国際標準の英会話学習法 (英語で)ハイヒールを履いている女性は私のお母さんよ

2017-11-18 11:27:02 | 国際標準の英会話学習法

【国際標準の英会話学習法Lank-1-18

以上方位語(方位副詞・前置詞+名詞)の叙述用法について述べてきた。
onとかoffなど、もう少し述べたいが、いつまでもこれらについて述べる余裕はない。特に当オンライン受講の方は,ぜひとも副教材となっている電子書籍「Two Word Verbsこそ英語の心一週間で頭にしみ込むイディオム」をお読みください。
特にこの本では前半にbe動詞系列、後半に一般動詞系列への表現展開へと進化する英語発想について述べてるのが特色ださい。
例えば,be upがあればget upに、あるいはget me upなどに展開したり、be on a diet.がgo on a dietに展開するということだ。

そして今回,かつてとりあげたことがある.方位語(方位副詞・前置詞+名詞)の限定用法について述べることにする.

限定表現として使う
方位語とは、方位副詞と前置詞のことだが、方位語フレーズ(単独の場合もある)にも限定表現と叙述表現(VC感覚)がある。
まず、左と右の文を比べてください。左は具体的な位置関係を表す方位語フレーズの叙述的な表現であり、右はそれを抽象化した表現あり限定表現ということだ。

(叙述的表現・具体表現)    (限定表現・抽象化表現)
The woman is here.      → the woman here
その女性はここにいる       ここにいる女性
The woman is over there.   → the woman over there
その女性はあそこにいる      あそにいる女性
The woman is in high heels. → the woman in high heels
その女性は ハイヒールを履いている ハイヒールを履いている女性
The girls are with brown hair. → the girls with brown hair
その女の子は達は茶髪だ      茶髪の女性たち

すでに学んだ形容詞のThe girls are pretty.とかThe girl are pretty girls.などの表現は原則として日本語の語順と変わらない。但しsomething new(何か新しいもの)などがある。

主題をポンと提示しそれを飾る英語発想
形容詞など同じ限定用法だが、以上のように単語一つではなく、フレーズとなる場合は主題をポンと提示し、それをフレーズで飾ることになる。これが形容詞と異なるところだ。例えば、the womanと提示し、それをhereやover thereというフレーズが飾るといった具合だ。私はこれを「ことばの抽象化」と呼んでいる。
例えば,こうだ。
  There were the man with brown hair over there.
  あそこに 茶髪の男性がいるよ
  Look at that man with brown hair over there.
  あこにいる茶髪の男性をご覧よ
  That man with brown hairover there is my father.
  あそにいる茶髪の男性は私のお父さんよ
  Who is that man with brown hairover there?
  あそにいる茶髪の男性は誰なの?

どうしてこんな語順になるか?説明は簡単だ。日本語の語順にしたら意味がわからなくなるからだ。
the brown hair man over there
日本の英語教育ではこれを「後置修飾」などと教えているが、これは「〜したとろの」と訳す英文読解の説明でしかない。
日本人だと,the woman hereとかthe woman in high heelsなどと暗記できないのか?

これらの文例や詳しい説明は、今回の表現の「勘どころ」に続く。

私が指摘し続けていることは、学習時間に応じて英語の語彙が言葉として蓄積する学習をすべきだというとだ。
これが国際標準の英会話学習法なのだ。

ファンクションメソッドでは、補語のタイプを7つにわけている。
 (1) 補語が形容詞(語)
 (2) 補語が名詞
 (3) 補語が方位副詞
 (4) 補語が前置詞+名詞
 (5) 補語がto+原形動詞フレーズ(be going toなど)
 (6) 補語がing形動詞フレーズ (進行形)
 (7) 補語がed形動詞フレーズ (受身形)

文例を省略しています.ご了承ください.
[英会話発想トレーニング 表現の枠組み] 方位語の叙述表現
[基本4時制の展開]be動詞系列の展開

[1] 現在形動詞フレーズ (現在の状態を表す) ※現在形
  (1) That man with brown hair is my father.
    あの茶髪の男性は私のお父さんよ
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の状態を表す) ※過去形
  (1) That man with brown hair was my father.
    あの茶髪の男性は私のお父さんだったよ
[3] 未来形動詞フレーズ (未来の状態を表す) 「未来形
  (5) That man with brown hair may be your father.※以下「情緒表現
    あの茶髪の男性はあなたのお父さんかも
  (10) That man with brown hair seems to be your father.※「類推」
    あの茶髪の男性はあなたのお父さんのようよ
  (11) That man with brown hair seemed to be your father.
    あの茶髪の男性はあなたのお父さんのようだったよ
[4] ing形動詞フレーズ (未来の状態を表す) 
 進行形は無し
[5] 現在完了形フレーズ (過去を背負った現在の状態・付帯状況を表す) ※現在完了
  (1) That man with brown hairhas been my father since last year.
    あの茶髪の男性は昨年からずっと私のお父さんよ 「継続用法」
  (2) That man with brown hairhas ever been my father.「経験用法」
    
あの茶髪の男性はかつて私のお父さんだったよ

[be動詞フレーズ5段活用】
 
be my father 「私のお父さんです」

=============================
 (1) (am, is)my father 現在形動詞フレーズ 
 (2) (were) my father  過去形動詞フレーズ
 (3) be my father    原形動詞フレーズ
   ※助動詞、to不定詞で使われる。
 (4) being my father   ing形動詞フレーズ
   ※分詞構文、動名詞で使われる。
 (5) beenmy father   ed形動詞フレーズ 
   ※完了形で使われる。 
=============================

○今回の表現の「勘どころ」

[英会話発想トレーニング 表現の枠組み]は、単にとりあげた文例を丸暗記するべきだと言うことではない。この枠組みを使って以下にあげたフレーズを展開表現をしてほしい。

○方位語withを使った限定表現の例
a man with long hair 長い髪の毛をした男性
強い意志を持った男性
丸顔の男性
常識を持った男性
非常識な男性
メガネをかけている男性
ミルクと砂糖入りのコーヒー
ミルクと砂糖無しのコーヒー
May I have coffee with cream and sugar?
ミルクと砂糖入りのコーヒーをください

○方位語inを使った限定表現の例
喪服を着ている女性
盛装をした女性
スリッパーをはいている女性
ボロをまとった女性

The woman is from Canada. → the woman from Canada

その女性はカナダから来ている カナダから来た女性
その女性は車に乗っている 車に乗っている女性
その女性は右にいる 右にいる女性
その女性は車の後ろにいる 車の後ろにいる女性

 (1) あそこにいる女性たちは私の同僚です
 (2) あなたはあそこにいる女性たちを知っていますか?
 (3) 赤いドレスを着た女性は誰ですか?
 (4) 赤いドレスを着ている女性は私のガールフレンドです
 (5) 彼は赤いドレスを着ている女性と歩いていました

 (6) こちらがカナダから来られた女性です。
 (7) カナダから来られた女性があそこにおらます。
 (8) カナダから来られた女性が私の女房です

● さまざまな方位副詞とその本質的な意味
 
here 「ここに」、there 「そこに」、home「家で」about「周囲」
 around 「円周」、
away 「離脱状態」、off「急速離脱」、back 「後退」 
 in 「範囲内」
out 「範囲外」 on「密着・継続」、 over 「覆う」
 through 「貫通」、up 「上方・成し遂げ」、
down「下方」

● さまざまな前置詞の例とその本質的な意味

 over there「あそこ」around here「この辺り」、near here「この近くで」
 on 「密着・継続」from「起点」 to「到達点」、of「属性」、
on 「密着・継続」
 
in 「範囲内」、
with「付帯」、 under「真下」、above「超越」
 before「前」、
after 「後」、 for「対象・目的」、 against 「対抗」
 
at「一点」、、behind「背後」

【世界水準の英会話学習法[製品版]をご覧できる2つの方法】
●ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座の副教材として閲覧

受講者の方には専用ブログのIDとpasswordをお知らせします。ブログには記事がアーカイブとして蓄積しているので期間・期限を問わず学習が可能!専用ブログは、So-Netブログを使用。
ファンクションメソッド研究会カートで購入(登録)税込 8,500円

ペ イバルによるMasterCard, VISA, American Express, JCBのカード決済システムを導入
しました。銀行郵貯振り込み可能ダウンロード販売

DL Marketで購入(登録) 税込 9.612円
●国際水準の英会話学習法定期購読マガジン(HTML・PDF版)で閲覧
DL Marketにて購入(登録)
税込 月額1,296円



[当研究会からのお知らせ]

当研究会からのお知らせ
 
ファンクションメソッド英語研究会
ファンクションメソッドオンライン講座
ファンクションメソッド英語研究会カート
dlmarketカート


最新の画像もっと見る