テリー照良(てりよし) 4W+2W+1P+2F

4W(四輪) 2W(二輪) 1P(ボート)2F(足2本)
走ることが好きな私の活動記録です。

2016志摩半島トレイルランニングレース

2016-12-20 | 旅行/ランニング
「手つなぎゴール、しちゃいます!?」

志摩半島トレイルランニングレースは、志摩スペイン村から伊勢神宮の北東に位置する
サンアリーナまで40Kmを制限時間8時間で走る大会。
冬の大会故、日照時間の関係で短めの制限時間。
頑張らないと間に合わないよ。4Km手前から言われて、ゴールまで残り500mの地点。
後方から追いついてきた女性ランナーが、間に合いますかねと聞いてきた。
ギリギリ行けるよ。ラスト、ガンバ!!
ゴールのアナウンスが聞こえてくる。あと一つコーナーを曲がればゴール。
ギリギリのゴール、目立っちゃいますね。と、女性ランナー。
パホーマンス、考えなくっちゃ。と、私。
じゃ、手つなぎゴール、しちゃいます?と、女性ランナー。
ゴールが見えた。残り200mほど、女性ランナーがペースを上げた。
必死で頑張る私。女性ランナーが、手を出してくれた。
アナウンスが「制限時間、いっぱいのゴール。手をつないでのラブラブゴールだぁ」

めっちゃ!嬉しいゴール。何が? 手つなぎゴールもだけど、
時間内での完走!が、ほんと嬉しい。




日曜日の早朝、スタート会場の志摩スペイン村に到着。代理受付のゼッケンを車に
置き忘れたり、トイレの異常な混雑で時間が掛かったりして、7時のスタート時間に遅刻。
最後から2番目でスタート。

しかし、全然焦ってないメンバー。バンブーT氏などはこの時トイレに走っていたし

開園前のスペイン村の中を通らしてもらえた。





朝日を浴びながら長い旅が始まった。

このレースの為に作った小径(トレイル)も多く、前半は渋滞も発生。


第1エイド

おどけているが、

後姿の悲壮感は隠せない。


今回は初めてバンブーT氏と一緒に走る。250KmランナーのT氏は、初めてのトレラン大会。
トレランシューズを購入せずとも余裕の走り。
1週間禁酒の私なんかとは、違う。前泊の民宿 珠でも

ちょっと飲んじゃう?もう少し行ける。じゃ私も。と、誘惑に極めて弱い私が出現。



風呂にもゆっくり入って、そうそう、夕方はガイダンスもしっかり聞いて。
根拠のない自信がアルコールドーピングによって作られた。


第1エイドで、同行の2人が制限時間オーバーとのラインが入った。信じられないことだった。
標高差は差ほどではないが、このために作られたコースは無駄に自然を傷つけない為なのか
直登が多く。足の筋肉が悲鳴をあげる。
第2エイド

スイーパー(最終ランナーの後ろを走るスタッフ)が待機していた。この時、関門閉鎖まで30分。
スタッフが、早く出ないと次の関門がきついと促していた。そんなこと言われたって、出られるかい!
ゆっくり休憩。







頭がふわふわ、喉が異常に乾き、限界だぁ。2度へたり込む。と、声を掛けてくれるのは
いつも少し年上の女性ランナー。「大丈夫?」 
エナジーゼリーを体に流し込み力を振り絞る。第3エイド寸前で、スイーパーに抜かれた。

そんな馬鹿な。俺、失格? 慌てて声を掛ける。まだ、後ろにいるから大丈夫とのこと。

第3エイド、到着。

前日のガイダンスで、エイドにはアンパン→クリームパン→チョコパンの順にエイドにあると聞いていた。
しかし、手前のエイドでは、ランナー最後尾組の私までは廻ってこなかった。
が、ここにはあった。全種類のパンがあった。当然、全部食べる。何せ時間が掛かる最後尾組は
腹が減るのである。

スタッフさんとお喋りをし、記念撮影も済ませ残り6Km。

ボルトポーズのはずなんだが、全然、様にならず でも、景色は最高。

ここからの下りが、真っすぐできつくて長い。

川を渡ると、水で冷えて右足の踵痛を忘れられる。



ここからゴールまで4Km、残り時間45分。まだ、多少の登りもある。
頑張らないと時間内にゴール出来ないよ。と、叱咤激励をうける。

どの大会でもそうなのだが、後半になると、同じペースのメンバーが抜きつ抜かれつで
ゴールを目指す。それだけで親近感が湧いてくるから不思議だ。
山を抜け、丸太で仕切られた階段を駆け下り、アスファルトの道のカーブをいくつか廻って、
伊勢サンアリーナゴール会場をひたすら思う。そんな時、後ろから声を掛けられた。
「間に合いますかね?」
歯を食いしばりながらの、ラストスパート。ゴール。




後日発表されたリザルトによると、完走率は75%ほど。
トレラン40Kmは、初挑戦の私。ゴール出来て、ほんと良かった。

スタッフさん、ボランティアさん、サポートさん、みんなに感謝です。

あっ、忘れていた。バンブーT氏は6時間30分でゴール。後半の上り坂を物ともしない走りは流石でした






かかとくん

2016-12-10 | 旅行/ランニング
2ヶ月ほど前から、寝起きにかかとが痛くて階段を降りるのに一苦労。
30分もすると、それなりに行動できるようになる。

ネットで検索すると、足底筋膜炎と出た。整形外科を受診。問診のあとレントゲンを撮り、
張り薬出しときます。で、終了。これでは改善されると思えなかった。しばらくして、
接骨院で相談に乗ってもらった。症状から改善方法まで丁寧に説明を受けた。
「時間かかるよ。」だって



日頃のケアが大切! 痛い右足だけ履いて、毎日お風呂で手洗い。
このかかとくん、アーチサポートだった。ヒールロックってやつが良かったのかも。


走るときはこんなテーピングも有効とのこと。

かかとの皮をつまんで中心に寄せるようにテーピング。自分でやるには、慣れが必要。

このテープ、半分伸縮タイプ。お店では売っていないとのことで、接骨院で購入。

1週間ほど経った。寝起きが楽になったぁ。接骨院で相談してよかった。
対処療法でなく、症状を理解してちゃんと治したい。
しかし、時間が掛かりそうだな。腰もかかとも完治までに何年かかるのかな。