東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

23区 多摩川清掃工場(2回目)「廃プラ混合焼却実証確認結果」公表

2007年09月25日 21時30分07秒 | 東京23区のごみ
一組HPで、多摩川工場の2回目「廃プラ混合焼却実証確認結果」が公表されている。「すべて基準値(法規制値および協定値)を下まわった。~モデル可燃ごみを焼却した影響は見られなかった。」というもの。
http://tokyo23.seisou.or.jp/thermal/index.html

大田区はモデル収集開始がH18年9月約8,400世帯(約16,600人)
 地域拡大がH19年2月、H19年4月で現在約46,700世帯(約94,100人)
●大田区全世帯の14%程度の実施率である。

●バンカごみに占める廃プラスチック(皮革、ゴム類含む)の割合は11.96%(1回目7.15%)
 モデル可燃ごみに占める廃プラスチック(皮革、ゴム類含む)の割合は17.33%(1回目13.66%)
 確実に廃プラスチックの占める割合が増えている。

●1回目では、一時的に窒素酸化物が52ppm(協定値50ppm)ということがあったが、今回は、結構きわどく最大値48ppm,47ppmがパラパラで収まっている。大田工場も、操業協定値が70ppmではあるが、50以上は度々67ppmもある。他工場に比べて、多摩川、大田は数値が高くなるのは燃焼管理が悪いということなの? 古い杉並工場は操業協定は150ppmであるが結構低い。

●スラグの溶出試験:鉛は0.01mg/lであった。(基準値0.01mg/l以下)
とりあえず気になったところのみ~


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