東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

建替え中の練馬清掃工場、汚染土壌処理が終了(建替協議会だより)

2012年10月22日 22時32分03秒 | 東京23区のごみ

東京二十三区清掃一部事務組合HP
練馬 清掃工場だより
最新号 建替協議会だより第5号(平成24年10月4日)(PDF:1,061KB)
バックナンバー
     建替協議会だより第4号(平成24年3月28日)(PDF:601KB)
     建替協議会だより第3号(平成23年11月15日)(PDF:1,129KB
     建替協議会だより第2号(平成23年3月22日)(PDF:540KB)
     建替協議会だより創刊号(平成22年8月10日)(PDF:1,312KB)


練馬清掃工場、一度、見学に行きたいと思っていたが、
もたもたしているうちに、建替えとなってしまって、
たまたま、“建替協議会だより第5号”を開いてみたら、なんと、上空からの写真で、畑も、民家も、お墓らしきものまで映っていたので、今日、周辺をぶらりとウオッチングしてきた。

ほんとうに道路隔てて畑があるのですね
民家とびっしり密接しているし、お寺もありました。
工事は着々と進んでいるもよう、、、


    

    

そして“建替協議会だより第5号”に汚染土壌のことがでていたので、(気がつくのが遅すぎた…)

汚染土壌処理が終了しました
土壌汚染対策法に基づき、汚染土壌(※1)を除去するため、掘削を行いました。
(※1)鉛及びその化合物の含有量基準値を超過した土壌、六価クロム化合物並びにふっ素及びその化合物の溶出量基準値を超過した土壌。
汚染土壌を工場敷地から汚染土壌処理施設に搬出し、適切に処理しました。
(東京都公報H24.6.27、28付で汚染されている区域の指定解除)


現場の掲示板にでも、土壌の調査結果が出ているのかと思ったが、それらしきものは掲示されていなかった。日々の工事内容は張り紙してあった。
帰りは、新宿周りにして、要措置区域等の台帳の閲覧をしようと都庁環境局に寄り道した。しかし、台帳のバインダーはみせてもらったのだが、すでに指定解除になったものは外されていて、練馬清掃工場の土壌汚染状況も開示請求で取り寄せるしかなかった。(地域住民でもないし、そこまではしなかったが~)結局は、基準値オーバーも、どの程度のオーバーなのか、操業由来の土壌汚染なのかなど、なにもわからないままではあるが。大田清掃工場の建て替え時の諸々、解体前清掃やダイオキシン類対策などのことも、運営協議会資料として公開されていたような記憶があるが、練馬の場合は、建替協議会だよりのみの公開なので、状況がよくわからない。
豊洲市場の土壌汚染問題は、事細かに区議会に報告もあるが、東京都内、普段はあまり気にもとめていないのだが、けっこう土壌の基準値超過地域はあるようだ。只今“要措置区域等の指定”地域があちこちにある。参考:環境局「要措置区域等の指定状況
環境局で、土壌汚染の調査や対策、環境確保条例や土壌汚染対策法の絡み、届出の手順など、一連の流れの説明を聞いてきた。


================================================================

なお、練馬清掃工場土壌汚染対策工事として~
当初の建替え工事の契約変更、

契約変更の内容について
件    名:練馬清掃工場建替工事
概    要:工場建設地において土壌汚染の状況を調査した結果、177区画中8区画で土壌汚染が報告されたため、土壌汚染対策工事を追加し、これらを処理する設計変更。
工事着手の時期:平成22年12月22日
工事完成の時期:平成27年9月30日
契約の相手方:JFEエンジ・東急建設特定建設工事共同企業体
契約変更年月日:平成24年10月15日
契 約 金 額
既     定:19,582,500,000円
変     更:19,662,405,000円
増  △  減:79,905,000円
変更の理由:工場建設地において土壌汚染の状況を調査した結果、177区画中8区画で土壌汚染が報告されたため、土壌汚染対策工事を追加し、これらを処理する。

大田清掃工場も同様に土壌汚染があったようだ~
契約変更の内容について
件    名:大田清掃工場建設工事
概    要:以下3点について変更する。①工場建設地において土壌汚染の状況を調査した結果、汚染土壌を確認したため、それらを処理する。②杭の打ち込みに支障となる地中障害物を除去する。③平成26年に休止となる第一工場周囲の道路舗装工事を取りやめる。
工事着手の時期:平成22年6月23日
工事完成の時期:平成26年9月30日
契約の相手方:タクマ・東急建設特定建設工事共同企業体
契約変更年月日:平成24年8月6日
契 約 金 額
既     定:18,630,838,800円
変     更:18,723,022,500円
増  △  減:92,183,700円
変更の理由:工事の進捗に伴い、汚染土壌、地中障害物を確認したため、これらの処理、除去を行う。また、平成26年に休止することが決定した第一工場の周囲を舗装する工事を取りやめる。
「今後のごみ量の動向を見て改めて検討する」となっていた大田第一工場は、いつのまにか、「平成26年に休止することが決定した第一工場」となっている。

焼却炉補修工事等では~
一旦契約金額が決まった後、「ボイラ水管の肉厚を測定した結果、減肉が確認され…」「燃焼溶融炉旋回部水冷ジャケットに穿孔を確認したため…」「炉底メタルが出滓口付近に堆積し、出滓樋及び同部周辺耐火物の交換が不可能であることが確認され…」「当初ろ布全数の清掃を行う設計であったが、点検の結果、継続使用が不可能なろ布及び…」「ボイラ水管の肉厚測定の結果、当初補修予定の本数を上回る減肉水管が確認され…」等、いろんな理由で契約変更が行われている。そのための定期点検であろう~


☆東京二十三区清掃一部事務組合「随意契約」公表分より抜粋


================================================================

いまどきのバッタは~
ここのところ、近所を歩いていると、植え込みなどから、大きなバッタがいっぱいでてくる。バッタって、こんなに大きかった?? バッタってこんな色、、、バッタってこんなにたくさんいるの?? 
なんだか、異常繁殖の巨大化バッタのようで、不気味なほどに、バッタがいっぱいでてくる~




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京23区のごみ」カテゴリの最新記事