【桶屋】ザ・マジックアワーを観た

ども。桶屋です。　（2009-11-15 23:04:00）


今日は、ネットレンタルで借りてたDVDを視聴。
時間がなくて見れなかったんだけど、延滞料金無料なので問題なし。
実店舗でバンバン借りてバンバン返すより割高なんだけど、
こういった利便性の対価として追加料金を払ってるということを
割と簡単に納得出来る性分なので、ただただ便利だなーという印象。


ちなみに、銀行のATMの時間外手数料にも抵抗が無い。
もちろん、時間内にATMを使うのが一番無難なんだけどね。
どうしても必要な時に、時間外でもお金がおろせる、
その便利さにお金を払うのは別に普通じゃないの？と思う。
便利さを実現するためのコスト増とかがあるだろーし。
例えば、システムトラブル時の保守員の派遣費とか、
時間内と時間外ではだいぶ違うのは目に見えてるしな…。


閑話休題。
ザ・マジックアワーを観たんだけど、おもしろかった。


映画用語と日常用語のちょっとした違いや、
わざと主語や目的語を抜いた言葉のやりとりにより、
それぞれの中で都合の良いように会話が成立していく、
という「アンジャッシュのコントのよう（ねここ談）」な
コメディが全編をとおして繰り広げられていく。


佐藤浩市の作中での「演じている状態」と「普通の状態」での
変わり身とか、そんなんも中々見応えがある。
役者って、役になりきるとこんだけ変われるんだなぁ、と。
「ひょっとしてこれ、映画じゃねぇな？」は名言。
あと、綾瀬はるかもいつも通り可愛かった。


それから、ラストの本物「デラ富樫」とのやりとり。
あれって、ヘタしたら回収せずに終わっても
まあ物語の結末にはあんまり関係ない伏線じゃん？
そういうのをきちんとやってくれたのが良かった
これが無ければ、多分またケフィアな感じのこと言ってるｗ
個人的に、続編が無いのに未消化の伏線があるのが一番モニョる。


全体的に笑いどころがちりばめてあって、
コメディなのに、ヘタなストーリーものより伏線をきっちり全消化。
なかなか満足度の高い映画だった。