のぶさんの花便り

デジカメと花に夢中な《のぶさん》ですが
これからは、風景やスナップにチャレンジ

花図鑑 ア行 その9

2021年09月01日 03時03分49秒 | 写真

 
アリッサムの名前で流通する植物には、じつはアレチナズナ(アリッサム)属以外の植物が多くあり、アリッサムやスイートアリッサムとして最も
多く流通するのは白、ピンク、紫色、赤茶色、クリーム色などの花を咲かせるロブラリア・マリティマです。

正真正銘のアリッサムの一つとしては、明るい黄色の花を咲かせるアリッサム・モンタナムが知られており、ロックガーデンに適します。同じく
明るい黄色の花を咲かせ、モンタナム種よりも少し立ち上がって育つ植物に、アウリニア・サクサティリスがあり、以前はアレチナズナ(アリッサ
ム)属に分類されていました。

また、白から薄ピンクの花を咲かせるアリッサム・スピノサムも、ごくまれに流通します。なお、本種はプティロトリクム属とされることもあります。
2006.12.21  みんなの趣味の園芸 NHK出版 (shuminoengei.jp)より抜粋

 
アルカネットはムラサキ科ウシノシタグサ属の栽培種。アンチューサとも呼ばれる。写真は原産地の野生種。
2年草又は多年草。主根は強い。高さ30~80㎝。茎には粗い毛がある。花は放射相称、花冠は車形~鐘形、幅8~12㎜、初め赤色、後に暗
紫色、融合し、5裂。花冠筒部は咢より長く、真っすぐ、口部に大きな白色の突起をもつ。咢は融合し、鐘形、中間~ほとんど基部まで5裂し、
密に毛がある。咢片は狭三角形、鋭く尖る。雄しべは5個。雌しべ群は融合し、花柱が1本。花序はサソリ形集散花序。全ての花は基部に葉が
ある。葉は互生し、葉柄があり、葉柄に翼がある。茎葉は葉柄が無く、広く茎につく。葉身は楕円形、有毛、全縁~波状縁。果実は4分離果。
分果は楕円形、斜め、褐色表面が顆粒状、長さ約4㎜。
花期は6~8月。  2005.05.02 撮影  三河の植物観察 (mikawanoyasou.org)より抜粋

 
アルストロメリアは花束やフラワーアレンジに多く利用されます。花色が豊富で、色鮮やかなものからパステル調やシックな感じのものまで、
多彩でエキゾチックな花です。花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、これが大きな特徴で、6枚の花弁のうち、外側の3枚は丸みがあっ
て大きく、単色または複色、内側の3枚のうち上の2枚は特にこの縞模様がはっきりしています。ただし、縞模様がないものもあり、これをスポ
ットレスと呼びます。葉はつけ根のところで180度ねじれていて、裏面が上になります。  
2007.02.03 撮影  みんなの趣味の園芸 NHK出版 (shuminoengei.jp)より抜粋

 
アルメリアは、細長い茎の先端に丸いボール状に花が咲き、かんざしのような個性的な姿が魅力です。常緑性で細長い葉がこんもりと密に
茂り、その間から多数の花が次々と伸びて咲きます。春の花壇やコンテナを彩る花として多く利用されています。

アルメリア属には50種ほどがあり、低地の海岸の岩場から2000m以上の高山まで分布し、草丈もさまざまです。最も一般的なのはアルメリア
・マリチマで、園芸品種も多く育成されています。高性のシュードアルメリア種は葉も大きく大輪でボリュームがあり、切り花としても利用され
ます。小型のジュニペリフォリア種は、山野草として栽培され、ロックガーデンやトラフに向きます。 
2007.04.10 撮影   みんなの趣味の園芸 NHK出版 (shuminoengei.jp)より抜粋

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