「マンマ・ミーア!」広島公演の開幕初日を観劇しましたので、
珍しくレポというか感想と、前の公演からの変更点を書きたいと思います。
<変更点>
一幕冒頭、ソフィが結婚式の招待状を出した後、アリとリサが登場するシーン。
今まではウォールの上から登場していましたが、右側のウォール横から出てきます。
セットチェンジはタヴェルナ従業員風の衣装を着たスタッフさんが手動で動かしています。
タヴェルナ、ウォールに階段、踊り場(のようなモノ)がありましたが、
階段の段数が少なくなり、踊り場も無くなりました。
「Mamma Mia!」の途中でエディ、ペッパー達がウォールの上から
顔を出してましたが、タヴェルナの横、ドアの中から登場に変更です。
「Thank You for the Music」の途中のハリーの台詞、
「よく歌ったもんだ」が「ドナが好きな歌だった」みたいになってます。
「Voulez-Vous」の前のビルの台詞、
「双子の妹がいるって言わないよね」が無くなってます。
以前、四季のtwitterで「マンマ」台詞をつぶやくというのがあり、
「スカイ、何があっても私をひとりにしないわよね?」 (ソフィ)
「何を言いだすんだ?君は僕の世界の天と地を変えてしまったんだぜ。」 (スカイ)
となっていたので、広島から台詞が変更になっているかと思いましたが、
「当たり前じゃないか!君は僕の世界の~」と、これまで通りでした。
タヴェルナ奥の階段(?)、浜辺の桟橋が無くなりました。
「S.O.S.」の後、ターニャがウォールの踊り場に寝そべって登場していましたが、
白いビーチチェアに変わっています。
「Does Your Mother Know?」のシーン、ウォール上の男性アンサンブルが居なくなりました。
「Knowing Me, Knowing You」の後、ドナが部屋にピンクのワンピースを持って入ります。
前はワンピースをハンガーでドレッサーの横にかけていましたが、ベッドの上に置くようになっています。
「Take a Chance on Me」~「I Do, I Do,」のシーン。
前は壁に蝋燭が階段状(?)に立てられていましたが、
数も減り、平面に数本という感じになっています。
「I Do, I Do,」~「I Have a Dream」。
今までは結婚式シーンが終わると、ウォールが上手、下手の袖へと消えていきましたが、
上手、下手の奥(舞台上)へ動かされるだけになっています。
全体的に言えるのは、ウォールがシンプル化され、それに伴った演出が無くなったようです。
役者さんの感想です。
ドナ、そして「マンマ」初登場の濱田めぐみさん。
濱田さんがドナに入られると聞いた時には、何となく保坂さんのドナに近いかなと思いましたが、
意外とイメージがダブるところは少なかったです。
濱田さん風のドナ・シェリダンになっていると思います。
「The Winner Takes It All」では、いつもドナの顔を見ながら聞いています。
濱田さんの右目の下に大きなホクロを見つけたので、「こんなところに?」と思ってたら、
ホクロがどんどん下に移ってきました。
黒のメイクが滲んだ大粒の涙でした…。
もうすっかり「入って」演じて、歌っていらっしゃるようです。
東京公演の初期~中期、大阪の一週だけスカイとして出られていた阿久津陽一郎さん。
今回からは父親候補の一人、サムとしての登場です。
サムという役をかなり作り込んでいらっしゃるのがよく分かりましたが、
全体的に重い・厚い演技になっている感じがします。
普通は良いことなんでしょうけど、この演目では逆にそれが浮いているように思いました。
サムには「典型的な女ったらし」な面があるハズなんですが、
阿久津さんはどちらかというと、真面目・エリートぽいサム!?
取りあえずメインのお二人の感想でした。
観劇回数だけはバカみたいに多いので(笑)、
台詞・セットの変更点は間違いないと思いますが、
勘違い等ありましたら、ご容赦下さい(^^;
実はまだ変わっていたところが何箇所かあったハズなんですが、
カテコの勢い(?)で、すっかり忘れてしまいました(笑)。
来週、観劇予定なので、またチェックしてきます