それは昨夜のことじゃった
相棒が、夢の世界への階段を上る(二階の寝室にひっ込んだ)と、すぐに
リビングのベッドに横たわっていたねねが、きゃ~っと叫び声をあげた(犬なのに)
何ごとかと見ると、ねねが動かない ピクリともしない
「どうしたぁ~ ねねちゃん」 驚いて掛け寄り、ねねを抱きしめた
体温は平常 心臓も動いている でも、身体が動かない
顔を覗きこむ 眼がぎょろりと私を見る ただ、ただ見つめあう
「ねねちゃん ねねちゃん」 何度も呼んでみるが、硬直しているようにもある
暫くして、尻尾が動いたので、そっとベッドに寝かしてみた
ねねは私を見つめながら『これ見てよ-』と言いたげな仕草を見せた
あっ!
左の後ろ脚の爪が、耳の毛に絡まっているじゃあ~りませんか
慌てて解いてさしあげました ついでにブラッシング
非っ情~に驚いた夜でした 肝が冷えたぜぇ
虎刈りわんこねねも、そろそろトリミングにいかないとねぇ