アリウム・ギンガチウムは、巨大な紫紅色の球形の花をつける代表的な品種で、見る者を圧倒するほどです。
小花が2000個ほど集まり、直径20㎝の花序を作ります。立体的な花壇作りに重要でよく似合います。
(港の見える丘公園 : 神奈川県横浜市 2014.05.22 撮影)
フクシアは、花は枝先の節から1~数個垂れ下がって咲き,萼は先が4裂,開出あるいは反曲して大きく,花弁
のように見え,花弁は萼よりも小さく4枚で,幅広く重なり合う。8本の長いおしべと1本の長いめしべが目だつ。
花色と花形は豊富です。ヒトツバタゴは、別名をナンジャモンジャといった面白い名前があります。
(京成バラ園 : 千葉県八千代市 2014.05.12 撮影)
ベニバナトチノキ(紅花栃の木)は、米国原産のアカバナトチノキと欧州原産のセイヨウトチノキ(フランス語名
:マロニエ)の交配種です。落葉の高木で高さ10mほど、幹径1mほどになります。
花は、初夏に咲き、高さ15~25cmほどもある大型の円錐形の花序を枝上にほぼ直立させて、径1.5cmほど
の淡紅色~紅色の4弁花を多数つけます。
(京成バラ園 : 千葉県八千代市 2014.05.12 撮影)
バラ園の奥に自然風の庭園があります。四季折々の草花や花木が一年中咲いています。
ゆるやかに流れる小川と池があり、早朝であれば水鳥の姿を見る事もできます。池には水生植物のスイレンや
湿生植物のキショウブ(黄菖蒲)などが彩りを添え、噴水の音が静かな空間を 創り出しています。
(京成バラ園 : 千葉県八千代市 2014.05.12 撮影)
長い連載も今回で終わります。拙い春バラをご鑑賞いただきありがとうございました。
(京成バラ園 : 千葉県八千代市 2014.05.12 撮影)