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中国と日本の文化の違いに奮闘?しながら
日々感じた事、大好きな中国ドラマなどを綴る蘇州ブログです。

中国ドラマ『白鹿原』 日本でも翻訳出版されている中国大ヒット小説のドラマ化

2017年06月14日 | 中国ドラマ
 中国ドラマ『白鹿原』は中国で2000万部以上売れた大ヒット小説をドラマ化した作品です
 (日本でもすでに翻訳出版されているそうです)
 
 このドラマは1話目を放送した時点で一度
 ドラマ審査局から放送が中止された事でも話題になりました
 (理由は知りませんが何か内容に問題があったのでしょうね)
 
 けれど無事放送再開、全85話、現在63話まで放送されています

 視聴率はそこまで高くないのですが
 中国で批評の厳しいSNSサイト『豆瓣』で常に9.0ポイントを獲得しています
 (7.0ポイント以上取れれば上出来、ほとんどのドラマは7ポイントに届きません)

 
 (写真だけ見るとちょっとコワイ、真ん中の男性が主人公の白嘉轩(バイ・ジャーシュアン))

 現代ドラマでも古装ドラマでもなく
 物語は清朝の終わりころから始まります
 舞台は西安郊外にある『白鹿原』という農村
 そこにある白家と鹿家の家族の50年間に及ぶ人間ドラマが描かれています

 清朝滅亡後、新しい時代の到来の中(混乱の時代の始まりともいえる)
 辛亥革命や土地革命、解放戦争など
 激動の時代の中で変化せざるを得ない古い農村社会、
 そして時代に翻弄され崩壊していく家族関係などが見事に描かれています
 (この時代の中国の農村生活も知ることができるのも興味深いです)

 日本でなら大河ドラマで見たいような大作!
 作品はホンマに素晴らしく、以前紹介した『人民的名義』より私はこちらが面白い
 さすが『豆瓣』で9.0ポイント以上獲得するはずです

 
 簡単に1話目のあらすじを・・


 農村『白鹿原』に住む白嘉轩(バイ・ジャーシュアン)は白家の跡取り
 親は村の族長を務めている。白嘉轩はこれまでに6回嫁を娶ったが
 みんな先に亡くなってしまった。
 白嘉轩は二度と嫁を持ちたくないと思っているが
 族長の親は家を絶やすわけには行かないと、新しい嫁を探す日々。

 
 
 (寒そうな主人公白嘉轩、6人も嫁を亡くすって確かにトラウマになりそう)

 ある日親に命令され新しい嫁を迎えに行く白嘉轩道中で

 

 雪の中倒れている女性を見つけ、家に連れて帰り介抱する
 女性の名は仙草(シアンツァオ)

 
 元気になった仙草(シアンツァオ)は白家に食事を作ってあげる

 
 (これが美味しそうなのです)

 
 
 (こんなふうに白家に麺をふるまう仙草、みんな外でご飯食べます)

 この麺が特別美味しかった事や、性格もよい仙草(シアンツァオ)を気に入った族長は白嘉轩に
 嫁にするよう勧めるが、ちょっと仙草(シアンツァオ)を気に入ってきた白嘉轩は
 自分の嫁に来て彼女が亡くなるような事があってはダメだと思い頑なに拒むのだった。


 ある日鹿家のお爺さんの誕生祝の席で、さんざんお酒を勧められた白嘉轩(バイ・ジャーシュアン)は


 

 酔いが回って倒れてしまう。


 それを見た仙草(シアンツァオ)が

 

 『彼にお酒を飲ませたい人は私が替わって飲む!』
 と言ってお酒を飲みほしてあげるんですね(むちゃカッコいいです)

 お料理も上手で頼りになるところもある女性、顔も可愛い
 惚れない男性はいないでしょう

 
 この2人は結婚することとなります。
 
 
 (こんな風にめでたく結婚)

 ここから新しい白家の物語が始まっていきます。
 明るく楽しく始まっていく物語ですが、登場人物それぞれの性格から
 色んな人生を歩んで行くことになります(あたりまえだけど面白い)

 
 
 ちなみに第1話目を見た時思いましたが
 お料理上手は男性の気持ちを掴むというのは
 万国共通なんでしょうかね~やはり。


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