東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

【東京電力】 2008年からの電力使用実績 、3.11以降、計画停電による一方的削減効果は~

2011年08月04日 21時13分02秒 | 原発・発電・エネ

※グラフは東京電力「でんき予報 過去の電力使用実績データ」などから作成


3.11大震災、福島原発事故後、火力発電所の被災、電力供給不足による大規模停電を避けるための計画停電ではあったのだろうが~ 工場、病院、いろんなところで弊害もたくさん出たであろう。東京電力も、震災による被災状況、供給電力と使用電力、計画停電に関する整理をしっかりおこなって、計画停電の総括を公表すべきなのではないか。あんな計画停電など二度としないためにも、緊急時にどのように電力消費を抑えるか、供給のバックアップをどうするのかなど~

----(素人ながらに考えると~)気温にもよるし、予想電力、ピーク電力をどうとらえるかで、それでも万が一の場合に備えての余裕のある発電設備の能力も必要なのだろうが、今後重要なのは、使い放題の電力消費ではなく、いかにピーク電力を分散させていくかではないだろうか。そして電力自由化で~(これは別途) -----

実際の電力使用量は、計画停電の前に経産省が発表していた「電力供給見通の量」よりも供給力は増えていたようで、他社からの電力融通分などの詳細情報があまり公表されずベールに包まれている。(最近は「でんき予報 ピーク時供給力」で公表されているが、供給力の過去データなども公表してほしいが、あまり公表すると「原発なくても電気は足りる」の証明になるのでできないのだろう。

無駄に発電しても余った電力は捨てると同じなので、うまく調整しながらやっているのだろうから。どちらにしても、7月は節電で余裕をもってのりきっているようなので、8月、9月とうまくいくといいのだが~ 猛暑にならないことを願うが、あまり日照不足になると、農産物が心配。それでなくとも放射能で、、、この先日本はどうなるのか~



2011年の東京電力管内の電力使用実績をグラフにしてみた。





こういうグラフづくりはおもしろいのだが根気がいる。
なにしろ1時間おきのデータが公表されているので、膨大なデータである。東京電力、エクセル形式でデータ公開してくれれば、瞬時にグラフもできるのであるが、あの公表ではちょっと手間がかかった。最近は、文科省の全国の放射線量データ(1時間おき)もエクセル形式でも公表している。グラフなどつくりたいときは実に便利。公表する側で、意図的に細工をしていなければ、けっこうコピペでエクセルに貼り付くこともあるのだが~。

2011/08/06追記
知らないということは恐ろしいこと、いつもながら、自分の無知に!!
そういうことばかりの繰り返し!!
今日、息子に何気なく聞いてみたら、「区切り位置指定ウイザード」の機能で、簡単にエクセルに貼り付いた。あの数日間の手作業はなんだったのか!!

ということで、いとも簡単にグラフにできたので、小さくてわかりにくいのだが3年間の電力使用の比較をしてみた。

各年のピークは
2009年7月30日5450万KW、
2010年7月23日5999万KW、
2011年7月は7月15日の4627万KWいずれも平日の14時台である。




拡大グラフこちら~
2008年からのデータが公開されているが、2008年が閏年のため、2009年からの比較にした。


2008年の電力使用実績(ピークは2008年8月8日14時 6089万KW)



参考




関連(本ブログ)
■【東京電力】 2011年7月の電力使用実績 《 昨年7月のピークより 22.9%削減 》(2011年08月02日)
■節電1カ月 効果くっきり 東電、7月使用率9割超えず(2011年08月01日)
■「原発なくても電気は足りる」は本当か?! 今年の夏15%削減で最大電力はどうなるか?(2011年07月02日)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 天井落下:PCB処理施設で... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

原発・発電・エネ」カテゴリの最新記事