さいたま市から「さいたま市新クリーンセンター整備事業」は新日鉄エンジニアリング
シャフト炉式ガス化溶融炉190t/日×2炉
受注金額は約535億円。完成予定は2015年3月で、運営期間はその後15年間。
化学工業日報 - 2010/07/21
新日鉄エンジニアリングは20日、同社を代表企業とするグループが、さいたま市から「さいたま市新クリーンセンター整備事業」を受注したと発表した。熱回収施設、リサイクルセンター、管理・余熱体験施設の設計・建設および維持管理・運営、旧し尿処理施設の解体撤去、旧埋立処分場の適正閉鎖と閉鎖後の維持管理・運営業務からなるもので、事業はDBO(設計・建設・運営)方式で行われる。受注金額は約535億円。完成予定は2015年3月で、運営期間はその後15年間。新日鉄エンジ・極東開発工業・奥村組特定設計建設共同事業体(3社JV)がさいたま市と建設工事請負契約を締結。3社に日鉄環境プラントソリューションズ、クリーン工房、極東サービスエンジニアリング西日本を加えた6社の共同出資で設立した特定目的会社「エコパークさいたま」が同市と維持管理・運営業務委託契約を結んだ。
[機械/エンジ]
■ さいたま市新クリーンセンター整備事業(さいたま市)
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1254700023331/index.html
2010年7月20日 新日鉄エンジニアリング株式会社
さいたま市新クリーンセンター整備事業の受注について
<事業概要>
1)事業名称:さいたま市新クリーンセンター整備事業
2)発注者:さいたま市
3)受注金額:53,482,035,431円(消費税及び地方消費税額を含まず)
4)受注日:平成22年6月25日
5)竣工予定:平成27年3月
6)運営期間:平成27年4月~平成42年3月(15年間)
7)業務内容:①ごみ処理施設 建設・運営
(シャフト炉式ガス化溶融炉190t/d×2炉、発電約8,300KW)
②リサイクル施設(91t/5h)建設・運営
③管理・余熱体験施設 建設・運営
(環境啓発ゾーン延床 約2,000㎡)
(余熱体験ゾーン延床 約4,000㎡)
④旧し尿処理施設解体撤去
⑤旧最終処分場適正閉鎖・運営
<株式会社エコパークさいたまの概要>
1)商号:株式会社エコパークさいたま
2)所在地:さいたま市中央区新都心11番地2さいたま新都心LAタワー30階
3)設立:平成22年5月25日
4)資本金:5000万円(最終的に4億円まで増資予定)
5)出資者:新日鉄エンジニアリング株式会社(出資比率44%)
日鉄環境プラントソリューションズ株式会社(〃42%)
極東開発工業株式会社(〃9%)
株式会社クリーン工房(〃2%)
株式会社奥村組(〃2%)
極東サービスエンジニアリング西日本株式会社(〃1%)
6)代表取締役:杉永愼一(すぎながしんいち)