二人に近い「ほんわ~か」感も出てました。石路さんと言えば短髪なイメージでしたが、薄い茶髪にして緩いパーマがかかっていた様です。
石路さんの話が予想外に盛り上がったので(笑)、調子に乗ってこのまま続けます。東京でのハリー・デビュー日には「I Got Rhythm」でスッ転んでしまったという逸話(?)がありますが、今回も目立たないミスが…。同じく「I Got Rhythm」の中で、ポリーに頭を叩かれた時に自分でヘッドライト(?)を点けるシーンがありますが、遅れて点いた&点かなかったことがありました。流れの中での一瞬のことなので難しいところもあるでしょうが、あのシーンはポリーの動きとライト点灯が揃うと一体感が出てキレイに見えるので、今後に期待です。あとポリーが投げたチケットのキャッチも練習しましょう(笑)。ストライクを落としちゃったんですが、横に居たガールズと「落としちゃったよ~」って感じで笑われてました。真面目な方のようですが、東京で少し出られて「CFY」の演目の雰囲気にも馴染まれてきたのかなぁと思いました。何かネガティヴなことばかり書きましたが、応援したくなるキャラの石路さんです。
さて1年振りにやっと拝見できた広瀬さんのザングラー。もう「巧い」の一言ですね。芸達者の栗原さん、渋谷さんにも無い、というか言葉は悪いですが、今のお二人には出せない領域だと思います。この演目に出られて10年以上…ボビーとの掛け合い、特に「What Causes That?」では目を瞑っていてもピッタリと揃うんじゃないかと思うくらい。
2日目の↑の曲の途中で2人がイスを頭に乗せて軽く踊るシーンで、広瀬さんがイスを乗せ損ねて、床に落としてしまいました。その直後、敬二さんも同じようにイスを落としました。もちろんワザとでしょう。他のシーンでワザと「失敗」することは考えられませんが、このシーンは2人の「ザングラー」が同じことをするのに意味があるので、敬二さんが機転を利かせたようです。「あ・うん」の呼吸を広瀬さんのミスから見せて頂きました(笑)。
こちらもお久し振りの石野さん。東京の途中で櫻井さんとチェンジし、その後、東京では出られる事はありませんでした。噂に聞いていた怪我が治られてないのかなぁと思ってたので、開幕からお元気な姿が拝見できて良かったんですが…。この前、「変わった所がありました」と書いたのは、今までビリーがやっていた事が他の方に任されていたことです。「~Rhythm」の途中でバク転してツルハシを受け取るのはビリーでしたが、初日に衣装が違うなぁと見てたら…ワイアットがバク転してました。もちろん関さん!(笑) 関さんにバク転のイメージが無かったので、目が点になりました(^^; あともう1ヶ所あったハズなんですが、すみません忘れてしまいました。演出が変わったというより石野さん仕様なんですかね。
そうそう変更点と言えば、ワイアットですよ~。今まで劇中では帽子を被っていましたが、被っていないシーンがたくさんありました。これは何か意味があるのか分かりませんが…。相変わらずツバを吐きまくってますが(笑)。
それとこれは自信ナシですが、「Stiff Upper Lip」の後でボビーが採決を行いますが、そこのセリフの担当が変わっていたような気がします。「アンタも無駄だって分かってんだろ」ってワイアットでしたっけ?アレ?もしかしてワイアットの活躍の場が増えてる?(^^)
おっと思い出しました。東京の時から書こうと思ってたネタです。「Naughty Baby」の前、アイリーンが「アナタみたいに無礼で粗野で乱暴な人は初めてよ!」と言って、持ってたバッグを2階廊下に投げますが、末次さんはこのバッグ投げが苦手のようですね。八重沢さんと以鶴美さんは高確率で2階まで飛ばしますが(それが基準かどうかは知りませんが)、末次さんが乗せたのは1回だけしか見たことありません。大体がキャフェの先(下手)かハリーの居るカウンター前に落ちて、1回だけ直ぐ手前の階段に当たって横に落ちたのを見たことがあります(^^; 最近はどこに落ちるのか楽しみだったりしますが(笑)。
初日の幕間、つまり「~Rhythm」の直後ですが、近くに居た人が「やってる人が楽しそう~」と言ってました。何の演目でもそうですが、役者さんが楽しくなければ絶対に観客には伝わりませんよね。特に「CFY」なんて。あのハードなダンス、タップをしながら楽しさを伝えるのは簡単ではないと思いますが、京都でも「笑いと嬉しさいっぱい」な舞台を続けてくれるものと信じています。
今後は2~3週に1度のペースで遠征予定ですが、隙あらば突発しますよ~(^^)