タイ語に関連したお仕事のために、毎日タイ語の辞書とにらめっこしている。
タイ語の辞書を使っていてふと思ったことについて・・・
20年近く前にタイ語の学習を始めたとき、最初に購入した辞書が日泰経済協力協会で出版している辞書というか単語帳みたいな「日・タイ実用単語」。
裏表紙も切れてしまいぼろぼろ。
でも、すぐにこれでは不十分ということがわかり、大学書林の「タイ語常用6000語」を購入した。
これはそれなりに利用し、見ての通りぼろぼろになって、ガムテープで補強している。
当時、タイ語の辞書は非常に少なく、一番良い辞書といわれていたのが下の「タイ日大辞典」だったが、非常に高価(29400円!!!)で手が出せなかったし、今ほど本格的に学習していたわけでもなかったのでそれほど必要性を感じなかった。
でも、ちゃんとタイ語を勉強したい、理解したいと思ったら上の「タイ語常用6000語」はあまり役に立たない。今思うと、なんでこれを使っていたんだろうと不思議に思ってしまう。
この当時は、先にあげた2冊とタイで購入した英タイ辞書などを活用しながら、なんとかしのいできた。そうこうしているうちに、仕事が忙しくなり、タイ語学習も手抜きになってしまっていたが、結婚後時間に余裕ができて、本格的に学習を再開したとき、やはり困ったのが辞書だった。
ということで、誕生日に「勝」から何がほしいのかと聞かれ、ネックレスと天秤にかけて悩んだ末に前からほしかった大学書林の「簡約タイ語辞典」を買ってもらった。
これも14700円と、決して安くはなかったが、購入して本当に良かった1冊だった。
不十分な辞書や単語帳を何冊も買うより、高くてもこれを買ったほうが良かったと、妙な後悔をしてしまったのを覚えている。これを購入してから、最初の2冊やそのほかの単語帳やら英タイ辞書を開くことはほとんどなくなってしまいほこりをかぶって熟成中だ。
その後、タイ語の先生のすすめもあって「タイ・タイ辞書」をタイで購入。これは広辞苑並みに大きくてがっしり重い。
色々なタイ・タイ辞書があったけど、この辞書は例文が多くのっていてなかなか便利。
で、何が言いたいのかというと・・・当たり前ではあるけど、タイ語の学習を始める人はけちらずに最初からちゃんとした辞書を購入したほうが良い、ということ。他の言語よりも辞書も種類が少なく値も張るが、決して悪い買い物にはならないはず。とはいえ、29400円というのは高すぎるし、持ち運びに不便なので、「簡約タイ語辞典」をお勧めします。
でも、今年こそ「タイ日大辞典」を買いたいな~。でも高いな~。旦那様・・・
今日の夕食:再び野菜タップリクリームシチュー、モヤシと豆腐の中華風スープ、漬物・・・手抜きです~~~