東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!

23区 各清掃工場の水銀混入ごみによる停止・復旧状況(物的被害金額)についてなど~

2010年07月21日 20時55分28秒 | 東京23区のごみ
東京二十三区清掃一部事務組合HPより
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/notice220713.htm

■ 不適正ごみの搬入禁止について
 23区内の清掃工場では水銀混入ごみの不適正搬入が原因で、以下の経過の通り相次いで焼却炉が停止する事態が起こっています。 このような事態が続きますと「23区のごみ処理」に重大な影響が生じることとなります。 このため清掃一組の各工場では、下記のチラシを配布するとともに、巡回パトロールの実施など、取組を強化しています。

水銀混入ごみによる焼却炉停止についての報道発表資料(PDF122KB) NEW!
別表に↑↑「各清掃工場の水銀混入ごみによる停止・復旧状況について」あり。(物的被害金額あり)
不適正ごみの搬入禁止チラシ(PDFファイル119KB)

焼却炉停止等の経過
7月18日 水銀混入ごみによる千歳清掃工場焼却炉の停止について(PDFファイル109KB) NEW!
7月17日 板橋清掃工場2号炉の再稼動について(PDFファイル8KB) NEW!
7月 8日 水銀混入ごみによる光が丘清掃工場1号炉及び2号炉の停止について(PDFファイル14KB)
7月 1日 水銀混入ごみによる板橋清掃工場2号の停止について(PDFファイル11KB)
6月11日 水銀混入ごみによる足立清掃工場2号炉の停止について(PDFファイル11KB)


今回の連続水銀問題が、悪質な犯罪なのかどうかはわからないが、徹底した原因追求はしてほしい。このようなことを繰り返さないために。そして、これを機会に、東京二十三区清掃一部事務組合は清掃工場への搬入禁止物を今一度再確認し、適正搬入を23区にしっかりと指導させる。そして、清掃工場では徹底した搬入検査体制を確立させ、最終段階で禁止物の搬入を阻止をする意気込みで。また、現状の清掃工場の公害対策技術では、水銀などの有害化学物質の処理には限界があることを、はっきりと具体的に宣言する。

23区は、有害廃棄物の排出方法、適正なごみの排出方法を、区民・事業者に徹底して指導する責任がある。そして、23区の清掃工場では、燃やしてはならないごみ、燃やせないごみ、ごみはなんでも燃やせるわけではないということを、十分に区民・事業者に知らしめるべきである。

収集・運搬の責任当事者である23区の対応は↓↓今のところ4区だけHP上で呼びかけている。反応が遅いというか、人ごとのような傍観者では困りますね。もう少し危機感、責任感を前面に出して、区民・事業者に適正な排出の指導を行ってほしいものだが~


■江戸川区 「水銀を含むごみ」の出し方にご注意ください! (7/13)
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/gomi/suiginn/index.html
■練馬区 水銀を含むごみの出し方にご注意ください(7/15)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/gomi/oshirase/suigin.html
■「水銀を含むごみ」の出し方にご注意ください(目黒区7/21)
http://www.city.meguro.tokyo.jp/oshirase/suigin/index.html
■水銀を含むごみの出し方にご注意ください(世田谷区7/21)
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/d00029842.html

東京23区は長年、ごみの分別で「有害ごみ」という扱いはない。各区の取り組みで乾電池は分別回収をしているところもあるが、蛍光灯に関しては、今のところ、品川区と江東区が回収をしているだけ。(もしかしたらもっと増えているかもしれない)

それにしても、あきらかに水銀が含まれているとわかる体温計も血圧計も蛍光灯も不燃ごみにだせといわれても困るよな~ せめて、水銀を大量に含む血圧計は「適正処理困難物」として、製造・販売事業者に回収させるなどしてもらわねば~

体温計もガラス製の水銀体温計はまだまだ使われているのでは?血圧計も水銀を含むものも使われているだろう。デジタル式に買い替えて水銀の体温計や血圧計がごみに出されるのかもしれないし。

プラスチックが可燃ごみに分別変更されて、不燃ごみの量が激減している。収集回収も、多くの区で隔週回収になっている。30センチ以下の小型家電は不燃ごみとなってはいるが、いろんな家電製品や小型機器はまわりがプラスチックである故に、ごみ袋に入れられて可燃ごみとして堂々と捨てられているのだろう。そして清掃工場のごみバンカーに一旦入ると、危険なものも判別はできない、なんでも全て一緒くたに燃やされてしまう~
(本ブログ7/16より繰り返し)

水銀含む医療機器が焼却施設に投入されるとどうなるか~
医療機器などは、通常であれば一般廃棄物処理施設に入ってくるものではないのだろうが~ 最近は、家庭用の血圧計などかなり出回っている~ それらは、意図的であれ非意図的であれ、小型であれば燃やすごみにとして排出される可能性はきわめて大きい。東京23区の清掃工場にも入ってきているだろう。水銀を含む機器など、医療機器に限らず廃止にしてほしいものである!! 温暖化対策も大切なことではあるが、白熱灯は製造中止に追い込まれ、すべて水銀を含む蛍光灯になってしまった~ (何でもかんでも当面の温暖化対策優先も なにかおかしい~ )

今、東京23区の清掃工場(現在稼働中は20工場)には、全ての工場に常時監視の水銀計がついている。その水銀計は、排ガス中の水銀が協定値 (0.05mg/m3N)をオーバーしないように機能しているはずである。(板橋清掃工場に見学に行ったときは、0.03mg/m3Nを超すと警告が出るように設定されていた。)性能の悪い湿式タイプの工場もあるそうだが、順次乾式タイプ切り替えているそうだが~

焼却炉の中に、水銀計や血圧計が二個、三個と同時に入ると水銀濃度がオーバーして焼却炉を停止する事態になるそうだ!! そういうのが「湿式タイプ」の工場で起きると、うまくキャッチできるのだろうか? 一気にオーバーしても、2時間ルールとやらで焼却炉を停止して~ 様々なあと処理をするとは聞いたけど。そしてそれらトラブルが起こった場合の焼却灰も、基本的にはすべて溶融処理される、そうすると~

中防灰溶融施設の排ガス水銀オーバー問題の時も、結局は処理行程での原因究明はしたものの、なぜこのような水銀が入ってくるのか、そもそもの原因特定はなされなかった。一旦ごみバンカや焼却炉に入ってきたものは、処理せざるを得ないのはわかるが、やはりそのような原因物質がなぜ入るのか、23区と連携して、分別の徹底や危険物の認識を一組は訴えるべきなのではないか。廃棄物の処理を行っているものとしても、「水銀含む医療機器の廃止」なども多いに訴えるべきである。
(本ブログ「水銀含む医療機器、段階的廃止望ましい WHOが見解」6/21より)

環境省の資料「我が国における水銀のマテリアルフロー調査結果」から、蛍光管、体温計、血圧計の1個あたりに、どれくらいの水銀が使われているのか調べてみた。
--蛍光ランプ:8.8mg/ 本、体温計:0.5~1g/本、血圧計:47.6g/個--
(本ブログ7/13「23 区 「不適正ごみの搬入禁止について」パトロールなど強化」より)
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