雨の週末~ 不覚にも、熱を出して寝込んでおりました
土曜日の、お昼ご飯の準備だけは頑張ったのだけれど、その後は布団の中で過ごし
相棒に「ティッシュ頂戴」と頼んだら、箱ごと投げてよこした あ、愛は無いのか?
鼻水タラリンな妻に、一枚や二枚じゃ足りないだろうからとのこと・・・
なるほど ゴミ箱は、あっ!と言う間にティッシュの塊が積り、愛で溢れた ズルッ
鼻と喉と熱 油断が招いた風邪引きだけれど、三拍子揃われたらどうにもならん
外は雨、病院に行くのも億劫だし、ただひたすらに熱を冷ますことに専念した
お嫁ちゃんの『きつい時はちゃんと言って下さいね』の言葉が、何とも嬉しくて
身体が勝手に〝甘えん坊モード〟に突入! トイレに行く時にだけ起きる始末~
冷蔵庫の冷凍室には、相棒の登山用に取ってある保冷材が、ワンサカ入れてあるので
溶けては交換を繰り返し、高熱を引き下げるのに重宝しました 冷えた愛てむ^^
マスクを付け、氷に埋もれて寝ていたら、娘がひょっこりやって来て、母の姿に立ち尽くし
「布に呑み込まれてるかと思ったゎ」 そう言って笑った アハハ 鬼の撹乱です
傍に居たねねは、娘の訪問に我を忘れて大はしゃぎ 娘が帰るまで戯れていた
付き添い犬には、退屈しのぎとなったようですが、別れが惜しいと吠えていた
わんっ
夕暮れが迫る頃になっても、熱は一向に下がらず、流石に助け船を出した
若夫婦が、快く引き受けてくれたお蔭で、いつものように家族揃っての夕食時間を
送れたのでした お嫁ちゃんが、差し入れてくれたメロンが、とっても美味しかったぁ
その日の真夜中、事件は起こりました
ぐっすり眠っていた 私の隣で寝ているねねが、不意に撥ね起きた
おや? どうしたの? 朝まで起きることも無いのに珍しいね~
真っ白な犬は、薄明かりの中でも真っ白なのだけど、すぐ傍を黒い奴が・・・ 動いた
ギャー 咄嗟に、タオルで布団の下に追い込むと、台所から蠅たたきを持って来た
そしてそれを、布団の下に逃げ込んだ〝黒い奴〟目掛けて、思いっきり振り下ろした
バタンバタンと、熱が覚めたばかりのおばさんだけど、凄まじい限りの連打!
〝黒い奴〟は、仰向けになったまま、そのおぞましき姿を、薄明かりの中に晒して
完全に果てていた か、勘弁して~~~っ 震えながら始末した
さてその正体は、体長10㎝位のムカデ 「夢だろうか 夢なら早よ覚めて」
そう願いながら戦った、闇の中の病み上がりおばさんは、パワーアップして超元気
布団の裏側部分のシーツには、奴の血らしいのが付着していたので、朝が来ると
勢い込んで引っぺがし、奴を入れた袋と一緒に、ゴミ袋に詰め込んだ
それを今日、ゴミ収集所に運び、事件は一応に終わりを遂げたけれど、、、
もしかしてあの日、一日中~布団の中にいた私の傍に、ずっと潜んで居たのかぁ?
いったい何処からやって来て、何処から侵入して来たんだろ? ムムム~
謎です