テリー照良(てりよし) 4W+2W+1P+2F

4W(四輪) 2W(二輪) 1P(ボート)2F(足2本)
走ることが好きな私の活動記録です。

白山白川郷ウルトラマラソン その2

2014-09-25 | 旅行/ランニング
お金を出して、罰ゲームやらしてもらうような・・・ 
それが、好きな異様な御一行様は、ひたすら走る。

スタート時は、寒くて鳥肌。登りのランは、帽子から汗が滴る。
登り後半の歩きで、帽子が乾く。正午近くなった下り道は、熱気が身体にまとわりつく。
終日通行止めの白山スーパー林道を、車の排気ガスの替わりに、ランナーが体臭を
まき散らしながら世界遺産の村へ走る


周辺の道路は、観光客の乗用車で大渋滞。 ランナーは、集落を縦断するコースを進む。


外国人と子供に大受けのイカも(呼び捨て失礼)世界遺産を走る。
多少ゴールが遠くなっても、ここを走れて良かった。展望台で記念写真。

イカ(呼び捨て失礼)の雰囲気が良かったので

私も記念に「はい、ゲ~ソ」


このブログを作成して分かったのだが、スタート前のエイドにこのイカさんもいたのでした。
周囲のメンバーがあまり変わらず走り続ける。しっかり話をする訳ではないのだが、不思議な一体感が
生まれる。ゴール後の更衣室では、後半、私の前をずっと走った方と一緒になり、健闘を称えた。

田んぼを抜けゴールに向かう。僅かな上り坂でも「もう、登りたくない」との女性ランナーの叫び。
すかさず、「同感!」とわたし。身体は、悲鳴をあげていても、ゴールに近づく喜びが頬を緩める。

集落から北側、道の駅近くの小・中学校にゴール。
7時間00分  秒

50㌔は、ウルトラマラソンの入門コース。比較的走りやすいとの大会。
自分の完走に大いに感激。ウルトラなんてアウト オブ ガンチュウだったあの頃。
それを、自分が  

この言葉が頭に浮かんだ


やめられないな~、罰ゲーム










白山白川郷ウルトラマラソン その1

2014-09-23 | 旅行/ランニング
初めての50㌔、しかも山越え。
夏前から、準備して本番に臨んだ。
と、カッコよく書けるほどの努力はない。それなりの・・・ですな。

100㌔コースは、暗闇の中、朝4時スタート。こっちの参加は、どう考えても
私には無理。50㌔コースは、陽が昇ってからのスタート。



まだ2回目の歴史の浅い大会。参加者も少なめ。初体験のウルトラマラソンは、
新鮮な発見・感動がたくさんあった。

スタート前のエイドステーションなんて初めて。水と梅干をいただきました。




受付は前日のみ。スタート地点の石川県側叉は、白川郷のどちらかを申込時に選択。
私は、スタート地点で受付をしてその会場をブラブラ。

ステージにいたのは、24時間マラソンでおなじみのほくろのおじさんだった。
この大会の企画をした会社の代表者らしい。今年の城島君の裏話をまじえて、
ウルトラマラソンの楽しさ・素晴らしさを・楽しみ方を力説していた。


ナンバーカードと一緒にもらったウチワ。下方の小さな丸を切り抜くと、100円のクーポンに。
励ましとご褒美が、もう届いていた。

町おこしを兼ねた大会。試食でお腹も満足。



100キロの部に758人、50キロの部に540人が参加、記録を狙う人が少ない大会という印象。
スタート直後は、遠足の出発みたいな大変和やかな雰囲気。








ふくべの大滝などの絶景を独り占め!的なコース。なんて贅沢なコースなんだろう。
スタートから20㌔少し手前までは、ひたすら登り坂を走る。
時折現れるオアシス

エイドの充実ぶりもウルトラ!













最高地点までの残り10㌔早歩き、スタートから峠まで約30㌔を4時間15分。


早めのお昼ご飯。全部のエイドに食べ物があり、食べ過ぎ注意なんですけど




走り始める前は、必ずストレッチを実行。この先が合掌集落までの下り道


民家が見えた


スーパー林道の白川郷側入り口で、100㌔参加の知り合いとすれ違う。気付けて良かった。
お互い「ファイト! オゥ!」





ついつい、食べ過ぎ飲みすぎてしまう。下り始めて苦しくて胸に手を当てていたら。
100㌔折り返しで登っていく夫婦に心配された。事情を説明して、大笑い。ご心配かけました。
すれ違うランナーとは、ずっとエールの交換。

どこを切り抜いても、素晴らしい景色










以前参加した乗鞍天空マラソンは、たしか20㌔登り10㌔下りだった。苦しみながら下ると、そこがゴール。
今回は、山岳道路を下った後もまだ10㌔ほど走る。もう、いいじゃんって、感じ。



つづく


夢高原かっとび伊吹

2014-09-02 | 旅行/ランニング
3年前、そんな体力は無い!と怖じ気づき。
2年前、定員オーバーで参加できず。
昨年は、気象条件の悪化で直前の中止。
下見の登山を3回実施して、満を持して参加した山岳登山マラソン。

            

後ろに見える伊吹山の山頂まで、登山口の近く(薬草の湯)から10㌔
標高差1200mを制限時間2時間30分以内で走破する。ずっと、頂上まで
走ると最初は思っていた。たしかに、そんな人もいるだろう。健康志向の
私は、そんな無茶はしない。まぁ、それなりのペースで、山頂を目指す。

1合目まではアスファルトの舗装路が5㌔ほど。ここは何とか走る。
この坂道が結構しんどい。


このくらいのテンションがないと登れない。
       挑戦!!  君が燃える! 伊吹に光る!


現実は、
         君は燃えろ!! 僕は光る!!  

開会式 → 太鼓 → よーいドン


あら、こんなところに写っていたとは知りませんでした。

林道を抜け1合目で給水して、スキー場内を早歩き。

中級者ゲレンデを直登する。序盤から汗をこんなに流す大会は初めてだ。
前半勝負の夏の大会、後半は登山道が狭く追い越しはほとんどできない。


みんな辛そう。こんもりとした森の上が、6~7合目付近。写真では見づらいが
一筋の登山道を、カラフルなウエアの参加者が登って行くのが見える。山がうごめいて見えた。


5合目からは、登山道が狭く全体の流れに身を任せるしかない。無理をしてきた
下半身には、ほっと一息。しかし、これが長く続くと皆がもぞもぞと動き出す。我慢できない人は、
「そんなところで抜かなくても」「一般の登山者さんが、いるじゃん」てな、迷惑顧みない人も、ちょっと

8合目付近は、富士山登山道の渋滞を思わせる停滞まで発生。
ガスがかかり、雨も降り始めた。せっかく下ろしてもらった、重いポリタンの水の
ミストシャワーも御役御免。

ゴール寸前の濡れた粘土質の道は、狭くてよく滑った。視界が非常に悪い。
このときゴール地点では、こんなアナウンスがされていたらしい。
「選手の皆さん、声のするほうがゴールです。こちらに来てください。」
走っていると、そこまで見えない訳では無いのだが・・・。




所要時間2時間3分 メンバーでは1番と思いきや、


直前にゴールしていた。悔しい、チョイ負け


順調にゴールするメンバー
マラソンに不慣れな、北岳メンバーのモクリンは当初時間内ゴールは無理と
思われた。


タイムリミット12秒前の感動のゴール


お疲れさまでした

そして、1300名ほどの参加者に対して、お世話をしてくれた400名のスタッフさん
ホントありがとう。所定の場所まで移動するだけでも大変だと思います。感謝です。