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至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

ベル・ソーレ Bianco。

2006年05月09日 | ワイン。
Jリーグ、東京対大宮を観戦ののち、荻窪のベル・ソーレへ。

料理もワインもおいしかったのだがカテゴリの区分け上、まずはワインから。

一本目はイタリアはトレンティーノの白ワイン。
ブドウはトラミネール。

普段あんまりイタリアの白ワインって飲まないので興味津々。
色調は薄めのゴールド。

イタリアの白ワインってどうもシャバシャバした味ってイメージがあったので、
こやつもそうかと思いきやさにあらず。

薄いのは見た目だけで香りからして濃い。
マンゴー、白と黄色の花、グレープフルーツの皮。

味わいは酸がゆるい感じはあるがしっかりとした果実味の奥から甘味が感じられる。
非常にコストパフォーマンスが高い、飲みごたえのあるワイン。

二本目はお店のチョイス。アルザスのリースリング。

一本目で甘味を感じるトラミネールだったため、二本目でソアヴェとかだと、
糖分が押し負けて酸とか苦みが突出して感じられてしまう気がする。
ここでイタリアにこだわることなくアルザスを選ぶのは素敵。

香りはペトロールを通り越して貴腐香ムンムン。
ねっとりとしたゴールドの色調も含めて、一瞬TbAかと驚いた。

香りほど甘さはなくないけれどトラミネールに負けない凛々しいボディ。
ミネラリー感はそれほど強くはないがそれでも背筋のきっちり通ったおいしいワイン。


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