俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句420・陰暦の月12(睦月1)・市ヶ谷洋子1・2019-02-24(日)
○「竹とんぼ睦月の空を錐揉みに」(市ヶ谷洋子1)
○季語(睦月・初春)(→「575筆まか勢」より引用)※錐揉み(きりもみ):飛行機が失速したあと、機体が螺旋を描きながらほとんど垂直に降下すること。【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:竹とんぼがスピンしながら落下していきます。まだ表情の硬い睦月の空を飛ぶ竹とんぼ。昔の子どもたちは上手に飛ばせることのできた竹とんぼです。
●市ヶ谷洋子(いちがたにようこ)
○好きな一句「絵ガラスの影踏む踏み絵踏むごとく」(『旅鞄』2017)2
○季語(踏み絵・初春)(→「ふらんす堂」より引用)
【Profile】:1958年生まれ。1984年「馬醉木」入会、「馬酔木」同人。1992年林翔選第7回蘆雁賞受賞。俳人協会会員。