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東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

東京都 災害廃棄物3カ年で50万トン受入「受入予定量と事業スキーム(案)」

2011年06月22日 21時19分29秒 | 東京23区のごみ

清掃港湾・臨海部対策特別委員会資料より

■災害廃棄物処理の支援について
東京都環境局 平成23年6月22日
1 概要
 災害復興に向け、被災地(県)、東京都及び((財))東京都環境整備公社が災害廃棄物の処理に関する協定を締結し、被災地の災害廃棄物を都内(首都圏)に運搬し、都内自治体や民間事業者が協力して粉砕・焼却等の処理を円滑に行えるシステムを構築する。

○ 災害廃棄物受入予定量
  平成23年度 約16万t
  (3か年で約50万tを予定)
 ・災害廃棄物の種類
  可燃性廃棄物(木くず等)、廃畳、混合廃棄物、焼却灰
 ・処理方法
  リサイクル、破砕、焼却、埋立

○ 事業スキーム(案) 

対象地域は当面、岩手県、宮城県  

 


2 事業スキーム(案)のメリット
○ 処理自治体側
 ・受入廃棄物の性状や安全性の現地確認、受入基準に適した処理先を公社が調整
 ・国の補助金を待たず、処理費用の迅速な支払いが可能
 ・被災自治体への処理費用請求手続きを公社が対応

○ 被災自治体側
 ・被災地から中間処理施設、最終処分場までの全ての工程を一貫して委託可能
 ・船舶や貨車などによる大量輸送により、迅速かつ効率的な運搬ができる。


東京都の「災害廃棄物処理の支援について」は、
これはまだ「事業スキーム(案)」なのである!!
なにしろ、まだ肝心な被災地からの正式な要請もまだなのだそうだ。
都知事の「3か年で約50万t受入」表明だけで、運搬はどうするのだろうか、ごみの種類は、と、いろいろ気にはなっていたが、大枠は見えてきた。

質疑応答の中から、「3か年で約50万t受入」とした数字の根拠や、「平成23年度 約16万t」の内訳の数字等もいろいろでてきたが、まだ振り分けの調整もなにもまったく未定のようであったので~
東京都には東京都のいろんな考えもあるのだろう、多摩地域などの市町村もあるし、23区の中でも調整していくのは大変であろう。清掃一組には清掃一組として安全に処理するための考えもあるだろうし~  なにしろ災害がれき、なにが含まれているか見当もつかない、放射能以前の問題として、海水に浸したごみであること、塩分、油分もかなりあるだろうし、PCB、アスベスト、水銀と、どんな有害物質や感染性の廃棄物が含まれているかもわからない。もちろんできうる限りの支援は行うべきであるとは思うが、なんといっても、想定外では困るので、十分に安全性を検証した上で行ってほしい。

今日の清掃港湾委員会いろんな報告があった。
とりあえず~



清掃港湾・臨海部対策特別委員会案件表
1 日 時 平成23年6月22日(水)午前10時
2 場 所 江東区議会(第1委員会室)
3 懸案事項
(1) 清掃問題について
(2) 港湾・臨海部問題について
4 議 題
(1) 委員の派遣について
5 報告事項
(1) 微量PCBの処理の促進について
(2) 災害廃棄物処理の支援について
(3) 東京都廃棄物埋立処分場で受け入れている下水汚泥焼却灰・上水スラッジについて
(4) 有明及び新江東清掃工場の22 年度実績と23 年度搬入計画について
(5) 平成22 年度ごみ量について
(6) 「(仮称)豊洲3-2 街区(B2・B3 街区)開発計画」に係る環境影響評価書案に対する区長意見について
6 協議事項
(1) 平成24 年度東京都に対する要望事項について
(2) 豊洲新市場予定地からの建設発生土の新海面処分場Bブロック受入れについて
(3) 豊洲新市場の整備について

暑くなりましたね。
昨日、今日と、炎天下自転車で動き回ったら、かなりの体力消耗です。
議会委員会室も、冷房はかなりひかえめで、みんな扇子などをぱたぱたしていたのだが、
そのうち事務局の人が全ての窓を開け広げて、こっちの方がよほど涼しくなった。傍聴席もうまく風が通ってよくなった~ 冷房は苦手なのでこちらの方が快適であった。



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