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コリン's 51S-1 修理

2011年06月17日 19時02分26秒 | Collins 51S-1

以前から気になっていた 51S-1 不具合を修理しました。

V7 ; IF の 6BA6 の ソケット の接触不良です。

時々、空電か?と勘違いするような雑音があります。

原因は V7 の ソケット で、真空管を触ると雑音が再現します。

歯間 ブラシ を使って、ソケット の洗浄、ソケット を狭めるなどの応急処置も限界です。

↑ 左が取り外した後の ソケット、 ↑ 右は交換に使った MIL 規格 陶磁器製 ソケット と同等品

 

しかし作業は大変でした。

まず ↓ 交換前の画像です。中央の丸い 焦げ茶色 の部品が不良 ソケット です。

3 個の 肌色 のセラッミック・コンデンサー は、私が2年前に交換したので奇麗です。( いつもの自画自賛 )

しかし、ソケット は熱疲労?で ガタガタ です。

まず交換する ソケット の付近を見て実態配線図を書き、それを回路図と照合して間違いが無いか確認します。

その後、部品を取り外し、そして新しい ソケット と部品の取り付け。

↑ 交換後の画像、白っぽく見えるのが交換した陶磁器製の ソケット です。

 

ついでに熱疲労したような ソリッド 抵抗も新品へ交換しました。( 画像の青っぽい抵抗器 )

最後に、回路図と睨めっこして、配線に間違いがないことを確認!

火を入れました、真空管を少し触って動かしても接触不良の雑音は出ません。

 

丁度夕方なので ブラジル からの放送 5990kHz R. Senado を 303WA-2 アンテナ と RPA-1 プリアンプ 経由で聴いてみました。

こりん星 から来た 51S-1 には癒されます。


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